思考を止める、唯一の方法。
シロクマの実験をご存知でしょうか?
被験者に「これから1分間、シロクマについて考えないでください。」と伝える。
すると、被験者はシロクマについて、考え続けてしまう。
これは「思考しない」ことが難しいことを示す、良い例だ。
頭の中でネガティブな言葉があふれ、止めることができない。そんな悩みを持つ人も多いのではないでしょうか?
ではどうすれば思考を止められるか?
それは、、、
「他のことを言葉にし続けること」。
当たり前のことを言うな!と怒らずにもう少し聞いて頂きたい。
実際に話すのでもいいし、頭の中で話す(念じる)のでもいいです。何か単純な言葉を言葉にし続けている間は、ネガティブな思考はできない。
ただ問題なのは、言葉にし続けることがものすごく難しいことです。
例えば、身体の状態を観察して、念じ続けてみる。
「手を動かしている」とか「呼吸している」とか。
5分続けることも難しいことに気づくと思います。
つまり、「言葉にし続けること」というのは技術なんです。
練習しないとうまくできない。
具体的な練習方法。
まず腹式呼吸を意識してください。
そして、お腹の動きに意識を集中します。
お腹がふくらんだら、「お腹がふくらんでいる」と念じます。
お腹がへこんだら、「お腹がへこんでいる」と念じます。
最初は10分のタイマーをセットして、念じます。
大切なことは、念じ続けることよりも、言葉が止まってしまったことに気づくこと。気づいたら、すぐにまた念じ始める。
これで思考を止める術が身につきます。
さらに集中力も上がります。
ぜひ試してみてください。
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