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事務職就活の市場をまとめてみた★事務職就活

「事務職ってやっぱりハードル高いですかね?」

との質問に答えるべく、情報まとめたサイトもいくつかありましたが、私なりに調べてみました。

結論からいうと、
事務職の競争倍率は高いは事実。

まず、20卒の求人倍率をみてみましょう。

従業員規模別の求人倍率(2020年3月卒)

全体 1.83倍
300人未満 8.62倍
300~999人 1.22倍
1000~4999人 1.08倍
5000人以上 0.42倍

※第36回ワークス大卒求人倍率調査(2020年卒)

安定の売り手市場ですね。

次に、人気企業である5大商社を例に
職種別新卒採用人数をみてみましょう。

会社名 総合職/事務職/事務職割合

伊藤忠商事 118名/11名/7% (2019実績)
住友商事 131名/23名/14% (2020見込) 
丸紅商事 92名/14名/13% (2019見込) 
三井物産 130名/30名/18% (2020見込) 
三菱商事 130名/7名/5% (2019実績) 

※各社採用HP、媒体より抜粋

事務職の採用人数が少ないのは一目瞭然。。

転職市場含めたの求人倍率をみてみると、、、

事務職の有効求人倍率は0.38倍
(※厚生労働省「職業安定業務統計」より

新卒の倍率も同じくらいというデータも見かけました。これらのデータから、新卒全体の倍率より事務職は難しくなると認識したほうが良いと考えます。


なぜ事務職は倍率が高いのか

理由をいくつか挙げていきます。

・そもそも1社あたりの必要人数が少ない
・事務職はコストカットの対象になりやすい
・事務職は非正規、有期雇用社員が多数
・RPAの発達により事務職は削減傾向
・ポジションの空きが出にくい

たとえば、営業10名に対し事務1名なんてことは良くある話。必然的に必要人数は少なくなります。

また、事務職は利益を生む職種ではないですよね。
つまりいるだけコストになるので、削減対象になりやすい。給料をなるべく低く設定するために派遣社員や契約社員などが多く、RPAによる自動化を進める動きも活発になっています。

実際に損害保険ジャパン日本興亜は2020年度までにITを活用して業務効率化を進め、従業員4000人減(定年退職による自然減のみ)と発表し話題になりましたね。

かつ、一昔前の事務職といえば寿退社も多く聞かれましたが、現在は産休育休の整備や、働き方改革により女性の離職率も減り、ポジションに空きがでなくなっていることも要因かなと考えます。

とはいえ、
やみくもに不安になる必要はないです!

しっかりと考えた企業選びや準備をすれば、他の職種に比べても内定は難しくないと私は考えています。

ポイントは以下4点です。

・SPI、適性検査対策
・志望理由(業界、会社、職種)の明確化
・アピールポイントを外さない
・印象管理

次の記事から詳しくお伝えしていきます。

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