たけもこ

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三刀流フリーランス( Writer / SNS Planner / Model ) お仕事のご相談:mt@takemoko.com

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■なやみ区立 たけもこ公園 日々、いろんなことに悩む人々が住む「なやみ区立」。 そこに作られた公園が「たけもこ公園」です。 ここに住む人々には、ある共通点があります。 それは、他人から「考えすぎだよ」と言われた経験があること。 そんなことは本人も分かっています。 区民にとって「考えること」はもはやクセ。仕方のないことなのです。 考えても考えても、なかなか答えが出ないことも知っています。 だから、気づけばこの公園に来ているのです。 自分だけの答えを求めてーーーー。 ■活動方針や頻度 たけもこが最近考えていることを発信していきます。 しっかり目の話→記事 ゆるめの話→掲示板(コメント歓迎) ■どんな人に来てほしいか 「考えすぎだよ」と言われた経験がある人 ■どのように参加してほしいか 公園なので、来るも去るも自由です。気張らず、シレーっと来てくれるのも大歓迎。いっぱい遊んで活気づけてくれるのも大歓迎。 公園のいいところは誰も拒まないところです。参加してるかどうか、外部からは分からない設定にしてるので安心してください。あ、フンやゴミを持ち帰るなど、マナーは守ってくださいね。

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最近の記事

自信の住処

自信というのは翼のようなものだと思っていた。行ったことのない場所へだって、翼があればひとっ飛び。小石につまづきながら歩く人々を嘲笑うかのように、バッサバッサと音をたてながら空を飛んでいく。 翼は大きければ大きいほど、遠くへと連れていってくれる。なんでも、鳥の飛行性能は、翼を広げたときの全長と翼自体の縦の長さとの "アスペクト比" で決まるんですって。細身の割に翼の大きなツバメがよく飛べて、ぽっちゃり体型で翼の小さなペンギンが飛べないのはそういう理由なんでしょう。 ちょうど

    • 平山さんとは、何か。『PERFECT DAYS』の感想と考察。

      ヴィム・ヴェンダース監督の『PERFECT DAYS』を観てきました。 鑑賞後、ジワ〜っと腹の中に広がる温かみを感じる、自分の生活を見直す新年にはぴったりの映画でした。 平山さんという存在について、そして映画全体を通して感じたことについて書いていきます。ネタバレありです。 あらすじ 平山とは、「暮らし」におけるひとつの概念である まず、平山という存在について整理しておきたい。 彼を彼たらしめるシーンはいくつもあるが、私は特に外出前のワンシーンが特徴的であると感じた

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        ※この記事はアドビのPR企画「PDFの知恵袋」に参加しています。 こんにちは!たけもこです。 みなさん「PDFは編集できる」ということを知っていましたか? 私は最近まで全く知りませんでした。 むしろ「PDFは編集できないようにするためのデータ形式」とすら思っていました。 PDFを発行した後に誤字脱字などのうっかりミスに気づき、元データを編集して改めてPDFを発行。という作業をこれまで何度してきたことか......。 先日も、クライアントに提出する資料をPDF化して

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          ※本記事はAdobe ExpressのPR企画「みんなのデザインチャレンジ」に参加して執筆した記事です。 こんにちは!たけもこです。 みなさん、ナゾトキは好きですか? 私は大好きです。大大大好きです。 小さい頃は、なぞなぞの本を買って解きながら、ときには喜びや快感、ときには悔しさを一人噛み締めたものです。 そして、ナゾトキ愛は大人になった今も変わっていません。 休日はサスペンス映画を考察したり、推理系のゲームをプレイしたり、最近はマーダーミステリーという推理を楽し

        自信の住処

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        • スペシャルな区民の方へ

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        • 一行日記 #104 11.5

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        メンバー特典記事

          自信の住処

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          自信の住処

          「富士山が見えるよ!」現象について

          日本一高い山、富士山。 世界遺産にも登録された、日本が誇る、Mt.Fuji。 富士山が偉大な山であることは百も承知で、ずっと抱えてる疑問が一つあります。 それは人々の富士山を見た時の異常なテンションの上がり方です。 なぜ人は富士山が見えると 「ほら!!富士山が見えるよ!!」 と言ってしまうのでしょうか。

          「富士山が見えるよ!」現象について

          自分の探し方は『ターザン』が教えてくれた

          子どもの頃に見た映画を、大人になって見返す。 ということを定期的にやっています。 この行為の尊いポイントとしては2つあって、 ひとつは 「自分の思想ってこの映画のこのセリフに影響されてたんだな」 と、自分のルーツを棚卸しできること。 もうひとつは、すでに大まかなストーリーが頭に入っているので、作品のディティール観察やメタ的な解釈に集中できる。ということ。 というわけで、今回見返したのは1999年に公開されたディズニー映画『ターザン』。 これがまた「人生に迷っている

          自分の探し方は『ターザン』が教えてくれた

          常温でお持ちしましょうか

          焼肉屋でバイトしていた大学2年の頃の話です。 まかないの焼肉を目当てに入りましたが、まかないはほとんど鍋かカレーでした。それでも、お店が大好きで、しばらく続けていた恵比寿の焼肉屋でした。 私は、人と話すのがあまり得意ではありませんが、接客は好きです。気を張っている間は気が利くタイプなので、お客さんの要望を先回りして考えることをゲーム感覚で楽しめていたのだと思います。 「2卓は肉を焼くのが得意じゃなさそうだから、焼いてあげよう」 「5卓のタレ焼肉全部出たな、網を変えよう」

          常温でお持ちしましょうか

          革命のアボカド

          マグロ丼に添えるためのアボカドを切っていた。 種を避けながらグルリと一周切り込みを入れて、真っ二つに切る。種の取り除き方はいろんなやり方があると思うんだけど、私は包丁の下の部分(「刃元」というらしい)で、種をガッと刺して取る。 種と実の結束が強いときは、なかなか取れないこともありますが、大体はそれでスポッと取れます。 いつものやり方で、種にガッと刺したとき、同時にシュルッという滑る音がして、刃元がサクッと私の手のひらの下の部分(月丘というらしい)に収まった。 「え…!

