とことこ

コーヒーとお散歩が好きな銀行員☕️ 図書館・本・本棚・銭湯・サウナ ・宇宙・建築物・美術館・喫茶店・お笑い・ラジオ・落語・講談

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最近の記事

中国系マッサージ店最強説

たくさん働いた週末や、長期のお休みの最終日、私はよくマッサージへ行く。 しっかりした整体で歪みを正してもらうのも、アロマ香る空間でゆったりリラックスしながら施術を受けるのもどちらも大好きだ。 いつかの金曜日、その週は本当に忙しくて、精神もすり減らしており、私はどうしてもマッサージへ行って自分を解放したかった。 第一候補の整体のお店は予約が満員、リラクゼーションのためにいつも行くところもその日はあいにく満員。 ただ、どうしても私はマッサージを受けたい。 このまま帰って眠

    • もののけ姫を観た

      今、昔のジブリ作品を映画館で観ることができる。 SNS上でもののけ姫の考察を語る投稿をいくつか目にして、無性に観たくなった。 ド平日の午後14時、遅めのお昼をオフィスで食べながら、スマホで近くの映画館の上映スケジュールを探す。 私はこういう時、すごく運がいい。 観たい!と思ったその日にだいたいちょうどいいスケジュールと出くわす。 (映画館側が私のような顧客をターゲティングしてスケジュールを決めていたとしたら、それはもう天晴れとしか言いようがない) 18:35上映、オフ

      • 最近のこと

        気付けば1年ぶりの投稿となった。 下書きを見ると2か月に1回くらい、何かを書きかけているが最後に思いとどまって投稿には至っていなかったようだ。 過去の自分の投稿を読んで、今の自分との変化を記しておく。 ①仕事 転職をして1年ちょっと経った。今でこそ社員数は多いが、創業時のベンチャーマインドを今も維持していて、個人に与えられた裁量が大きく、肩書ではなく、その主張が論理的に正しいか、数字で示されているかが判断基準とされる公平な組織だ。 それゆえに私は戸惑った。 今まで

        • ふと思い出す景色①

          小学生の頃、2年に1度くらい芸術鑑賞会という行事があった。5〜6時間目を使って、みんなで外部の団体のパフォーマンスを鑑賞する。 4年生ぐらいだったかな。 アフリカ系の外国人20人ぐらいがゴミ箱とかたらいをひっくり返して楽器に見立て、日本にはないリズムの音楽を披露してくれた時があった。 パフォーマンスが終わった直後、当然のようにみんな拍手をしてその場は終わったが、その日の帰りの会で先生がこう言った。 「今日みんなの様子を見てて、すごく良かったことがあるので共有したいと思う

          ありのまま

          合宿なんていつぶりだろう。 都心を離れて、みんなで練習して、みんなでご飯を食べ、お風呂に入って、宴会をして寝る。 練習時間だけでみれば、きっと普段の週末にも同じことは出来る。 でも合宿で練習外の時間を共有することで、確実にチーム内で「何か」が芽生える。個人的には技術的な話よりも、それを芽生えさせることが合宿をやる意味だと思っている。 今回たった2日間だったが、気付いたことがたくさんあった。 ・自分は意外と一人前のご飯が食べられる(心身ともに不調なときは会食恐怖症の症状が

          ありのまま

          今後忘れないために

          これはただの備忘録。 今日は友人の結婚式だった。 家族の温かさを感じる、とてもいい式だった。 最近の自分は、仕事を変えたり、一人暮らしの準備を始めたりと何かと慌ただしく過ごしていた。 ずーーっと続いていた悩み(仕事と親)にようやく解決の糸口が見え、水中で足に藻がからまってゴボゴボ溺れそうになっていたところから、ようやく水面に顔を出して新鮮な空気を思い切り吸い込めた、そんな瞬間だった。 その日の夜、夢に父が出てきた。 父は私が一人暮らしを始めたアパートの階段をあがった

          今後忘れないために

          世間を斜めにみる母

          うちの母親はちょっと歪んでいる。 正義感が強く、公共の場のルールには異常に厳しい。幼い頃は私の友達であろうと平気で注意する母を見て、おいおい勘弁してくれよと思っていた。 新しいものが苦手で(というかほとんど嫌っていて)、自分の体験してきたこと、信じている価値観に合わない考えは否定する。 本人は、自分は寛容でどんなことでもポジティブに捉えられると信じているが、実際にはかなり視野が狭く、マイノリティなものはだいたい拒絶する傾向にある。 私の大好きな友人に同性愛者の子がいる

          世間を斜めにみる母

          方向音痴じゃなくなった私と新たな悩み

          私はずっと自分が方向音痴だと思っていた。 旅先とかでパンフレット(紙の地図)を渡されても、その紙のどっちを上にして見たらいいのかわからなかった。 適当に歩き出してみるとこういうのはだいたいはずれるもんで、しばらく進んでから大きな目印となる建物が目に入り、地図と付き合わせて全然見当違いの方向に向かっていることに気付く。あぁ、これが方向音痴って言うんだろうなと思っていた。 でも、私は今自分が方向音痴じゃないと自信を持って言えるし、何人かで出かける時は自分が地図係になるくらいだ

