事務職就活を成功に導くコツ★事務職就活
今回はノウハウ編です!
納得のいく事務職就活をするために、自己理解⇒企業理解⇒選考対策の項目にわけ、最低限やっておいたほうがよいことをお伝えします。
順番としては、上から自己理解⏩企業選択⏩選考対策の順に従って固めていきましょう。
志望理由がいまいち説明できない、企業の選び方がわからない、軸がぶれてしまいうまくアピールできない。といった悩みは、すべては自己理解不足に紐付きます。
自分らしく働くためにも、入社後のギャップを生まないためにも、「会社に自分を合わせていく」のではなく、まずは「自分の基準を決め、会社を合わせていく」いくことが重要です。
では早速、自己理解編からお伝えします!
1、自己理解編
「なぜ事務職を選ぶのか」の答えを明確化する。ポイントは過去現在未来を繋げられること。
まずは、【現在】の自分を整理しましょう。これが就活の軸と、弱み強みになります。
【就活の軸の明確化】
やりたいこと(だれに、なにを、どうしたい)
得たいこと、もの
なりたい姿
どんな人生を生きたいのか
他、今の自分が求めてること
【自分の特性(強み、弱み)、性格の理解】
おすすめの方法
⏩私は○○だ。を20個リスト化し、自分にとって活かしていきたいこと(強み)なのか、変えたいところ(弱み)なのかを分類していく。
⏩他己分析
そのリストを他の人(親しい人、初対面の人など色々な人)に見せ、「意外なところ」「その通りだなというところ」「足りないところ」「矛盾違和感を感じるところ」を意見を貰い、ブラッシュアップをしていく。
次に、上記の理由を整理します。【過去】を遡り原体験を交えて説明ができるようになぜ?なぜ?を繰り返しましょう。
おすすめの方法
⏩モチベーショングラフ
就活の軸と私は○○だ。に紐付く原体験はどれなのか付き合わせる。1回の大きなきっかけがあったのか、何度も継続的に現れているかなどを見つけていく。
最後に、【未来】を考えます。
【キャリアビジョンを作る】
⏩やりたいこと
だれに、なにを、どうしたいのか
⏩ありたい姿
やりたいことを実現するために、どんな人柄、スキル、経験が必要なのか
⏩求める環境
やりたいことを実現するために、ありたい姿になるために、どんな環境、チャンスが必要なのか
ここまで出来上がれば、企業を選ぶ基準は明確になり比較検討がしやすくなります。また、選考対策のフェーズにおいても、企業別に新たに用意をするのは、「志望動機」だけとなりますのでスムーズな選考準備と軸のぶれない説得力のある伝え方が可能になります。
2、企業選択編
1で明確化した就活の軸、キャリアビジョンを基に、企業を選ぶ。
1.業務内容
⏩事務職の種類は、こちらを参照↓
https://note.com/moemicareer/n/nec214e469541
希望する業務内容かを確認。
2.事業内容
⏩「ヒト・モノ・カネ・情報」のどこに興味があるのか、なぜその事業に携わりたいのか(誰に(顧客)、何を、どうしたいのか)の意向に、当てはまる事業内容であるかを確認。
⏩業務内容重視タイプで、「正直なんでもいいかな。」の人でも事業内容への興味感心度は必ず選考では問われます。「興味もったのはなぜか」を自分の言葉で伝えられるかが大切です。
3.経営理念、行動指針、社風
⏩理念と自分のやりたいこと、行動指針と自分のありたい姿が近しいことが理想です。
⏩経営理念、行動指針が浸透し体現されている職場なのか、ありたい姿に近しい社員(目指したい存在)がいるかを確認。方法は説明会や座談会、採用イベント、インターンへの参加や、OBOG訪問を活用しましょう。
4.キャリアパス
⏩配置転換・職種変更は可能か、業務の幅を広げられる可能性はあるか、ずっと同じ仕事なのか、どんな専門性を身に付けられるか、キャリアアップは叶うかなど自分の意向に当てはまるかを確認。
5.会社概要
⏩あくまで基礎情報です。これだけでは志望動機になりません。
営業年数、従業員数、拠点、グループ・関連会社、売上高、利益率など
6.その他条件
⏩あくまで基礎情報です。これだけでは志望動機になりません。
勤務先、待遇、福利厚生、研修プログラムなど
