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【手帳で「7つの習慣」②】自分のありたい姿を言語化してみる!

こんにちは。
7歳5歳2歳を育てるフルタイムワーママもふこです。

わたしが愛用している自分軸手帳のユーザーコミュニティ自分軸手帳部で、去年開催された『7つの習慣』サークルの活動に参加し、気づきがとても多かったので、今年も1人で「『7つの習慣』チャレンジ」をやっています。

自分軸手帳についてはこちら↓

「『7つの習慣』チャレンジ」とは、毎月『7つの習慣』の習慣をひとつずつ取り上げて実践し、手帳で振り返るというもの。

2月は第2の習慣、「終わりを思い描くことから始める」にチャレンジしました。
随分経ってしまいましたが笑、そこで気づいたことについて書きます。

第1の習慣チャレンジはこちら↓


第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」

去年取り組んだ7つの習慣の中で一番お気に入りなのがこの第2の習慣です。

日々ドタバタと忙しく過ごす中で、こうなりたいな〜、ああできたらな、と思うことは多いですが、まずありたい姿を定めるところから始めよう、という発想はこれまでのわたしにはなく、目から鱗で新鮮なチャレンジでした。

終わりを思い描くことから始めるというのは、目的地をはっきりさせてから一歩を踏み出すことである。目的地がわかれば、現在いる場所のこともわかるから、正しい方向へ進んでいくことができる。

「完訳7つの習慣 人格主義の回復」
スティーヴン・R・コヴィ キングベアー出版 2013

ふむふむ、なるほど。

書籍では、自分の葬儀を思い描き、参列した人にあなたの人生について何と語ってほしいか、考えてみようというところから始まります。

そんなこと考えたことない!めちゃくちゃ面白い〜!

と思いながら理想の自分の葬儀の場を思い描いてみます。

〜自分の葬儀の場〜
家族や友人が駆けつけてくれて、「お母さんは〇〇だったなぁー」と笑って思い出話をしている。友人と子供たちも知り合いで、みんなで久しぶりに集まって懐かしむ場になっている。私と一緒に旅行したとか苦労を乗り越えたとか、ささやかな笑い話など、みんなでたくさんの楽しい思い出話をしている。みんなの記憶の中の私は明るくて前向きでおしゃれで素敵な人。辛い時は支えてくれた人。…

もふこの葬儀の場面(想像)

そして、「些細なことで我が子にガチギレしている今のわたしではこんなふうに言ってもらうのは到底無理だ…」と気づきます。

こんな葬儀を実現するために、今何をしたらいいんだろうか…!

「すべてのものは二度作られる」

すべてのものは、まず頭の中で創造され、次に実際にかたちあるものとして創造される。第一の創造は知的創造、そして第二の創造は物的創造である。

「完訳7つの習慣 人格主義の回復」
スティーヴン・R・コヴィ キングベアー出版 2013

終わりを思い描く=ゴールを設定し、計画しよう、ということ。
しかもその計画を他者に委ねることなく自分で創造せよ。自分の人生に自らリーダーシップを発揮し、計画を立てることが大事とコーヴィー先生はおっしゃいます。

なるほど、確かに日々の生活や生き方について、自分は本当はどうしたいのか、深く自分を振り返ることはせずに、世の中で良いとされてることに流されて動いてしまいがち…。
自分自身は人生でどうありたいのか、掘り下げて問い、自分の目指すべき姿を思い描いたことなんて新卒の就活以来ありません!

そこで個人のミッション・ステートメントを書くべし、と先生はおっしゃる。

ミッション・ステートメントとな??

ミッション・ステートメントを書く

この部分が、わたしはとってもお気に入りです。

ミッション・ステートメントとは、信条あるいは理念を表明したものである。個人のミッション・ステートメントには、どのような人間になりたいのか(人格)、何をしたいのか(貢献、功績)、そしてそれらの土台となる価値観と原則を書く。

同上

はい、書け!と言われたら困るのですが、フランクリンコヴィージャパンさんがこちら↓を公開されていて、ここに書いてある質問に片っ端から答えていき、ミッション・ステートメントにまとめていきました。

https://www.franklincovey.co.jp/books/info/7htonyo/7htonyo-02.pdf

自分のミッション・ステートメントなんて、永遠に考えていられそうなテーマですが、ここは手帳を使ってやる7つの習慣チャレンジですので、1ヶ月で仕上げるという期限があるのも良いところ。
1日一つの質問に答えていき、自分の価値観を探りました。


マンスリーページに1日一つの質問を書いて答えました。

このワークがなぜ好きかと言うと、「わたしってこんな素敵なこと考えてるんや!」と自己肯定感が上がるから。笑

例えば「なぜ今の仕事をしている?」という問いへの答えを考えて言語化することで、改めて自分の人生における喜びを知ることができるなど、なかなかワクワクする体験なのです。

とはいえ、これらを踏まえてミッションステートメントにまとめ上げるのにはもう一踏ん張り入ります…!

