フジロック持ち物まとめ
「フジロックの第3弾が発表されたら夏です」、と春先に息巻いて書き始めたものの、あっという間に開催直前。7月になってしまいました。
今年で12回目の参加となりますが、そろそろ持ち物が仕上がってきたかな?と思いきや毎年新しい気づきがあるので、現時点での持ち物リストをまとめてみました。下線リンク貼ってあるものはとりあえずAmazonに飛びます。
超読みにくいのですが開催も迫っているので公開。新たな気づきがあれば追記します。
近年は前夜祭から月曜日までいることが多いので、木曜から月曜までの5日間の想定です。
過ごし方のタイプとしては、見たいもの全部見る=わりと死ぬほど移動する方です。
1. 持ち物リスト
とりあえずざっくり羅列。詳細は次項以下で。
装備編
・靴(トレッキングシューズ1足、野鳥の会長靴1足)
・レインウェア(Kiuのポンチョ、防水ジャケット)
・帽子(キャップと、雨用にNorthfaceのGoretex帽子)
・服(金土日月の4日分、+予報で大雨の可能性が高い日数分)
・サングラス(UVカットの眼鏡)
・ライト(Milestoneのヘッドライト)
・イス(DODのウルトラライトチェア)
キャンプサイト編
・テント(Nature Hikeのソロテント)
・マット(Nikeのヨガマット)
・寝袋(Logosの超コンパクトシュラフ)
・簡単な調理器具(超小型コンロと鍋)←NEW!
・ウォーターバッグ(安いやつ)←NEW!
アメニティ編
・日焼け止め(乳液、スプレー)
・旅行用の洗顔&化粧水セット(コンパクトなもの)
・旅行用の歯ブラシセット(コンパクトなもの)
・セームタオル
2. 各アイテムについて
2-1. 装備編
フジロックを楽しく過ごすには、何を身に付けるかが重要です。ある程度フェス慣れ、アウトドア慣れしてきた人ほど不意に雨対策を怠りがちです。たまに全然雨降らない回もあるので、過去の辛さを忘れてしまいますね、人はそういうものです。忘れないで、雨対策。あとは沢山移動するのでどれだけ身軽になるかも重要だと思います。荷物が多いと移動が億劫で、レッドマーキー→グリーン→オアシスのループから抜けずに一日終わる恐れもあります。それもそれで良いけど。その他、身に付けるもの全般。
<靴>
雨で田んぼ状態の会場でも心折れずに移動できる価値は計り知れないので、長靴はあった方がいいです。一方で晴れると蒸れる・重い・疲れる、と急に最低の履物と化すので、やはりトレッキングシューズとの併用推奨です。
・長靴
防水性、軽量性で比較すると結局野鳥の会の長靴が一番良かったです。迷ったら野鳥にしときましょう。何千人とお揃いになるので、民宿の風呂など使う際は誰のかわからなくなります(苗場温泉なら靴箱があるので大丈夫)。何か目印を付けとくと良いかもしれません。その他の長靴で失敗した例としては、クロックスの長靴は履き口をゴムで絞れないので上からじゃんじゃん浸水して死にます。Hunterや無印良品はしっかりしてますが、重い&柔軟性がなくて足が疲れました。野鳥の会最強。
・トレッキングシューズ
好きなものを買いましょう。私はColumbiaのセイバー3にしました。会場内はそこまでの悪路ではないですが、坂道&砂利道は多いので足首まで固定するタイプがお勧めです。あとはとにかく長時間歩くので、軽い方が良いと思います。
以上2足を持って行って天気によって使い分けるのが良いかと。
<レインウェア>
私はメインはKiuのポンチョ+雨がしんどい時はColumbiaの防水ジャケットを中に着ています。完全防水したいなら上下しっかりレインスーツを着た方が良いのですが、総合的な使い勝手でポンチョをメインに据えています。
・理由① 着脱が楽。
山の天気は雨が降ったり止んだり、降りそう?降らないか?…結局降るんかい、ととにかく気まぐれなので、上下分かれているタイプは特にズボンの着脱タイミングの見極めが難しいです。ポンチョはかぶるだけで5秒で(ほぼ)全身覆えるのでやはり楽です。