          革命のアボカド

          東京ライオン

          東京に住んでいて「不便だな」と思うことはいくつかあるけど、そのうちのひとつに「どこに行っても混んでいる」というのがある。

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        記事

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          【独立のご報告】雨ニモマケズ

          「久しぶりのnoteだな~~」 なんて思いながらログインしたら、最新の記事が【転職のご報告】でたまげました。 あの日から約1年と8か月経ったわけですね。 タイトル通り、私「たけもこ」こと竹本萌瑛子。 2月をもって株式会社アマヤドリを退職し、 3月からフリーで活動しております!!! え!?辞めてから丸1か月経ってるじゃん! って感じですよね。 そうなんです。ひっそり1か月経ちました。 この空白期間に特に理由はなく、 「2月おわり!はい!フリーになりました!」 と、そこま

          【独立のご報告】雨ニモマケズ

          【転職のご報告】ならず者の雨宿り

          いつも大変お世話になっております。たけもここと竹本です。 タイトル通り、この度、転職をいたしました! 8/5付でヤフー株式会社を退職、 8/6付で株式会社アマヤドリに入社いたしました。 最終出社は6/30だったので、実は1か月近くのびのびしてました。 2019年、いやさ令和1年に新卒として入社したヤフー株式会社。 退職する旨を伝えたところ、社内社外含めて、ほぼ全員からいただいたコメントは、 「いつかは離れると思っていたけど、想像以上に早かった」 です。「2年半」が

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          たけもこのポートフォリオ

          こんなことをやっています。やってきました。 一緒に何かやれそう!とピンときた方がいらっしゃったら、お気軽にご連絡ください。相談ベースでも大歓迎です。 各種SNSまずは名刺代わりにSNSの紹介です。 ●Twitter:@moeko_takemo ●Instagram:@moeko_takemoto ●Voicy:たけもこのよなよな ●note:moexy ●mail:moekoem0528@gmail.com お仕事のご相談は上記メールアドレスまでいただけますと幸いです!

          たけもこのポートフォリオ

          オンラインED診療サービス「Oops」のOopsマガジン編集部にジョインしました

          オレンジ色は好きだ。 グローブもオレンジ。お気に入りのワンピースもオレンジ。 個性的なようで、とんがりすぎていない。 目立つけど、馴染む。 そんなバランサー的カラー、オレンジ色が好きだ。 ちなみに1番好きな色はブルー。ブルーを見ると心が落ち着く。 だけどオレンジはブルーには無い温かみやパワーを持っていて、惹かれる何かがある。 Oopsとの出会い 2021/4/1、タイムラインに流れてきた1つのツイートが私の目を引いた。 「オレンジ」「Oops」、そして「ED」。 (よく

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          高まるために捨てる

          矢をつがえ、弓を起こし、ゆっくりと引き、狙いを定め、放つ。 弓道はひたすらにこの動作を繰り返すスポーツだ。 よく勘違いされるが、弓道はアーチェリーのように中(あた)った的の場所によって得点が変動したりしない。手持ちの4本の矢の内、何本が中り、外れたかで結果が決まる。 超個人的な競技なので、他のスポーツに比べ、戦略性や読み合いなどのゲーム性は乏しい。また、応援も中ったときのみ仲間が一瞬発声するだけなので、試合会場は基本的に静寂に包まれている。 この弓道というスポーツに、私

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          なにかをすっごい変えたくて、髪を切った。

          2020年の2月。 「似合ってるんだから、今のままでいいんじゃない…?似合わなかったらどうする?頭の形は綺麗なほうじゃないのに…。」 美容院の鏡に映った自分を見ながら問いかける。 ずっと伸ばし続けてきた髪を切りたくて。明確な理由があったわけではなく、衝動的な欲求だった。 この衝動的欲求は、形を変えて定期的に訪れる。 「海が見たい」 「チャーハン1kg食べてみたい」 「知らない街まで散歩して、公園で寝たい」 「他人とシェアハウスしてみたい」 「競馬に大金を賭けてみたい

          なにかをすっごい変えたくて、髪を切った。

          出会った日から、母とふたり裸になって、こころをお風呂に入れた日まで。

          きみが我が家に来たのは15年前。 まっくろでまんまるな目と鼻と、 首にある真っ白なひとすじの毛は ずっと変わらず、来たときのまんま。 「犬を飼いたい」 私が9歳のときにお母さんに伝えた。 記憶のかぎりでは、誕生日以外で 「これがほしい!」 と親に希望を伝えたことはなかったと思う。 謙虚だとか、物欲がないわけではないけど、 何が本当に欲しい物なのか分からなかった。 今でもそれは変わらないけど。 だけど「犬を飼いたい」という気持ちだけは、絶対に曲げられなかった。 実は最

          出会った日から、母とふたり裸になって、こころをお風呂に入れた日まで。