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【アシスタント編】察する力
「アシスタント」と聞いて皆さんは何を連想しますか?
・司会者の横でニコニコしている姿
・番組制作で馬車馬のように働く姿
・マンガ家のお手伝いとして働く姿
・ドライバーの助手席に乗り安全確認や荷降ろしを手伝う姿
etc…様々な姿が想像されますよね
全てが「補佐・補助者」なはずです
ライブ配信においてはどうでしょう?
プラットフォーム毎に、モデレーターやガーディアンやアシスタント…
呼び名は違えど、ライバーを補佐する存在です。
Pocochaで説明をしますが…
・アシスタントとは何ぞや?
・どうライバーを補佐したらいいの?
そんな疑問もあることでしょう🤔
それは、ライバーが
・どんな配信をしたいのか?
・補佐として何を望むか?
によって大きく違います。
極端な例をいつくか挙げますが…
・ランク帯を維持(アップ)する為に締め時間前にガンガン投げられる人
・話題が乏しい時に話題を提供してくれる人
・枠の空気が悪い時にギアチェンジをしてくれる人
・リスナーを上手く纏めてくれる人
・配信の構成や企画を一緒に考えてくれる人
etc…ライバーが望む事をするのがアシスタントです。
Pocochaで多く見られる勘違いアシスタントとして
・教えたがりオジサン
・アシマーク欲しいだけオジサン
・俺の言う事をきいてればイイんだオジサン
・俺〇帯のアシスタントをやってたよオジサン
・ライバーが望んでもないのにアシスタントやりたがりオジサン
上記のような勘違いアシスタントが何故に生まれるのでしょうか?
アシスタント=ライバーと親しい特別なリスナー
と勘違いをし、アシスタントをやりたがる人が居るからです。
そして、ろくにシッカリとした打ち合わせもしないままに「じゃお願いね」と安易にアシスタントにしてしまうライバーが居るからです。
御新規配信やお忍び配信をお手伝いする臨時アシスタントは別して
・常設アシスタントはリスナーではない!
・ライバーのビジネスパートナーである!
ぐらいに思えないとアシスタントは務まりません。
ライバーとは「ライブ配信がお仕事」の個人事業主です。
アシスタントとは、その個人事業主のビジネスパートナーなのです。
時間を使い、費用を使い、ライバーを支える…
無給ボランティアの究極なビジネスパートナーです。
もし貴方が何らかの事業を始めるとして
・どんな人か解らない人
・有言不実行な人
・一緒に事業拡大を目指す気持ちが感じられない人
つまりは「信頼出来ない人」をビジネスパートナーにしますか?
するはずもないですよね?
「信頼出来るアシスタント」となる為には?
・ライバーの作りたい枠を理解する
・ライバーの意志を尊重し配信中に否定しない
・初見リスナーを枠に馴染みやすくする
・ライバーとリスナーのクッション材になる
最低でも上記は必須です。
・リスナーにアイテムを投げて楽しむ枠だと認識させる
・枠の空気感を変えるアイテムの使い方をする
・メーターを予測し調整する
上記の3項目はライバーの方針次第では必要です。
【ライバーの作りたい枠を理解する】
これは、そのまんまなのですが💦
極端な例として…
・ライバーが癒しの空間を作りたいのに、アシスタントが率先してバカ騒ぎしたら変ですよね?
・ライバーが真面目に語りたいのに、アシスタントが茶化してばかりでは変ですよね?
ライバーが作りたい枠の雰囲気を理解し、それに沿った言動が必要です。
【ライバーの意志を尊重し配信中に否定しない】
・ライバーがイベントを頑張りたい!と言ってるのに、冗談でも「キツイなw」と発言したり
・ライバーがメーターを狙いたい!と言っているのに、「諦めたら?」などと発言したり
ネガティブ発言はライバーの頑張る意欲を削ぐばかりか、周りのリスナーにも悪影響です。
【初見リスナーを枠に馴染みやすくする】
とある高ランク帯ライバーが教えてくれた事例として
・初見リスナーは二学期の転校生
というのがあります。
古参や馴染みリスナーで枠の会話が成り立っている状態の時や、ライバーが他のリスナーへの応対に追われている時も多々あります。
そんな時の初見リスナーは輪に入りにくいものです。
初見リスナーのアイコンを見たりプロフを読んで、初見リスナーが話やすそうな話題を投げかけて会話しやすい環境を作りましょう!