原則中心って何…?

"ミッションステートメントには…価値観と原則を書く"と上記引用にもあり、ミッション・ステートメントを書くには原則も書かなくてはいけないようです。

自分の人生の中心に「原則」を据えれば、人生を支える4つの要素(安定、指針、力、知恵)を伸ばしていくことができ、「この4つが一つにまとまり、調和が取れ、個々の要素が互いを高める状態になっていれば、気高く、バランスが取れ、揺るぎない見事な人格ができる。」ということなんですが、この「原則」がよくわからない。。

 原則は、人類共通の根本的な真理である。人生という布地に美しく、強く、正確に織り込まれる糸である。

同上

自分の内面を深く見つめ、自分が持っている基本のパラダイムを理解し、それを正しい原則に調和させると、力を与えてくれる効果的な中心ができ、そして世界を見る曇り一つないレンズも持つことができる。

同上

とにかく原則を人生の中心に置いて生きることはめっちゃ良い、ということ。(語彙力)

完訳版を読んでみると、具体的には原則とは、愛、思いやり、共感、誠実さ、などが当てはまるようです。これらのなかから、自分にしっくりくるもの(わたしは共感と誠実さ)を選び、ミッション・ステートメントを考える際の中心原則としてまとめてみます。

脳全体を使う

左脳優位の現代においては、右脳の能力を引き出すことによって、より鮮明に自分のありたい姿を思い描けるようになるとのこと。

ミッションステートメントを書き、それを日常の生活で具体的に行動に落とし込むために役割ごとの自己宣誓書を右脳のイメージ力を使って書くことも本の中では勧められています。

 良い自己宣誓書は五つの条件を満たしている。個人的な内容であること、ポジティブな姿勢が表現されていること、現在形で書かれていること、視覚的であること、感情が入っていること、この五つである。

同上

そして毎日数分間心と体をリラックスさせ、この自己宣誓を頭の中でイメージするとよいとのこと。
要はイメトレですね。

まとめてみたミッション・ステートメント2023はこちら!!

「人は誰でも成長し、変化の可能性を持っている。お互いエンパワメントし合える力(尊厳)を持つ存在である。人がそんな自分の力を発揮し、成長して行く姿を応援すること。そのために…
・あなたは大切なかけがえのない人であること、感謝の気持ちを伝える。
・世界の豊かさ面白さを伝える。
・学び、挑戦し、ポジティブで謙虚で穏やかな自分でいる。

もふこミッション・ステートメント2023

めっちゃええのできたやん!!!

すいません、わたくしストレングスファインダー1位がポジティブなので、すごい手前味噌です。(てへ)

役割ごとの自己宣誓文はミッションステートメントの周りに書いてみました。

手帳の振り返りページに貼り付けています。

 ミッション・ステートメントは、一晩で書けるものではない。深く内省し、緻密に分析し、表現を吟味する。そして何度も書き直して、最終的な文面に仕上げる。自分の内面の奥底にある価値観と方向性を簡潔に、かつ余すところなく書き上げ、心から納得できるまでには、数週間、ことによれば数ヵ月かかるかもしれない。完成してからも定期的に見直し、状況の変化によって、物事に対する理解や洞察も深まっていくから、細かな修正を加えたくなるだろう。

同上

と、コーヴィー先生もおっしゃっておられるので、こんな一回書いて満足するんじゃあダメ。
改めて見たら日本語もなんだか変だし、自己宣誓書のお約束5つを守れていないし、まだまだ磨き上げていかなくては!

もちろんこれから何度も考え直し、練り上げて行く所存ですが、一度自分の理想や価値観を言語化してみることで、自分のことが前よりもっと好きになれました。

子育てや人間関係など、いろんなことがうまくいかない日々ですが、それでもわたしはこれを胸に生きていくぞ!と宣言できたようで、さらにポジティブな気持ちになりました。

あとはこれをいかに実行していくかだ、わたしよ!
めっちゃ良いこと書いてるけど、現実のわたしからは随分乖離してるよ…。
掲げているだけで結局実行しなければ意味ないもんね。

第3の習慣へ続く!


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