いつだって母の応援隊こと、娘
当たり前のことだが、私が生まれた時から今日の今日まで、母はずっと私の母である。
だから子どものころというか、わりと数年前まで、私は母を母としてしか見ていなかった。
それが最近になって、母がひとりの人間なのだということを認識するようになった。
いやまぁ母が妖怪でもモンスターでもないというのは知っていたけど。なんというか、ひとりの自立した女性として母を認識するようになった。
それは社会人になって、自分が自分の生き方を自由に決められる存在だと本当の意味で気付いたことがきっかけだったと思う。
自分が母から精神的に自立するようになったことで、母自身をも独立した人間だと感じられるようになったというか。
私たちは生まれてこの方ずっとひとつ屋根の下で暮らしてきて、なんだかんだ仲も良い。
仲が良く近しい存在であるから感覚が鈍るけれど、本来はお互いに独立したひとりの人間なのだ。
これからは母に甘えるのもほどほどに(できるかは不明だけれど)、母の幸せを応援できる娘でありたいと思う。
何が幸せと感じるかは変化し続けるものだと思うから、たった一度きりの人生、心躍る方へ寄り道してみたりしてほしいな。
もう若くないと本人が言えど、まだまだ楽しいことは待っていると思うので。
これまで23年私の味方で居続けてくれてありがとう。
これからもっと母の力強い味方で、そして笑顔の源でいられるように、頑張るのだ。
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