見出し画像

金カムファン必見!明治村の歩き方

皆さんこんにちは、ゴールデンカムイ大好きオタク香木うさぎです。
今回は、一日でたくさんの聖地巡礼ができる愛知県明治村のご紹介です。

過去にはゴールデンカムイとのコラボもした明治村。その時より聖地を増やし、ファンにとっては今なおアツい場所です。
私もコラボ中には13回訪れ、その後は年に一回更新の村民パスポートも取得、折に触れて行っている大好きな場所ですのでその魅力をお伝えしたいと思います。


明治村ってどんなところ?

明治村は愛知県犬山市にある野外博物館です。明治時代の建物を保全し、近代を一気に駆け抜けた明治時代の歴史、文化を今に伝えています。
面積は浦安のあのランドの約2倍、近くには入鹿池という大きな池(もはや湖)もある緑豊かな場所です。

アクセス
・車で行く場合 
駐車場が北口と正門と2箇所あります。駐車場代はどちらも同じ値段ですが、明治村が運営しているのは北口の方なので村民証をお持ちの方は北口で村民証を提示すると駐車場が割引になります。北口は5丁目に出ます。正門は1丁目が近いです。
・名古屋駅から直通のバスに乗る場合 
乗り換えがなく非常に便利で楽です。正門で乗り降りします。ただ、本数がないので逃してしまうと大幅なタイムロスになります。詳しくは↓をご覧ください。
名鉄バス時刻表
・名古屋駅から電車とバスで行く場合
乗り換えはあるものの、本数の多さとお得なセット売りプランもあり遠方の方はこちらがオススメです。ただし名鉄の電車の乗り方がやや難しくコラボの時は何人も違うところで降りたり違う路線に乗ってしまったりしましたので迷った時は駅員さんに聞きましょう。そして降車駅は犬山駅ですが、近くに犬山口駅、犬山遊園駅もあるのでお間違えのないように……
バスは東口すぐの2番乗り場です。こちらも明治村に着くのは正門です。
岐阜バス時刻表
お得な電車+バス+村内乗り物券+お食事券のセット
村内の地形
スロープなどが設置されていて大回りでも主たる場所には行けますが、高低差が激しく、基本的に展示されている建物内には冷暖房がついていません。食事ができるレストランには冷暖房があります。


道順に巡る

明治村は五つの区画に分かれており、そのすべての区画に聖地があります。
ここでは正門から入った場合道順に聖地を紹介します。詳しい聖地の説明はキャラクター別聖地巡礼に載せます。
明治村マップ

1丁目
・学習院長官舎…上エ地の実家
・西郷從道邸…外観:鯉登邸  内観:鯉登邸、帝国ホテル、金子花枝子自室、
 上エ地実家の暖炉
・森鴎外・夏目漱石住宅…榎本武揚邸
・鉄道局新橋工場…暴走列車が突っ込む建物

2丁目
・東山梨郡役所…宇佐美に黒子くんが描き足される部屋内装
・清水院…杉元が頭を撃たれた後療養していた病院の家永診察室
・東松山住宅…稲妻夫婦と第七師団が戦った賭場
・札幌電話交換局…設備が当時のものとして残っている

3丁目
・倖田露伴住宅『蝸牛庵』…花沢家邸宅外観

4丁目
・第四高等学校武術道場(無声堂)…宇佐美が通っていた道場の外観と内観
・日本赤十字社中央病院病棟…二階堂や尾形が入院していた病院
・歩兵第六聯隊兵舎…直接の聖地ではないものの当時の軍隊生活を展示
・名古屋衛戍病院…渡り廊下が網走監獄で第七師団が攻め入る場面に登場
・本郷喜之床…聖地ではないものの2階の窓から石川啄木がお出迎え
・呉服座…アシㇼパさんが撮ったシネマトグラフを上映した劇場

5丁目
・金沢監獄正門…白石が投獄されていた監獄
・内閣文庫…帝国ホテル内観
・前橋監獄雑居房…白石が投獄されていた監獄
 ミヤマクワガタに細工をして脱獄したエピソードに登場
・金沢監獄中央看守所・監房…網走監獄の中央看守所、白石が投獄されていたところ、熊岸がシスター宮沢を描いたところ
・宮津裁判所法廷…白石が裁判を受けていた所
・高田小熊写真館…長谷川写真館のモデル

キャラクター別に巡る(杉元一行編)

・西郷從道邸(内部)  1 丁目

花沢勇作童貞防衛作戦で杉元が金子花枝子嬢と会食するシーンで登場(28巻275話〜277話)