・理由② 荷物の出し入れが楽。
袖があるタイプはリュックなど荷物の出し入れが面倒です。ポンチョは袖が無いので、中で自由にもぞもぞできます。器用な人は着替えもできそう。
しかしポンチョには弱みもあります。本気雨が1時間くらい続くとやっぱり浸水して死にます。雨がしんどそうな時は、浸水して死んでしまう前にポンチョの中に防水ジャケットを着るなど、雨具の重ね着が命を救います。
ポンチョの防水性を保つには、行く前に防水スプレーしっかりしておくことと、雨が止んだ後はなるべく乾くまで畳まないことかなーと思います。
<帽子>
晴れ用はなんでも良いので好きな帽子×3つくらいと、雨用にGoretexの帽子が1つは欲しいです。私は雨用にはNorthfaceのGoretex帽子を使用。雨の時に防水の帽子がないと、前を向けないのでステージが見れなくて心が死にます。晴れ用は日差しを防げればなんでも良いと思いますが、日中かなり汗をかくと思うので、日数分あったほうが快適だと思います。
<服>
金土日月の4日分、+予報で一日雨の可能性が高い日数分を追加して持って行きます。
会場へ行くときは基本、
・上はTシャツ(なるべく速乾性あり、風通しの良い、やや大きめサイズ)
・下は短パン(足も絶対日焼けしたくないand/or泥がつくのは嫌!な人は中にレギンス履いた方が良いです。足超汚れます。)
を着て、カバンの中に
・晴れた日の防寒にはユニクロのポケッタブルUVカットパーカ
・雨の場合はポンチョ、防水ジャケット、替えのTシャツ1枚
を入れておく、という感じです。
<サングラス>
過去に完全裸眼で過ごしたこともありますが、丸一日くらいで目が焼け死んで以降ずっと目が充血していて辛かったです。UVカットのものであればサングラスでも眼鏡でも、お好みで。紫外線対策としては、黒よりも透明のレンズの方が良いと聞いたことがあります。黒いレンズだと視界が暗くなるので、瞳孔がたくさん光を吸収するモードになり、顔とサングラスの間の隙間から入ってくる紫外線を多く吸収してしまうとのこと。それを聞いて以降なんとなくUVカットの透明レンズにしています。
<ライト>
Milestoneの手をかざすとついたり消えたりするやつ買いました。これは朝霧でのキャンプで料理してるときに便利そうだなと思って買ったので、フジでこの機能は特に必要なし。ヘッドライトはあればなんでも良いです。笑
出発前に、電池が切れてないかだけ確認しときましょう。
<イス>
フジロックの椅子どうするか問題は長らく議論され続け未だ答えが出ないことで有名ですが、過ごし方によってある程度の傾向はあります。
私はひたすら移動するタイプなので、軽くて小さくて出し入れが簡単、という点を重視しました。DODのウルトラライトチェアは369gで、付属の袋をカバンに引っ掛けておくと出し入れも非常に楽です。座り心地は人間としてギリギリのライン、という感じです。正直結構しんどいですが、無いよりはマシですし、と言うより、これ以上重いor広げるのが面倒な椅子の方が無理なので。
さらに軽いもの(Logosのポケットスツールとか)もありますが、さすがに小さすぎて人間の「座る」という所作とは別物な感じがしました。
背もたれが絶対欲しい人はバックレストチェアが最適ですね。軽いしこれが一番賢い選択だと思いますが、畳んだ時のサイズ感が難点です。
コンパクトで背もたれも欲しいし可愛いのがいい、お金もある、という人はヘリノックスのチェアワンミニが最適解だと思います。今年これを買うか迷い中。
以上はコンパクト重視のものですが、そもそもあまり移動せずゆったり過ごす人は軽量にこだわらなくてもいいですね。その場合もやっぱりHelinoxが良いと思います。チェアワンでもツーでもなんでも。高いだけの価値がある。座面高めのサンセットチェアが個人的にはお勧めです。重いけど。
2−2. キャンプサイト編
