ドイツで幼稚園教諭への道-証明書が遂に到着-
通っていた学校から、遂にZertifikat/ツェティフィカート(証明書)を頂きました!
バンザーイ🙌
…と喜んだのもつかの間、んんん?
この紙には『私が何になった(何の資格を手に入れた)のか』が書かれていません。
更に言うなら、学校では2コースあって、ひとつはKinderpfleger-in キンダーフレーガー(男性)、キンダーフレーガリン(女性)/ 日本語に訳すと保育士(?)のコース、もうひとつはErzieher-ein エアツィーアー(男性)、エアツィーアリン(女性)/ 幼稚園教諭のコースがあったのに、私がどちらのコースを修了したのかも書かれていない…。
この2つ、ドイツでは大きな違いがあるのですよ。
前者の方が修得が簡単&お給料が安く、後者の方が修得が困難&お給料が高いのです。
今回私が修了したのは後者のコース。
え?!
結局私は何になれたのでしょう…。
…幼稚園教諭じゃ…ないの?
学校に、「証明書を頂けてとても嬉しいのですが、この証明書によって私が修得できた資格は何になるのでしょうか?」と、「修了までしといて取れた資格がわからないとかある?!」とは思いつつ、問い合わせてみました。
答えは「あなたの資格は教育文化省があなたに与えたものになります。この証明書はコースを修了した証明なだけであり、教育文化省が与えた証明書と合わせて初めて意味をなす物です。学校ではこれ以上の証明書の発行は出来ません。」だそうです。
私がドイツの教育文化省から頂いた期限付き資格証明書。その、2年間という有効期限を無くす為の条件がこのコースの修了でした。資格証明書に書いてある資格は「Fachkraft ファッファクラフト/ 専門家」…。
これだと、「…何の?保育士?幼稚園教諭?」って皆に聞かれるのですよ。そして、自分でも何の専門家なのだかわからない。。。
うえ〜ん。
せっかくやっとの想いで修了したのに。
難しい方のコースを受けたのに、与えられたのは簡単な方と同等の資格とか、もしかしたらもしかして有り得る?!?!
インターネットで見てみたら、保育士は、pädagogische Fachkraft ではなく、pädagogische Ergänzungskräfte 又は、pädagogischen Hilfskräfte というみたいですけれども。
でも別の説明では、pädagogische Fachkraft は幼児教育関係全般をさす…、の様に書かれているものもあります。
大混乱。。。
教育文化省から頂いた期限付き資格証明に書かれた担当者のメールアドレスへ、学校からの修了証明書を添えて、「指定された学校のコースを終えました。私に幼稚園教諭の資格認定証を出して頂けますか?」と送ってみました。
数日経ちますが、うんともすんとも反応はありません。
1年以上経っているので、この担当者が仕事を辞めている可能性もあるかしら…?
でもそれならメールは届かず、送れませんでしたとの知らせが届くはず?
ドイツだから、担当者が数週間の休暇中ってパターンも有り得ます。(引き継ぎなどはなく担当者が休暇を終え出勤するまで放置の、ドイツあるある。)
ああ、
私は一体何になれたのか…。
専門家って…、仕事の契約をする際には、保育士、幼稚園教諭のどちら扱いになるの?!
心労と無力感はまだ続く…。
なんだかなぁ。
もう燃え尽き症候群みたいになっています。
2024年11月29日