西郷從道邸は一般的な住宅ではなく外国のお客様をもてなすためのゲストハウスの役割を担っておりました。
調度品も高級食器で有名なノリタケを使用しているなど品格のある豪華な作りです。テーブルには手を触れてはいけませんが、椅子には座って良いようです(2023年7月2日に行き、ガイドさんに座ってみてくださいと勧められました)
中のクッション材はなんと馬の毛だそうで、綿や羊毛とはまた異なる座りごごちです。

・森鴎外・夏目漱石住宅 1丁目…榎本武揚邸

権利書を持って榎本武揚と会ったところ。夏は風鈴が飾ってある(31巻314話)

夏目漱石、森鴎外の住宅として使われていたこちらは常時「吾輩は猫である」の音声が流れています。昔ながらの日本家屋でなんだかノスタルジックな気持ちになります。小さな湯呑みも展示品です。

・鉄道局新橋工場 1丁目 …暴走列車が突っ込む建物

作中ではこの先が海になっている設定(31巻313話)

おそらく列車を格納したり整備するための施設として登場しているこちらは、中には天皇家の御料車がある展示してあります。なかなか見られない列車も是非見てみてくださいね。

・呉服座 4丁目…アシㇼパさんが撮ったシネマトグラフを上映した劇場

アシㇼパさんが監督したシネマトグラフを上映した劇場(21巻206話)

現在は明治期に活躍した偉人たちに扮した明治偉人隊の公演もある呉服座(くれはざ)お時間が合いましたらぜひ中に入って観劇してみては?

・金沢監獄正門 5丁目…白石が投獄されていた監獄

門が煉瓦造りで近代監獄の風格がある(9巻85話)

・内閣文庫 5丁目…帝国ホテル内観

わざと杉元にビーフスチウをかけて着替えましょう!とグイグイ押し出す花枝子嬢のシーン(28巻277話)

・前橋監獄雑居房 5丁目…白石が投獄されていた監獄
 ミヤマクワガタに細工をして脱獄したエピソードに登場

まるで鈴虫の籠のようだと言われる吹きっ晒しの江戸時代式監獄(9巻85話)
白石が鍵を開けた便所の排泄口も分かる
内観
流石の白石も多分無理な狭さの便所の穴

・金沢監獄中央看守所・監房 5丁目…網走監獄の中央看守所

白石が脱獄した金沢監獄外観(9巻85話)
明治期になって人権保護の観点から前橋監獄のような木製吹きっ晒しの檻ではなくちゃんとした壁のある人道的な監房になった
囚人の生活を伝える一画

明治期になってから人道的な配慮がある監獄になっていきました。庶民の暮らしや社会システムだけではなく、罪人の扱いも変化していったことがよく分かります。

・宮津裁判所法廷 5丁目…白石が裁判を受けていた所

シスター宮沢を追い求めて裁判にかけられる白石が見えるクゥーン(9巻85話)

裁判制度も江戸時代の奉行のお裁きから法廷での審議に変化します。裁判官の服がなんだか中東っぽいなと感じます。作中ではそのままマネキンのように描かれています。

キャラクター別に巡る(第七師団編)

・西郷從道邸 1丁目…外観:鯉登邸  内観:鯉登邸

函館の鯉登邸外観(21巻198話)
音之進が攫われたところに鶴見中尉が裏口から入ってくるところ(21巻198話)

こちらが丸見えもいいところの明るい窓ですね。テーブルの上には西郷隆盛が亡くなった時の新聞が置いてあります。(西郷從道は西郷隆盛の弟)

・東山梨郡役所 2丁目…宇佐美に黒子くんが描き足される部屋内装

頭が沸騰しちゃうお仕置き現場(13巻124話)

こちらは誰もが座って使えるスペースですので疲れたときの休憩所としてもオススメです。

・東松山住宅 2丁目…稲妻夫婦と第七師団が戦った賭場

油でみんなが滑る階段(11巻105話)
ここから手をズズズズズパアァァァと入れれば気分は鶴見中尉(21巻105話)
11巻106話の扉絵構図

東松山住宅は予約制でガイドを頼むことができます。高さのある造りで稲妻がどれだけアクロバティックな動きをしていたか伝わりますね。

・札幌電話交換局 2丁目…設備が当時のものとして残っている

ロシア領事館の電話(20巻198、199話)
鯉登少尉を向かわせろ!(10巻97話、98話) 
兄さんよな息子なれじ申し訳あいもはん(20巻199話)
作中ではおそらくこの交換機が登場(10巻97話、20巻198話、199話)

