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コロナワクチン接種:1回目

コロナワクチンを打ってきました。Biontech ビオンテック社のものです。

インターネットから申し込みを済ませていましたが、予約数日前に再度 “予約日が近いですよ” という確認と、当日に必要となる受付用のバーコードがメールで送られてきました。

「バーコードは、携帯に保存するか印刷して当日提示してください」との事でした。

注射後の体調が予想できないし、先に受けた同僚が「(注射の翌日)腕が痛くてあがらない。」と言っていたので、腕が怠くなっても車の運転が心配だな…と、夫に同行をお願いして連れて行ってもらいました。

指定された会場は、街のMesseメッセと呼ばれるイベント会場(見本市会場)を利用したもので、大きな駐車場もありました。

駐車場から会場入り口までも進むべき方向への表示が丁寧にされており、迷う事なく到着。付き添いは1人までOKと書いてありましたが、入り口で警備の方に「受けるのは誰ですか?」と聞かれて私だと答えると、「旦那さんは入場出来ませんので外でお待ちください。」と言われてしまいました。どうやら補助が必要な人への付き添い以外はダメなようでした。夫は車へ戻りました。

夫よ、すまない…。

少し心細くはなったものの、進むしかありません。先ず入り口で体温をチェックされて(おでこの前でピッとする体温計)、受付でバーコードを提示。すると、パソコンで何やら処理されて、手首に白い紙テープが巻かれました。次に進むと、そこで身分証や健康保険証、勤務先からの証明書、ワクチン手帳を提出。またパソコンで何やら処理されて、バインダーに挟まれた印刷物とボールペンを手渡され、待合室で待つように案内されました。

待合室は大きなホールのような場所で、隣前後と距離を取ったパイプ椅子が並べられていました。パイプ椅子もポツンと1つのところと、2つがくっ付いて並べられているところがあります。

壁には大きな液晶画面が掛かっており、飛行機の搭乗案内のように、数字(受付番号)と入るべき部屋番号が表示されていきます。

待つ間にバインダーで渡された印刷物を確認して、必要箇所へ記入しておきます。

1枚目は私の受付番号と、進みながら記入されていくべきお医者さんによるサイン(チェック)欄があって、私が記入する必要は無さそうです。

2枚目以降は数枚にわたって細かな字で“コロナってなに?”“コロナワクチンってなに?”というような質問に答える形で説明がされており、最後に「説明したお医者さんが記入するサイン欄」と、私が「説明を受けたと認証するために記入するサイン欄」がありました。

これは説明を受けてからでいいのかな?、先にサインしとくのも変か…と思って、何も書かずに読むだけにしました。

最後は問診票で、特病やアレルギーの有無、健康状態などの質問が続き、最後に「コロナワクチン接種に同意する」チェック欄があり、記入とサインを済ませておきました。

記入しながらチラチラと私の番号が液晶画面に表示されないか見ていたのですが、ふっと別の液晶画面に目がいくとなんとそこに番号が出ていました!どれも同じものを表示しているのかと思いきや、複数の液晶画面を確認する必要が有ったようです。あれれ!いつから表示されていたのだろう…。

慌てて指示されている部屋番号を目指して進むと、会場内を即席の壁で仕切った小さな区切られた空間が並んでおり、そこが処置部屋のようです。

指定の番号の空間へ入ると小さな机と椅子、ゴム手袋と消毒液などが置いてありました。

先ずはおじさんのお医者さんがバインダーを見ながら説明や質問を受け付けてくださり、そこで説明を受けたというサインを記入しました。その後、若いお医者さんがワクチンを持ってきてくれて、利き腕ではない方の二の腕にプシュッと注射してくださいました。

バインダーの1枚目に無事に「説明済み」と「ワクチン接種済み」が記入されて、お医者さんの判断で「待ち時間は15分」と記入されました。ワクチン接種後の体調不良などの可能性の為に、直ぐには帰れないのです。

先程とはまた別の、接種後の待合室へ通されると、同じようにパイプ椅子が並んでおり、自分で指示通りの15分を待ってから最後の受付へ向かうように指示されました。

最後の受付は、空港の入国検査のように連なったボックスに窓口が並んでおり、すいている所を選んで並びました。

バインダーを渡すと、私のワクチン手帳にコロナワクチン接種の情報をテープで貼ってくれて、それとは別に同じテープの貼られた小さなカードも渡されました。カードではコロナワクチンの1回目の接種を終えた事がわかるようになっており、「2回目の接種当日にこのカードを持参するように。」と言われました。

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↑私のワクチン手帳。色画用紙で出来た簡単な作りで、使い始めてまだ数年ですが既に角がよれてきています。掌サイズ。

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↑開くと、このように、いつ、何に対する何のワクチンを摂取したかを記入出来る様になっています。記入は毎回お医者さんがしてくれます。

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↑渡されたコロナワクチン接種証明のカード。クレジットカードよりも大きいサイズです。オレンジ色のテープに、私の名前と、いつ、何社のワクチンをどこで接種したかが明記されています。2回目を摂取すれば、下の段にもオレンジ色のテープが貼られるはずです。

これで無事に接種終了です。

出口を出て、夫の待つ駐車場へ向かいました。接種会場でかかった時間は、トータル40分くらいでした。

受けに来ている人が想像以上に沢山いましたが、会場で案内してくれた方や受付の方、お医者さん、皆さん終始和やかで、スムーズに受けることができました。

注射自体は針が細い為か、刺された感覚もないままで全く痛みは無かったです。ですが、徐々に二の腕が筋肉痛のような痛みをもちだして、当日の夜はその腕を下にして寝る事は出来ず、夜中に何度か痛みで目が覚めました。

翌日には腕の痛みは和らぎましたが、日中物凄い睡魔に襲われ、少し身体を横にして休みました。

お医者さんの説明によると副作用は少し遅れて出るそうで、頭痛や身体の火照りなどが3、4日後に出るかも知れないとの事です。また、不安に思うほどの体調不良が出れば、街のかかりつけ医へ電話連絡の後に診察を受けるように、との事でした。

会場の様子を写真に収めたかったのですが、会場内はどこも「撮影禁止」でしたので、お伝え出来るのはこれくらいかな?

来月、2回目を受けに行ってきます。


2021年5月9日


※あくまでも、私個人の体験談と感想です。コロナのワクチン接種については、必要な機関へご自身でご確認くださいね。

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北川 萌子
ありがとうございます。励みになります。 頑張って更新しますね。夫と美味しいものを食べたいな。