企業選択のための企業研究をする際には、あらかじめ比較検討をする項目を決めましょう。これはA社が良いけど、こっちはB社だな。というようにメリットデメリットを理解することが必要です。
3、.選考対策編
1、2で導いた想いを自分の言葉で伝えよう。SPI対策は必須。印象管理を徹底して、全社視点で差をつける。
1、2がしっかり整理され、一貫性のあるストーリーとして話ができるようになれていれば、正直、面接は簡単です。自分の中から出てきた言葉で会話ができている感覚が分かる瞬間があるはずです。
自信をもって、ありのまま腹落ちするまで、1、2を徹底的に行いましょう。
最後に選考対策の+αをお伝えします。
1.SPI対策は必須
⏩採用フローは、他職種とほとんど変わりません。
(例)ES・SPI→集団(GD、面接)→個別面接(1~3回)
ポイントはSPIがある企業については、SPIが出来なければ、その先の選考にはいけないと思っておいたほうが良いです。事務職就活生は、SPI対策は念入りに行いましょう。
2.印象管理
印象で意識したいのは以下2つ。
「ファーストインプレッション=第一印象」
「ラストインプレッション=印象の余韻」
⏩「ファーストインプレッション=第一印象」
・挨拶(目を見て笑顔ではっきりと)
・表情(自然な笑顔、無表情にならない)
目が笑ってないと言われる要因は、眉毛と頬の筋肉の使い方に影響します。苦手な人は眉毛と頬を上に上げるイメージで意識をしましょう。
また、真面目な表情と無表情は違います。話に集中していない、反応が薄い、何を考えているかわからないといった評価は無表情に起因します。「相手に興味を持って、真剣に伝えよう」と思えるか、それだけでも印象は変わります。
⏩「ラストインプレッション=印象の余韻」
事務職の前提として、「コミュニケーションスキルが求められる職種」です。
理由は以下の記事にまとめましたので、参考にしてください。またどんな人物像、スキルが求められているか、この記事を参考にイメージ像をつくって挑むことをオススメします。
https://note.com/moemicareer/n/ndace81b6408d
面接後に、これらを満たす印象を持たせられるかが鍵となります。
3.全社視点で差をつける
⏩売上貢献視点を持とう
「事務職は安定して働けそうだから」
「営業は向いてないから事務職」
という論点で事務職を選ばないよう上記フローをお伝えしてきました。
ラスト大きな差別化ポイントは「全社視点を持つこと」です。
「事務職は営業じゃないから、売上を担ってる訳ではない。」という考え方の方が多くいるのは事実。勿論、直接的に売上を担うポジションではありません。
ただ、「事務職も経営者目線、営業目線を持ち目的目標を共有した上でサポートをする」のと、「自分の責任はこれだけ、目の前の仕事をやればいいという考え方でサポートをする」のとでは、仕事の幅や気配りに大きな差が出ます。
企業は利益を出さなければ存続できません。求められていることを、ただ言われたからやるのではなく、「会社の発展のために、売上を上げるために自分に出来ることは何か」を考え行動する意識を持ち、「自分なりの貢献とは何か」を理解し、アピールすることが差別化のポイントとなります。
お伝えするのは簡単ですが、自己理解を納得できるまでやり抜き、企業理解を深め、その上で選考対策を行うことはそう簡単なことではありません。
ただ、本気で向き合い、やりきっただけこの後の社会人スタートに多きな実りをもたらすと私は思います。
家族、友人、キャリアセンター、教授、就活生向けセイベント、OBOG訪問、会社説明会、合説、使えるものはフル活用して、いまこの時を熱く過ごしてください。
一人でも多くの学生さんが、納得のいくキャリアスタートが切れるよう全力で応援しております!!
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津曲もえみ@キャリアコンサルタント (@moemitsumagari)さんをチェックしよう https://twitter.com/moemitsumagari?s=09
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