百年ちょい経つと電話もわずか100g、交換手なし、板みたいな形になるとは皆思ってなかったでしょうね。

・第四高等学校武術道場(無声堂)  4丁目…宇佐美が通っていた道場の外観と内観

時重くんの聖地(23巻225、226話)
半分は剣道の板張り、半分は柔道の畳(23巻225、226話)

現在はロープはなく自由に入れます。明治村は謎解きを定期的におこなっており、謎を広げて解いている方をよく見かけます中には疲れてしまってお昼寝しちゃう人も。しかし無声堂という名前なのに常にキエーーーーという剣道の掛け声が常に流れているというのには矛盾を感じます。

・日本赤十字社中央病院病棟 4丁目…二階堂や尾形が入院していた病院

外観(10巻94話)
二階堂元気になる!の扉絵(23巻223話)
療養ベット(二階堂10巻94話、鯉登23巻223話、尾形25巻243話)

明治から西洋医学が盛んになりますが、医学が必要とされるのは戦争が起きたからなのを思うとヒロ夫人が勇作さんを戦地に送りたく無い気持ちも分かります。
ベッドには拘束のためだと思われる皮ベルトや鎖もあり、どれだけの苦痛で転げ回ったのでしょうか。グッと胸が締め付けられます。

・歩兵第六聯隊兵舎 4丁目…直接の聖地ではないものの当時の軍隊生活を展示

会議室
下士官の部屋
一般兵士の部屋
小銃
見慣れたあの服、カッコ良すぎる大礼服

画像を撮った時はまだコロナ禍のため立ち入りが制限されていましたが、今は間近で見ることが出来ます。

・名古屋衛戍病院 4丁目…渡り廊下が網走監獄で第七師団が攻め入る場面に登場

前進して蹴散らせ!(14巻132話)

・高田小熊写真館 5丁目…長谷川写真館のモデル

長谷川写真館(18巻177話178話)
明るい天窓で綺麗な写真写りになる(18巻177話178話)

キャラクター別に巡る(土方一派編)

・清水院 2丁目…杉元が頭を撃たれた後療養していた病院の家永診察室

本人の前で焼いて食べるのです生姜醤油で!!(14巻138話)

よーく見ると色覚検査の紙にかのって書いてあるのでぜひ確認してみてくださいね!

・東松山住宅 2丁目…稲妻夫婦と第七師団が戦った賭場

横から見ると高さがよくわかる(11巻106話)
亀蔵くんと一緒にいたころの夏太郎…(11巻104話〜106話)

・本郷喜之床 4丁目…聖地ではないものの2階の窓から石川啄木がお出迎え

2階はもしかしたら遊女と遊んでたお部屋みたいなのかな?

石川啄木は一番有名な詩が働けど働けど…なので素朴な人物かと思いきや、ゴールデンカムイで描かれたような女にだらしなくて金遣いの荒い感じの人だったよう。そりゃ我が暮らし楽にならざりだし永倉さんに「働け!!」って喝を入れられますわ。

・金沢監獄中央看守所・監房 5丁目…網走監獄の中央看守所

門倉さんの元職場(13巻、14巻129話〜133話)

キャラクター別に巡る(尾形、囚人、一般人編)

・学習院長官舎 1丁目…上エ地の実家

ゆくゆくは立派な軍人さんになられることでしょう(25巻250話)

・西郷從道邸 1丁目…上エ地実家の暖炉

上エ地少年がこの鏡を見て顔に刺青を入れることを思いつく(26巻257話)

こちらは西郷邸の2階にある暖炉で、見に行くためにはガイドツアーでついていくしかありません。あらかじめ何時にやっているかチェックしておきましょう。

西郷邸内観 1丁目…金子花枝子嬢の部屋、寝室

とにかく顔が良かったわ!(28巻276話)
ズドンでオギャーです(28巻276話)

椅子はだるま椅子と言って背中が空いています。これによってドレスや着物のリボン、帯がぺちゃんこにならずに快適に過ごせます。

西郷邸内観 1丁目…帝国ホテルの内観

ビーフスチウを溢されて連れ込まれた一室(28巻277話)
月島の頭にぶつけた花瓶と振り上げた花瓶台(28巻278話)
菊田さんの背景になっていた壺(28巻278話)

以上の帝国ホテルの内観として登場するところはガイドさんの案内でしか見られません。ちなみに杉元一行の章で出てきた階段を登る描写は、食事するところが1階をモデルに、お風呂があるのは2階をモデルにしているからだと思われます。
実際の西郷邸の階段と見比べてみるのもおもしろいですね

