ぼーっとする時間

お客様でフランスに10年住んでいた方がいる。
フランスは本当に日本のド田舎みたいな所で、お店もなければ、あっても休みなので、基本休みに行くところや、やる事はない。
音楽聞いたり、本読んだり、友達と食事行ったり、何もしない。
そんな時間を長く過ごすので、自分と向き合う時間が凄く沢山取れるらしい。

そこでお仕事でフランスに行った方なので、バリキャリで仕事大好き!仕事すべて!みたいな考えだったのが、だんだん変わってくる。

「仕事って、人生を彩る一つの方法であって、これがすべてになってしまうと、少し寂しいな。。。」と。

僕はその方から言わせるとTHE東京人で、休みの日も何かを得たい、何かを経験したい、向上したい。という欲求が多く、休みの日こそアクティブに行動していく。
だから、めちゃくちゃ眠いし、休みの日は夕方まで惰眠をむさぼり続けたいんだけど、勿体なさが打ち勝って、起きてしまう。

だけど、そんな夕方まで寝るという考えも一つの世界観。
夕方まで寝る事で新しい事に気づくかもしれない。
それは一理あるなぁ、試した事ないなぁ、と感じた。

今の会社はベンチャーで僕はほぼ初期メンバー
走りながら今の組織を作ってきたので、それこそ休みなんてものが無いのが普通だったし、労務も何それ?レベル。
本当に毎日帰るのが夜中の2時過ぎだったし、休みも月に1日とかだった。
それが週1に休みになって、一昨年ぐらいから週2で休みを作るようにしていった。
今は週2の休みが無いと自分のインプットの時間が薄くて無理と思うぐらい、mustで大切な時間になっている。

という風に、時間の作り方、使い方の考え方はどんどん変わっていった。
だから、休みの日に思いっきり好きなだけ今この考え方を持った状態でしてみたらどうなるのか?試してみようと思う。


フランスは自分と向き合う時間が長いので鬱になる可能性が高い。
他にも日照時間が短くて鬱になりやすいという見解もある。
そのお客様も鬱の時間が結構あったらしい、その名残か、暗い映画が好き。
確かにフランスの映画で爽快なアクション映画が僕は思いつかない。

そんなお客様のおすすめの映画がこの二つ。
どっちも暗くなった。
特に下の映画は実話ベースなので非常に胸が苦しくなった。
僕の理想とも違うし、後悔しないように、家族との時間、自分と向き合う時間、その時間を共有する時間を増やしていこうとおもった。


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