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仕事をやるうえで重要だと感じたこと
今は絶賛育休中だけど、去年の3月まで某ゲーム会社で法務事務で派遣として働いていた。
産休入る直前まで、周りから「産休まであと〇日じゃないですか、あまりにも寂しすぎ」「マジで居なくならないで」と言われていたから、派遣として役に立っていたと思うし、好かれていたんだなと思う。
なんなら入社してから数回くらいしかやり取りしてない営業さんからも「ふささんが居なくなるの本当に寂しいです」とまで言ってもらった。
ありがたいことだ。
ただ、恥ずかしい話……わたしは自分から進んで意見を出すような人ではないし、取り立ててリーダーシップがあるわけでもない。
どちらかと言えば陰からみんなを支える、いわば縁の下の力持ちタイプだと思う。(それはそれで重要だけども)
今までいろんな会社で派遣なり正社員なりで働いてきたけど、こんなに必要とされることは少なかったし、どこもアッサリしたお別れだった。
それがなぜこんなに惜しまれるようになったのか?
この会社でだけ何か変わったことしてたっけ?と考えたとき、はたと気付いたことがひとつ。
圧倒的コミュニケーション量と雑談量だ……!
会社では主にslackとGoogleMEETというツールを使っていた。
週4日リモート業務であったにもかかわらず、その2つのツールを使って周りの人と仕事の日は毎日連絡を取り合っていた。
もちろん大半は仕事内容やら業務連絡やら新しい情報の共有、営業担当さんへの軽い内容確認DMやらではあるのだけど、同僚のMさんとFさんとわたしだけのslackルームではゲームやコンビニスイーツの話とか好きな配信者の話とか、仕事上のちょっとした愚痴なんかもいろいろ話した。
「Aさんは細かく説明しないと、うまく理解してくれないですよ!」「Bさんは仕事出来すぎるよね」という情報交換なんかもできた。
それに上司が作ってくれた専用のGoogleMEET部屋(GoogleMEETは1度部屋のアドレスを作れば、継続でそのアドレスを使えるという便利すぎるツール)では常に誰かしらが居たから、わからないことがあれはすぐに聞けた。
主に仕事で行き詰ったときとか確認してもらいに行く場だったけど、雑談もたくさんした。
上司やら周りの人の好きなものや趣味を知ることができ、わたしの好きなものを知ってもらえる貴重な場だった。
「今のところ仕事で問題はないんですけど、家にひとりで寂しくなったんで来ちゃいました」と言ったときも「この部屋に来る理由はそういうのでいいんだよ、そういうので」と返してもらえて嬉しかった。
あえて雑談とか、仕事に関係ないことをちょくちょく話すことで、仕事のやりやすさがグンとあがったように感じる。
時間や能力が足りなくて自分じゃ出来ないこと、手が回らないからやってほしいことを頼みやすくなった気がする。
ひとりでクールにお仕事ができるだけでも駄目なんだな……と、心底思った。
くだらない雑談やコミュニケーションって、仕事上の人間関係でも本当に大切!
わたしが産休育休に入る前もリモートでランチ会開いてくれて、長期休暇に入るのをこれでもかと惜しんでくれた。
最終出社日もリモート業務だったけど先に言ってたGoogleMEETの部屋を退出するのが名残惜しかったし、なんならかなり泣いた。
ひとりで黙々と仕事やってたら、こんなこと無かったかもしれない。
「ふささんは仕事が出来る人だったね」だけで終わってたかもしれない。
そうそう、わたしは派遣会社の社員だから、長期休暇に入ると1度そこの派遣先会社では退職扱いになっちゃうんですね。
これ、正規雇用じゃない民のつらいとこね。
今まで勤めた会社の中でも段違いで居心地良かったんだけど、ここに戻れるか正直なところ微妙……わからない……!
でも周りの人からは「待ってます!」「絶対に戻ってきてくださいね!」と力強く言ってもらえたし、派遣元の営業担当さんやゲーム会社の人事さんにものすっごいアピールしたから戻れる可能性はきっとゼロじゃない……はず。
来年の春ここに絶対戻るぞ!
…なんて、今までこんな風に思うことも無かったんだよな。
本当に、ありがたいことに気付かせてもらえた。
ちなみにここの職場の人とはLINEでも繋がっていて、slackほどじゃないにしろちょくちょく連絡を取り合っている。
出産報告もさせてもらったら、みんなからお祝いの言葉をいただいた。
こんなありがたいことあるかい……!