・東松山住宅 2丁目…稲妻夫婦と第七師団が戦った賭場

お前ら……稲妻強盗と蝮のお銀だな?(11巻105話)
どう考えても稲妻の脚力が人間離れしている梁の高さ(11巻105、106話)

・倖田露伴住宅『蝸牛庵』3丁目…花沢家邸宅外観

親殺しをした尾形の姿が見える(11巻103話)

こちらは3丁目、3丁目は砂利道がほとんどなのでベビーカーや車椅子の方は足元が不安定になりそうです。
隣の西園寺公望邸坐漁荘も日本家屋的な要素がメインでとても豪華な造りをしておりガイド案内をしてますのでお時間ありましたら是非どうぞ。

内閣文庫 5丁目…帝国ホテル内観

ハマ子さんが「知らないね」と突っぱねる廊下(28巻277話)
どうして裸なんだい?の廊下(28巻278話)

 ・金沢監獄中央看守所・監房 5丁目…網走監獄の中央看守所

白石にシスター宮沢の絵を描く熊岸(9巻84話)

聖地が多すぎます!!そして冒頭に述べた通りここは浦安のあのランドの2倍の広さ、歩けるか心配、というそこのあなたに朗報です!!明治村には20分間隔で正門〜帝国ホテル前を行き来するバスがあるので1丁目から順に制覇して行って5丁目で(帰りのバスが正門しか出ない!歩ける気がしない)となっても大丈夫です!
無理のないように制覇してくださいね!

聖地ではありませんが普段は間近で見られない灯台もあります。

3丁目品川燈台
燈台の近くには燈台に入っているレンズが間近で見られる施設も

樺太編で希望の光となった燈台。観光などではここまで近くでレンズを見ることはできないため、ぜひ行ってみては?

オススメグルメ

1丁目の西郷邸の向かい側には和食の碧水亭、5丁目の小高い場所にあるオムライスが美味しい浪漫亭はエアコンが効いていて夏でも冬でも快適に食事をとることができます。
でも食べ歩きもとっても美味しいです!
・小倉ドック
・食道楽のコロツケー
・食道楽のカレーパン
・文明開花のあんぱん
などがあり、その他にもお抹茶や駄菓子屋、名古屋名物のきしめん、帝国ホテルでいただくティータイムなど、お気に入りのお店を見つけてくださいね。

オススメアクティビティ

4丁目の兵舎2階に射的、的当て、暗夜回廊など小さな子から大人も童心にかえるアクティビティのほか、2丁目では書生や女学生の格好ができる衣裳館もあります。
汽車や路面電車もありますのでぜひ乗車してみては?

すべての方が快適にお過ごしいただけるために

○服装について
村内は野外、かつ屋根付きのベンチが4丁目の無声堂前くらいにしか無いため夏季は涼しく動きやすい服がオススメ。足元は運動靴が良いでしょう。

○食べ歩きについて
食べ歩きや自分で持ってきたおやつを食べるのはOKですが、建物内は飲食禁止です。
明治時代の建物を保全するため、ご協力お願いします。

○本noteにおける写真撮影ついてのポリシー
本noteでは、ゴールデンカムイにでてくる描写になるべく近くなるよう撮影しています。
既刊コミックを一緒に撮ればとても分かりやすいのですが、それはあえてしませんでした。
無断転載になってしまうためそうしなかった筆者の思いを汲み、比較のためにネットで無断転載しないようお願いいたします。

○NGの服装について

・コスプレ
明治村はコスプレは申請制でOKですが、過去に実在した軍服はNG。
過去には明治村でコスプレをするイベントでその日限定で、『ゴールデンカムイのキャラクターであることが分かるようなコスプレ』での参加もOKになった事もありましたが通常営業では未だに規約で禁止されています。師団推しの人たちは軍服以外の格好でコスプレを楽しんでください。
ちなみに更衣室は本当に簡易なものですし、お手洗いに化粧台が充実しているわけではないのである程度脱ぎ着しやすい状態、メイクを完成させた状態でお越しいただくのをオススメします。
明治村での服装について
・ローラーのついた靴
ひと昔に流行った子ども用のかかとにローラーがついた靴は怪我防止のため絶対履かない方がいいと思います。そもそもローラースケートは禁止されています。
・イヤリング
高確率で落として以後見つからないので推しの概念イヤリング等お気に入りのものは着けないことをオススメします。