基本的にフジロックの開催時期は真夏ですし、夜は多少肌寒くなるものの軽装でも凍え死ぬことはありません。従ってキャンプサイト周りもとにかく軽量、コンパクト、価格で選んでます。軽量神。
※春秋のフェスは決して軽装で臨まないようにしましょう。死にます。
<テント>
Nature Hikeの軽量テントをソロ利用しています。
・理由① 超軽量。
とにかく軽い。総重量1.7キロ。信じられないくらい軽い。
・理由② 組み立てが超簡単。
ポールが1本だけ(Y字ポール)で、布にポールを通さない仕様(フックで引っ掛けるだけ)です。これなら、仕事を終えてから夜中に会場に駆けつけ、真っ暗闇の中ひとりで設営しながらどこにどのポールを通すのか分からなくなり、途方に暮れていたら雨が降ってきた… 眠い… 死のう… という目にも合いません。
・理由③ そこそこ広い。
メーカー的には2〜3人用と謳っていますが私はソロ利用しているので、中で荷物を全部広げちゃっても寝るスペースを確保できます。つまり、いちいち荷物を出したり片付けたりしなくていいので楽です。ちなみに2人利用した時はかなり狭くて地獄でした。3人は絶対無理。
そもそもなぜソロテントをおすすめするかと言うと、フジロックのキャンプサイトは場所取りが熾烈すぎて大きなテントでは良い場所が取れません。出入り口からめちゃくちゃ遠いand激坂を登らないといけないような場所にしか張れないのが辛すぎるからです。ソロテントなら隙間スペースでも立てられるので、運が良ければ木陰もゲットできます。
<マット>
Nikeのヨガマットを使用しています。理由は軽さとコンパクトさです。フジロックではキャンプサイトが比較的整地されているので、設営する前に地面に寝っ転がって石さえ避けておけば、ヨガマットくらいの厚みでも正直充分寝れます。どこでも寝れるタイプ&荷物を減らしたい人はお試しあれ。
ヨガマット≒銀マット<凹凸のあるマット<エアマット、の順で寝心地は良くなりますが、その分かさばりますね。
<寝袋>
Logosの超コンパクト寝袋。量販店等で見る激安品よりは多少値が張りますが、直径13cm×高さ21cmと片手で掴めるサイズ感になります。広げると結構ふわふわして気持ち良いです。寒がりの人でなければもはや寝袋は無くてもいいのでは…と思う時もありますが、なんだかんだ安心感はあります。
今調べてたらNature Hikeでも激安のコンパクト寝袋ありました。使ったことないけど直径12cm×29cmだそうです。
<簡単な調理器具>
これは今年初導入です!イワタニのハイエンドモデルPRIMUSの超小型コンロとSnowpeakのケトルを買ったので、コーヒーやインスタントスープ程度の調理はできるようになりました。効果やいかに。
<ウォーターバッグ>
水を入れておくものです。テントで手を洗ったり歯磨きしたりコーヒー飲んだりする用にAmazonで適当に安いウォーターバッグ(5L)買ってみました。効果やいかに。
2−3. アメニティ編
<日焼け止め>
乳液、スプレーの併用です。日中も小まめに塗り直すのをお忘れなく。
まあ、どれだけ頑張って日焼け止め塗っても晴れたら一瞬で肌死にますけどね… 塗らないよりは絶対にダメージがマシになります。
<旅行用の洗顔&化粧水セット>
コンパクトなものをカバンに忍ばせておくと、深夜にテントに帰る途中で顔を洗ってそのまま帰って寝れます。
<旅行用の歯ブラシセット>
コンパクトなものをカバンに忍ばせておくと、深夜にテントに帰る途中で歯を磨いてそのまま帰って寝れます。
あと昼間のクソ暑い時に一回歯磨きすると結構スッキリしますよ。
<セームタオル>
めっちゃ給水してくれるタオルです。これ使っていない人は本当に勿体無いと思います。お金に余裕があれば日数分用意したいところですね。
今後も追記&写真も添えていけたらと思います。あと終わった後の反省点を残していきたい。
最高に快適なフジロックに備えて準備も楽しみましょ〜