アシスタント自身が知ってる内容なら「○○に興味あるんですか?私もです!」とスムーズに会話が出来るでしょうし、知らない内容なら「○○って何ですか?教えて欲しいです!」と素直に聞いてみれば会話になります。
人として自身が興味ある事に関心を持ち、教えて欲しいと言われて気分を害する人は稀でしょう。
【ライバーとリスナーのクッション材になる】
リスナーの中にはライバーを応援する気持ちを素直に表現できないシャイなリスナーも居ます。
そういう場合に、ライバーとリスナーの間を取り持つようにコメントやアイテムでリスナーの気持ちを引き出すのです。
これはリスナーとの関係がある程度以上に築けてから出来る事なので、まずはリスナーとの関係構築に注力しましょう。
【リスナーにアイテムを投げて楽しむ枠だと認識させる】
アイテムが飛ばない状態が続くと、リスナー全体でアイテムを投げなくなる傾向になります。
そんな時に小さなアイテムを投げる事で、アイテムが飛ぶ雰囲気を作ります。
・いらっしゃい
・おかえり
・それな
・わかる
等々、挨拶アイテムや相づちアイテムを使う事で、リスナーも使ってくれるようになるものです。
小さなアイテムでも数が集まれば大きなアイテムに匹敵します。
【枠の空気感を変えるアイテムの使い方をする】
リスナーにも色んな人が居るので、配信中にライバーが対応に困るような場合もあります。
そんな時は、ある程度以上の大きなアイテムを投げてライバーのリアクションを引き出す事で空気感を変えたり、Pocochaには追いハートや追いキラコメという文化があるので、それを利用して空気感を変えます。
ライバーが対応に困るようなリスナーはアイテムが飛び出すと沈黙するか居なくなる場合が多いです🤣
【メーターを予測し調整する】
ライバーとしてマイナスを取りたいライバーなんて1人も居ません。
しなしながら配信では、ちょっと厳しいな?という状況も多々あります。
そんな時に先陣を切ってアイテムを投げる事でリスナーのアイテムを誘発したり、後少し足りないな?て時に押し込んだりします。
⚠️ここで注意が必要です⚠️
毎回、アシスタントが大量のアイテムを投げたり、遙か遠いメーターを押し込んだりすると…
「どうせアシスタントが投げるだろ」
という空気感になり、リスナーの投げ意欲を削ぐ結果になります。
あくまで「起爆剤」や「調整」である事を念頭に置きましょう。
※たまに大量に投げる分には「アシスタントが頑張っているから自分も!」というリスナーの投げ意欲に繋がるので、塩梅が重要です。
ここまで読んで頂けた読者の方には、もうお解りかとは思いますが…
アシスタントは配信を楽しんでいてはダメなのです。
常にアンテナを張り、ライバーの言動や枠の空気感から、何をするべきなのか?と「察する力」が必要です。
・コメントしたいタイミングで言いたい事を言えない
・投げたいタイミングで投げれない
・投げたくなくてもタイミングによっては投げる
リスナーとしての自由を捨ててライバーに寄り添い、ライバーと共に歩む!
ライバーの成長、枠の成長を楽しむ!
この気持ちを持てなければアシスタントは務まりません。
正直、アシスタントは激務です💦
数人のアシスタントで分担するのもアリでしょう
アシスタントの言動ひとつで…
「ライバーは悪くないけど、あのアシスタントが嫌だから枠に行かない!」
なんて事にもなりかねません。
頑張っているライバーの足を引っ張るなんて、アシスタントとして愚の骨頂です!!
ライバーと共に枠を運営する立場である事を理解し、言動には注意しましょう。
逆にライバーは、ここまでの気持ちを持って貰える存在にならなければ良いアシスタントには出会えないのです。
・上にあがれたらいいな
・上がれるなら上がりたい
そんな、ゆるふわ系な意識のライバーに、激務をシッカリこなしてくれるアシスタントが付くと思いますか?
ランク帯が上がれば上がるほど、確固たる意識と目標を持ったライバーと、激務をこなすアシスタントがいる枠…いわばビジネスとしてシッカリ組織化している枠を相手に、ゆるふわ系な意識のライバーが勝てるはずもないのです。
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