秋鹿神社 (松江市内で唯一の式外社) 式外社とは
秋鹿神社は、島根県松江市秋鹿町にある神社です。
出雲国風土記に記載された歴史ある神社で、秋鹿日女命を祀っています。
秋鹿日女命は、大己貴命の火傷を癒したと伝えられています。秋鹿神社は、松江市内で唯一の式外社です。
式外社とは、かつては式内社に指定されていたものの、現在はその指定を受けていない神社のことを指します。
式外社と式内社
式内社とは、延暦式神名帳という古文書に記載された神社のことです。この神名帳は、全国の神社を朝廷が公式に記録したもので、式内社に指定されることは、その神社が朝廷から認められ、重要な位置を占めていたことを意味します。
なぜ式外社になるのか?
式内社は、長い歴史の中で様々な変化を経験してきました。その結果、以下のような理由で式外社となることがあります。
社殿の消失: 火災や自然災害によって社殿が消失し、再建されなかった場合。
鎮守の変更: その地域の鎮守が他の神社に移り、元の神社の重要性が低下した場合。
記録の消失: 歴史的な記録が失われ、式内社であったことを証明できなくなった場合。
式外社の意味
式外社となった神社は、かつての栄光を失ったように思われるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。歴史的な背景や地域の信仰を集めるなど、独自の価値を持つ神社も多く存在します。
秋鹿神社の場合
秋鹿神社が式外社となった具体的な理由は、史料によって異なりますが、上記のような要因が複合的に作用したと考えられます。しかし、出雲国風土記に記載されるなど、歴史的に重要な神社であることは間違いありません。
では~
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