          方向音痴じゃなくなった私と新たな悩み

          繋がり、辿り、父を想う

          数年前に他界した父は300冊を越える本を所有していた。 家も引っ越すことになったため、さすがに全部は持っていけず大半は処分してしまった。その中から、直感でいずれ自分が読むかもしれないと思った本を20冊くらい手元にのこした。 当時学生だった自分でも知っているような有名なビジネス書、資産運用に関する本、ビックデータ関連、社会人に疲れた時に読むメンタルケアの本。 仕事人間だった父は、親族が集まる場で「会社にいきたくないと思った日はない」と飄々と言い周囲を驚かせ、休みの日にも競

          繋がり、辿り、父を想う

          人生の先輩方、どうか私にアドバイスをください

          大学を卒業し、新卒で企業へ就職してからはや数年。 私はわからなくなってしまった。 みんな、何のために働いているの? この手のnoteとかSNS、ネット上の記事はたくさんあって、答えを求める私はあらゆる記事を読み漁った。 ざっくり言うと、働く意味については2パターンにわかれると思う。 ①仕事は生活費を稼ぐための手段であって、プライベートとは切り離したい ②何か世の中で成し遂げたいことがあって、それを叶える手段としてビジネスに携わっている どっちが正解とか、偉いって

          人生の先輩方、どうか私にアドバイスをください

          しっかり、自分の目で

          2019年になった。 カウントダウンが迫る年末より、年が明けてテレビからアナウンサーの「あけましておめでとうごさいます!」の明るい声が聞こえ始める頃のほうが好きだ。 年末はなぜか、今年やり残した色んなことに背中をひっぱられるような後ろめたさを感じてしまうから。 さてさて、今年も無事にその一線を乗り越えたわけなので、前向きに決意をしたためておこうと思う。 細かい数値目標を置くと挫折しちゃうので、ふんわりと。 ・本を読む ・美術館に行く ・国内を旅する ・英会話をはじめ

          しっかり、自分の目で

          誰かに会いたいと思ったら、すぐに会ったほうがいい

          もう今年も終わろうとしている12月30日。 今日、中学時代の友人に久しぶりに再会した。 クラスはバラバラだが部活が一緒だった仲良し4人組で、中学時代のかなりの時間を一緒に過ごした。 毎日会っても話が尽きなくて、いくらでも一緒にいられると思った。 でも高校にあがるとき、私たちはそれぞれ違う道へ進んだ。仲がいいとはいえ学力には差があるから当たり前っちゃ当たり前だ。 それからはお互い地元でなんとなく存在は認識していたが、きちんと会うことはなくて気が付けば卒業から9年近くが

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          君はなんのためにいるの?

          と常に問われているような毎日。 やらなきゃいけないことは明確だ。毎月末に集計される個人項目のところに、ノルマ以上の数字を計上すればいい。 簡単なお仕事だ。 目をぎゅっと閉じて、途中でぶつかっちゃう人とか物とかに気付かないふりして真っ直ぐ走り続ければ、そこには辿り着ける。 でも未熟な自分は目をうっすら開けちゃうし、ぶつかった人にごめんごめんと言ってしまう。 責められても辛いが、かばわれても辛い。 今日の私は強く押されたらすぐに潰れる。 ひとつ納得いかないことがあっ

          君はなんのためにいるの?

          一歩踏み出す勇気

          毎週日曜に、ミライ☆モンスターという番組をやっている。 今スポーツ界で名を馳せている若い世代の子に密着し、練習風景や大会の様子、競技を通して抱く感情、葛藤などを描く。 近頃、私はこの番組をみると涙がとまらない。 子供が一生懸命頑張っていることに対する母性的なやつなのか、画面の向こうにいる人が自分とは圧倒的に違う何かを持っていることへの嫉妬、悔しさなのか。湧いてくる涙の根源に何があるのかはわからない。 この番組は、その時の大会で優勝して次回への抱負を語る子もいれば、悔し

          一歩踏み出す勇気

          仕事に全力な大人はかっこいい

          「仕事が好きだ」というと私の会社では変な目で見られる。 仕事は生活費を稼ぐために嫌々やるものであって、平日は土日を迎えるまでの消化試合。営業成績?無理無理。疲れた。早く帰りたい。 上司は無能、部下は何にもわかってないゆとりちゃん。そりゃ、わかりあえるわけがない。 出世に興味はありません。波風立てず平和にね。 デジャヴのような先月から進展のない月例会議。先月それでダメだったでしょうよ、なぜまた繰り返す。来月の予行練習かい。 人は弱いもので、多数派の意見にすぐ飲まれてし

          仕事に全力な大人はかっこいい

          ボヘミアン・ラプソディーを観た

          とても真っ直ぐな映画だった。 Queenのフレディ・マーキュリーを主人公にして彼の生き様を描いた作品だが、音楽に対する想いだけでなく、一人の人間として何を取捨選択して生きていくか孤独と葛藤の中で苦しみながらも前に進む過程が描かれている。 映画を見終えた後、天国で微笑むマーキュリーに「で、お前は何がしたいんだ?」と問われているような気がした。 本作のテーマとはずれるが、今作で特に印象的だったのは、登場人物が失敗をしてもそれを反省し周囲に許されさえすればまたやり直せることだ

          ボヘミアン・ラプソディーを観た