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どう生きるかつらかったときの話をしよう【第二章】人生の意味づけまで
第二章:後悔なく生きるための方法とは
野口さんは、後悔なくいきるための方法を具体的に話してくれています。
ポイントは・・・
自分自身のアイデンティティを築く
自分の価値と存在意義を自分で決める、自分が決められる
自分の人生の棚卸をして、最後に残るものを見極める
これまでの選択、人生に意味づけをする
まずアイデンティティや、自分の存在意義というものを決めることの重要性は、第一章でご紹介しました。その決める上で足がかりになるのが、
「自分は何が好きで、何ができるか、何を大事にしているか」
ということを追及すること!
なるほど、確かに、と思いました。好きなことを考えていくことは、突破口になりそうですよね。そして、自分の経験を振り返り、できることを考えていく。
例えば、何が好きで、何に喜びを得られるかでもいいと思います。
・勉強をすることは基本苦しいけど、勉強して知識が身に就くことは嬉しかった。その上で、人に教えることが好きだった。その人が、わかった!と言ってくれると嬉しかった。この経験があるから、塾講師の仕事をしてみようでもいい。学ぶって楽しいってことを実感してもらいたい。
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・私は家事の中でも料理が好き。食べることも好き。だから、NOTEに、料理レシピをアップして、発信していこうでもいい。人に楽しんでもらいたいということを大事にしたい。
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そんな具合に。
他者からの評価や、他者から与えられたミッションをこなしていくことで自分の存在意義を見出すのではなくて、自分追及をすることから見出していく。
他人からのいいね!が欲しいからと言って、人に受けそうな写真や記事を書いていては、本当に自分のやりたいことができない!!!ガーン!
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そう、好きなこと、出来る事、大切に思うことは、自分と向き合うことで、わかること!人にとやかく決められることでは、ないものなんです。
価値や存在意義は、自分が決められるものであるということなんですよね!
まさに、これは自己決定ができる力です!!
さあ、自分と、向き合って、自分で、自分の価値や存在意義を決めていこう。
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野口さんは、「人生の棚卸」をしようと教えてくれています。
これは、他者からの評価、社会的地位、役割、収入、他者との関係性から一旦は離れて、自分の中に「核」として残るものを振り返る作業だと言います。「核」=好きなこと、大切にできること、譲れないもの。
そして人生の中でそれを振り返りながら見つける棚卸は、自分の弱さを発見することがあるといいます。
他者からの評価が入ると、「強くあれ」「成績を出し続けろ」そんなことでは弱くあってはならないと、苦しむことになり、精神のバランスを崩すこともあると。
他者の評価から離れ、自分の弱さを発見したなら、それを受けいれ、あるがままの自分を肯定していく。
あるがままの自分を、ぎゅっと、抱きしめてあげて。弱いところがあるのも自分なのだと。
だんだん見えてきましたね!!
私たち一人一人は、「自分の価値と存在意義は自分で決められること」がwかった!そのうえで、何が好きで、何ができて、何が大切なのか、自分がこれだけは!と譲れないものはなんなのかを人生の棚卸の中で見つけることができました。
続いては、「これまでの選択・人生に意味づけをしていきましょう」「自分自身の経験を、絶対評価で捉えなおしましょう」と野口さんはいいます。
自分が歩んできた多くの選択の中で、そこには絶対的な価値があることが多く存在しているはずで、それは生きていくうえで、自分にとって安心材料となっていくものなのだと。
野口さんが出してくれている例に加えて、このように考えてみるヒントを出してみました。皆さんはどうですか?
・試験勉強をするといった選択の中で、点数とは関係なく、試験勉強する中で楽しかったこと、身についた知識はありませんでしたか?
・就職を選択した中、仕事の成績とは関係なく、その中で取り組む中で考え抜いたことや、得られた知識・技術はありませんでしたか?
結婚を選択した中、夫からの期待とは関係なく、家事をする中で、楽しかったこと、学んだことはありませんでしたか?
子どもを産むという選択をした中、楽しかったこと、学んだことはありませんでしたか?
子どもを産まないという選択をした中、楽しかったこと、学んだことはありませんでしたか?
これらは、誰にも奪われず、更新もされず、失うことはない、あなただけの人生やあなたの存在価値や意味を与えるものであり、生きていくうえで安心材料になっていく。
意味づけしていく中での基準となるのが、「社会的価値」という判断基準といいます。これは社会からの評価というものではなく、「自分がやってきたこと、やっていることが、自分たちの次の世代の人たちの未来にとってプラスとなるか」「社会問題を解決する方向につながっているか」を自分自身で考え、判断するということです。これは内省することとも言っていいといいます。
一つ、子どもを産まない選択について、こんな風に考えてみました。
子どもを授からなくて悩む女性、子どもを産まない選択をしたことの周囲の評価で嫌な気持ちをする女性は多くいると思うのです。それは社会的に、女性は子どもを産むのが当たり前と、産んでこそ評価されるような世の中だから。でも、ここで自分の人生の選択の意味づけをしてみましょう。
●「子どもを産まないという選択をした中、楽しかったこと、学んだことはありませんでしたか?」
楽しかったことは、自分の時間、夫と過ごす時間を大切に考え過ごせること。仕事に熱中するための時間を多くとれたことに満足していること。学んだことは、女性にとっても、男性にとっても、母・父とならない選択肢があってもいい、自由であること。
女性の未来にとって、選択肢があっていいと悩む方、嫌な気持ちがある方へ私はその選択の楽しみ方を伝えてあげることできる。結婚に後ろ向きな若い世代に、妻と夫という結婚の良さ、関係性を深めることの大切さを伝えていくことができるな、
と私はこんな風に意味づけができると思うのです!!
他にも二章では、自分が唯一無二の存在であることを感じる経験や、「自分は自分、他人は他人」という意識を強くもつこと、自分の中の怖さと向き合い、乗り越えることなど、自分を徹底的に見つめなおすことで、自分という存在価値を徹底的に決めていくんだ!!ということを野口さんは喝をいれてくれている章になっています。
そして、続いて「幸せの答え」第三章へと続きます。
まだまだ心の中の宇宙旅行は終わらない♪あなたを、幸せの扉まで、お連れしますね!お楽しみに。
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