【弘法大師の行水の池】丸い形の伝説 空海が修行中に、この池で体を清めた際に、岩を背もたれにして座り、その岩が体の熱で温まり、滑らかになった、ポットホール 高知県 室戸岬
「行水の池」は、弘法大師空海ゆかりの伝説が深く根付いた神秘的な場所です。弘法大師空海が、悟りを開いたとされる御厨人窟(みくろど)のすぐそばに位置する行水の池。
空海が修行中に、この池で体を清めた際に、岩を背もたれにして座り、その岩が体の熱で温まり、滑らかになったという伝説が残っています。
行水の池の窪みは、実は自然が作り出したポットホールの一種なのです。ポットホールとは、岩盤にできた丸い穴のことです。
川や波によって小石が渦を巻き、岩盤を削ることで形成されます。まるで岩に掘られた鍋(pot)のような穴であることから、ポットホールと呼ばれています。
行水の池がある室戸岬は、太平洋に面しており、波浪が非常に強い場所です。長年にわたって波が岩盤を削り、ポットホールのような窪みができたと考えられています。
小石の作用: 波によって運ばれた小石が、窪みに溜まり、まるでドリルのように岩盤を削り続けました。
時間をかけて形成: ポットホールは、短期間でできるものではなく、長い年月をかけてゆっくりと形成されます。
行水の池は、弘法大師空海が修行中に体を清めたという伝説が残っていることから、歴史的にも文化的にも特別な場所となっています。
自然と人間の関わり: 自然が作り出したポットホールに、人間の信仰が重なり、聖なる場所として人々に親しまれています。
近くには四国八十八ケ所霊場 最御崎寺(ほつみさきじ)や、日本の灯台50選の室戸岬灯台、弘法大師が悟りを開いた御厨人窟(みくろど)という洞窟があります。
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