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【株価急落】米国が、中国、カナダ、メキシコに追加関税、日本企業への影響は?



トランプ米大統領は1日(日本時間2日)、カナダとメキシコからの輸入品に25%、中国からの輸入品に10%の追加関税をそれぞれ賦課する大統領令に署名した。実際の関税発効は4日午前0時1分(日本時間同日午後2時1分)。世界のサプライチェーンを塗り替える貿易戦争の幕開けと言えそうだ。https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-02-01/SR0YQ6DWLU6800より

ダウは下落ですが、それほどではありません。

しかし日経平均は急落しました。

なぜ日本企業が影響を受けるのか。

日本企業への影響を考察してみます。

プラスの影響

  • 競合製品の減少: 中国製品の対米輸出が滞れば、米国市場における日本製品の競争優位性が高まる可能性があります。特に、電子機器や自動車部品など、中国製品と競合する分野では、日本企業のシェア拡大のチャンスが生まれます。

  • サプライチェーンの変化: 米国企業が中国からの調達を減らす場合、日本企業が代替のサプライヤーとなる可能性があります。特に、高品質な製品や技術を持つ日本企業にとって、新たなビジネスチャンスが生まれる可能性があります。

  • 米国の対日投資増加: 米国が中国への依存を減らす一方で、日本への関心を高める可能性があります。これにより、米国の対日投資が増加し、日本経済の活性化に繋がる可能性があります。

マイナスの影響

  • 世界経済の減速: 米中間の貿易摩擦が激化すると、世界経済が減速する可能性があります。これは、日本経済にも悪影響を及ぼし、輸出の減少や企業業績の悪化に繋がる可能性があります。

  • サプライチェーンの混乱: 中国からの部品調達が滞る場合、日本企業は代替の調達先を探す必要があります。しかし、代替先の確保には時間やコストがかかる場合があり、生産活動に支障をきたす可能性があります。

  • 米国の保護主義的な動き: 米国が輸入制限を強化する動きが強まると、日本企業も影響を受ける可能性があります。特に、米国市場への依存度が高い企業は、輸出の減少や価格競争の激化に直面する可能性があります。


アメリカに生産拠点がある日本企業も影響を受けるはずです。

自動車産業

  • トヨタ自動車: アメリカ国内に複数の工場を持ち、カムリやRAV4などの人気車種を生産しています。

  • ホンダ: オハイオ州やアラバマ州に生産拠点があり、アコードやシビックなどを製造しています。

  • 日産自動車: テネシー州やミシシッピ州に工場を持ち、アルティマやローグなどを生産しています。

電機産業

  • ソニー: テレビやオーディオ製品などをアメリカ国内で生産しています。

  • パナソニック: 家電製品や自動車部品などをアメリカで製造しています。

その他

  • ブリヂストン: タイヤをアメリカ国内で生産しています。

  • 三菱重工業: 航空機部品や発電設備などをアメリカで製造しています。

  • コマツ: 建設機械をアメリカで生産しています。

  • 旭硝子: ガラス製品をアメリカで製造しています。

  • NTTデータ: ITサービスをアメリカで提供しています。

これらの企業は、アメリカ市場のニーズに応じた製品を現地生産することで、競争力を高めています。また、アメリカ国内に雇用を生み出すことで、地域経済にも貢献しています。

これらの企業以外にも、多く日本企業がアメリカに生産拠点を持ち、様々な製品を製造・販売しています。


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