○撮影
撮影は手短に、グループで来たなら代表が撮ってあとで共有するのが吉です。
ぬいぐるみを撮るときにはお手を触れないように、と書いてあるところはもちろん、植物の上や土の上もご遠慮ください。
ぬいぐるみが汚れますし植物が痛みます。

また、せっかく聖地に来たら他に人がいない状態で写真を撮りたいものですが、夏目漱石住宅(1丁目の権利書を手に榎本武揚を尋ねたところ)、無声堂(4丁目の宇佐美の聖地)の中は休憩しやすい畳の場所ですので朝一番や帰りがけなど時間を調節するのがオススメです。
なお、呉服座(4丁目のシネマトグラフを上映した劇場)も時間によっては演劇公演しており中に一切入れないことがありますので公演時間をチェックしてください。

○ベビーカーや車椅子で行っても大丈夫?
遠回りになりますがほとんどのエリアを散策できます。3丁目は砂利道なので少し厳しいと思われます。
車椅子のまま建物内に入ることは難しいことがほとんどですが、入り口で写真を撮ったり、散策することは可能です。

○休憩できるところはある?
明治村自体には日陰になるベンチが少なく、コロナ禍ではかなりのエリアが閉鎖されていたため、夏場はかなり辛かったのですが現在では色んな建物の中が開放されているため夏場でも幾分快適に過ごせます。
個人的には4丁目の無声堂がゴロゴロできるくらい広いのでオススメです。寝っ転がりながら宇佐美少年の視点が味わえます。

○お手洗い
 割とこまめに清掃されています。おむつを交換できるトイレも多く、飲食店の近くにあるところは大体ついています。
 おむつを捨てるボックスもあるので使用済みおむつを持ち歩かなくいいのが嬉しいですね。

○授乳室
 正門の売店横、碧水亭、帝国ホテルの3箇所にありますが逆を言うと2丁目から4丁目にかけて授乳室はないので乳児連れは少し厳しいかもしれません。

○コインロッカー
 正門近くにあります。大きな荷物を持っている人やお土産を先に買った人はこちらへ。帰るときに絶対忘れないように!

○喫煙所
 村 外:正門付近
 1丁目:碧水亭の近く
 2丁目:名電1号形の裏手
 3丁目:広場のような空き地
 4丁目:SL名古屋駅
 5丁目:浪漫亭の前、帝国ホテルの近くのお手洗い付近

○お土産はどこで買う?
正門と北門近くのSL乗り場横にお土産物が買えます。品揃えは北門近くの方が豊富です。その他、品川硝子ショップでは綺麗な硝子細工が。歩兵第六聯隊兵舎では和小物を中心にお土産が売っています。
私個人のオススメは帝国ホテルのレトルト食品と建物ペーパークラフトです。推しの実家を作り出す喜びはなかなか味わえないですよね。

推しの実家(鯉登函館邸宅のモデル西郷從道邸)と推しが住んでいた家(長谷川写真館のモデル高田小熊写真館)と帝国ホテルビーフスチウ
本当に難しいです。どう頑張っても違法建築になってしまいます
こちらの方がしっかりとした紙で組み立てられ初心者向けです

○どれくらいで制覇できる?
何度も行って体力オバケと名高い(コロナ前ではジムで60㎏バーベルを担いでスクワットしてました)私だとサッと写真に収めるために全部回って4時間くらいなのですが、アンケートをとったところ丸一日かかる、という声が多く中には2日で制覇したという方もいらっしゃいました。
もちろん、同行人数や食事をレストランで摂るか、食べ歩きにするかで変わって来ますが一つの目安してください。

○オススメのシーズン
秋と冬です。東海地方の夏は35度を超えるのが当たり前、湿度は高く蒸し風呂の様な状態ですので相当な暑さ対策をして臨まないと倒れてしまいます。前述した通り歩くことが前提の施設なので涼しくなり紅葉が美しい秋とイルミネーションも楽しめる冬がオススメです。
ただ、夏の夜遅くに入れる宵の明治村、という企画も過去にあり春夏秋冬違った顔を見せるのでいつでもお越しください。

○明治村への寄付
令和6年(明治157年)4月1日以降明治村の入村料が上がります。
理由としてはやはり明治時代の建物や品物を修復、保全するのに莫大なお金がかかるので、その費用を確保するためです。(村民の皆様へという文書がきました)
明治村では寄付を受け付けています。寄付控除も受けることができますので、明治村を気に入ってくださった方はご寄付いただけると幸いです。
寄付に関するページ

これを読んで行ってみよう!行ってみたい!と一人でも思ってくれれば幸いです!それでは良い旅を!!