立冬
11/7~11/21頃、二十四節気はり「立冬(りっとう)」でした。
ついに来ましたね、冬⛄️
山茶始開 (つばきはじめてひらく)
11/7~11/11頃
山茶花(さざんか)の花が咲き始める頃です。
「山茶」は「ツバキ」科の植物の総称を意味する漢名です。
ここでは、「山茶花(サザンカ)」のことを指します。
椿は漢字そのまま春の花、山茶花は冬の花ですが、おもしろい違いがありました。
ツバキは小鳥の媒介によって受粉する「鳥媒花」でサザンカが昆虫の媒介によって受粉する「虫媒花」なんだそう。
「鳥媒花」は小鳥が花に頭をつっこんで蜜をすいやすいよう、花や枝が堅固な構造で蜜を多量に分泌します。
「虫媒花」は花が大きく開いており、昆虫を誘うため特有の匂いや蜜を分泌するものが多いようです。
誰のために咲かせているのかを考えて花を観察するという楽しみを知りました。
うちのまわりにはヒヨドリさんが多いので、春先にはお顔を黄色くしていないかよく見てみようと思います。
地始凍 (ちはじめてこおる)
11/12~11/16頃
寒さで大地が凍り始める頃です。
どうやら今年は今のところあたたかいようです。
11/23にかぐらスキー場がオープン予定でしたが、積雪不足で延期になってしまいました。
昨シーズンから始めたスキーなので楽しみにしていたので残念です。
一方で山の上ではだんだんと冬景色に移行しています。
山屋はみんなだいすきライチョウさんはすっかり白いもふもふになっています。かわいいね。
ところで、6月に石井スポーツでバックカントリー用のスキー用品を予約発注したのですが、いまだ入荷連絡がありません。
10月入荷見込みと言っていましたが、果たして……。
金盞香 (きんせんかさく)
11/17~11/21頃
水仙の花が咲き始める頃です。
ここでの「きんせんか」は春に咲くキンセンカではなくスイセンのことを指すそうです。
その昔中国ではスイセンのことを「金盞銀台(きんせんぎんだい)」と呼んでいました。花の中央の黄色い部分を黄金の杯、白い花弁を銀台に例えていたとのことです。
立冬を迎えてから急に冷え込み始めた感じがします。
仕事中足元が冷えるので、パネルヒーターを解禁しました。
冷えるとからだが縮こまり筋肉が緊張しますし、気分の落ち込みにもつながります。
この時期はあたたかく過ごすことがいちばんの養生ですね。
リモートワーク用の冷え対策グッズをブログにまとめましたので、興味のある方はご一読ください。
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