夏休みのインターンの振り返り
こんにちは、やまです。
イギリスに戻った翌日から学校が始まり、目まぐるしく日々が過ぎていっています。こちらはもうすっかり秋(朝晩は冬)です🍂(すでに日本の食が恋しいです....)
夏休みは周囲の友達より長めに帰国していたのですが、日本のデザインスタジオで2ヶ月インターンをさせて頂いておりました。今回は応募の経緯や、働いて思った感想を書きたいと思います。
1.応募方法について
学校が春休みの3月終わりごろに日本でのインターンを探し始めました。理由は以下の二つで
・この夏インターンをしないと、もしイギリスで就活する時にCVに書ける、関連する職歴がないこと
・卒業後、日本かイギリスで職を探すかまだ決めきれておらず、今回日本での働き方を学びたいと思った
当時は「見つからなかったらどうしよう...」とかなり焦っておりました。ただ、折角なら自分の好きなデザインの事務所で働きたかったので、インターネットやインスタで興味のある事務所をさがし、候補を絞っていきました。主には、好きなデザイン+東京都内にある+20人くらいまでの会社で探しました。
ポートフォリオはMAに出願した時に作ったものがあったので、CVだけ作り直した後、1番働きたかった会社がインターンを募集しているか分からなかったので
・インターンを募集しているかの確認
・自分のバックグラウンドの簡単な説明
・インターンをその会社でしたい理由
・インターンを通し何を学びたいか
・どれくらいの期間、日数働けるか
・念押しの熱意(笑)
をメールで送りました。
その結果、インターンさせていただけるとの連絡を頂き、第一希望の会社で働かせていただけることになりました。
2.どのような仕事をしたか
私の働いていた事務所には、建築家、インテリアデザイナー、プロダクトデザイナーがおり、事務所全体でトータルデザインをする会社でした。
私は初日にプロダクトデザインチームに配属されたのですが、理由はこのチームが1番いろんなことに関われて勉強になるだろうとのことでした。事務所の壁一面に沢山の模型や、実際の家具が展示されていて、事務所は本当素敵な空間でした!
主な仕事は
・家具のサンプルの組み立て
→確認後、解体して梱包した後送り直す。適切な箱がない時は箱から作る
・新しく事務所に作る棚の図面描く
・諸々のお使い
・この秋-冬に実施のギャラリーのインテリアスタイリングのレンダリングイメージを作る
・ギャラリーで実際にスタイリングする
・(少し)建築チームの模型作成のお手伝い
・掃除とゴミ出し
・その他なんでも
就業時間は月-金フルタイム出社で朝 9-19時がコアタイムでしたが(後にフロアによって少し違うことが判明)、いつも20時前くらいまでは自分のことも含め作業で残っていました。デザイナーの人々は19時に帰る人もいれば、21時ごろまで残っている人もいましたが、想像していたよりはホワイトだなと思いました。
社員の人々は比較的年齢も近い人が多かったですが、みなさん本当に仕事が出来て、人柄も良く、いつもインターンのことを気にかけてくださり、お世辞抜きでとてもいい会社だなぁと日々思っておりました。
3.働いてみての感想と学び
正直な感想としては想像以上に色んなことを任せてもらえたなという印象で。正直私なんかのモデルで大丈夫だろうか...と思うこともあったのですが、私の作ったデータで物事が決まることもあり達成感もありました。
また、インターンの学びを第一に考えてくれるチームリーダーの元働かせていただくことができ、「3Dソフトウェアのライノをもっとプラクティカルに使えるようになりたい、レンダーをあまりしたことがなくちゃんと出来るようになりたい」という私の気持ちを汲み取り、それに関われるような仕事を振ってくれたり、就業中に自分で勉強する時間を与えてくれたり、操作で分からないところがあれば教えてくれたりもしました。
あえてネガティブな面を挙げるならば...
・日本の中ではホワイトとはいえ、やはりイギリスの会社に比べると就業時間が長い印象?
少数精鋭でやっている印象で、この仕事量この人数でこなせるの?と思って思うほど皆さん複数のプロジェクトを抱えていました。土日にオンラインになっているのを見ることもあったり。ただ皆さん好きでやっている感じも伝わってきて、ポジティブに仕事ができるのは良いなと思いました。
また、インテリアデザインを学校で学びながら、プロダクトデザインチームで働けたことで、学校では教わらなかった細かなディテールやマテリアルについて学べたのも良かったです。1to1で物作りする楽しさも学べました。そして、これを機にインテリアスタイリングにも興味を持つことができ、自分の幅が広がったなと思っています。
久しぶり(前職はリモート有りだったので5年ぶり位)の週5フル出社に加え、日本の夏の暑さが身体に応え、毎日フラフラで養命酒(効果絶大)を飲みながらなんとか夏を乗り越えましたが(笑)、学びの多い夏休みになったかなと思います。
持って帰ってきたお土産も殆ど渡すことができないくらい想像以上にインターンに注力してしまったため、もう少し友達に会ったり、家族とゆっくりする時間も欲しかったのが心残りです🥲
とはいえ、最終日に各フロアに挨拶に行った際に「もう終わりなの?もっとご飯行きたかった!」「え?インターンだったの?社員かと思ってたよ!笑」「いつでも戻ってきてね!」など温かい言葉を頂けたのは嬉しかったです。もし日本で働くなら、今回インターンした会社で働かせて頂きたいなと思えました。
インターンをしたことによって、学校で学んだことを実践的に使うことができたり、新しい視点で物事を見れるようになったりと気づきの多い日々でしたので、留学の一時帰国中にインターンをしてみるのはオススメです!
私も学ばせて頂いたことを活かせるよう、MAでも頑張って行きたいと思います、、!
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