ミスチル・CANDYと思い出
自分の中で、恋と呼べるものを3回ほどしたことがある。その中で1番最近のものは、浪人生の頃のものだ。私が当時好きになった子は、頭が良くて、優しくて、ジェントルマンで、他の男の子たちにはないものを持っていた。特に英語の発音が綺麗すぎて、その子が授業中に発音するたびにキュンとしていた。予備校に通い出してすぐにその子のことを好きになったので、約1年間片想いをしていたことになる。(一時期はその子も私のことを気になっていた時期があったようだが、特に何も起こらなかった。笑)
予備校生活を終えて、その子と会わなくってすぐにミスチルのCANDYという曲を知った。失恋ソングであるこの曲(とその曲調)と私の心情がリンクした。歌詞の描写と私の経験が全面的に合致していたというわけではないが、あのなんとも言えない未練がましい独特のメロディーとか、会いたい思いとかそういうものがぴったりきて心に染みたのだ。この曲を聴くのは決まって夕方から夜にかけてだったこともあり、"ふと夕暮れに孤独が爆発する"という表現にも共感した。
今でもCANDYを聴くと、あの子のことを思い出す。あの頃の思い出は、傷つけたくない良きものとして、その曲とともに私の中で大切に保存されている。今、彼はどこで何をしているのだろう。
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