改めて、ムーブメントセラピストとして。
これまでピラティスを学び、ピラティスインストラクターとして様々なカタチで教えてきていますが、"Pilates"を尊重しつつも一つにこだわりすぎたくないなと想っています。
マシンピラティスやシルクサスペンションを用いながらレッスンする時も、基本の動きだけに留まらずに自分の身体や感覚に聞きながら、なるべく自由な発想で応用するようにしてみたり、
ヨガや古武術、フランクリンメソッドなど、様々なボディーワークの手法を学んでみたり、またその時々で気になるボディーワークなどの本を読み漁ってみたり。
するとその都度、自分の感じ方も身体の動きも違っているし、人の身体に対しての見方や感じ方も変化してくるのが実感できるんですね。
カラダって呼吸しながら常に動いているワケなので、感じ方も考え方もカラダのポジションなども止まったり留まるのは良い状態とは言えないはず。
一般的にはどの筋肉を鍛えるとか、柔軟性を出す事だけに目が行ってしまいがちだけど、
カラダの構造・仕組みは私たちの頭で考える程単純じゃない。
色んな方法、アプローチや考え方に触れて
自分のカラダと向き合ってみて
だんだん自分自身も整ってきたし、だからこそ徐々に見えてきた。
呼吸のリズム
エネルギーの伝導
身体の調和
繋がり
何ができると優れているとか、どういう形をしていたら正解とかじゃなくて、
呼吸やそこからの動きやエネルギーを伝わりやすいカラダにしておくのがいい状態という事。
だから人それぞれ心地よいバランスは違ってていい。
その為には力をつかうのではなく
ゆるめておく。
ゆとりをつくっておくことが大切。
でもただ柔らかければ良いという訳でもなく、身体の組織やその構造がお互いに支え合えていること。
ピラミッド△のように、その構造上の力の関係性が調和して成り立っていくもの。
なんかそう考えてると身体だけじゃなくて考え方とか、自然のありかたとかに通じてるように感じませんか?
ひとりひとりの身体は小さな宇宙みたいな。
カラダは私たちの想像を遥かに超えた
素晴らしい構造を持っている。
頭で考える事には限度があるから
カラダで感じてみるのが大切。
直感を大切に 感じるまま動く。
そうする事で潜在的な可能性をも拡げて行けるのかなと。
全ての人が本来持っているはずの、身体の潜在的な可能性を拡げることができたら。
そうして身体が健やかになれたら、
精神的にもより健やかになって
その人がその人らしく美しく、より輝けたりするんじゃないかなと思うのです。
そんな想いから
私はピラティスインストラクターではなく
『ムーブメントセラピスト』
と名乗ってみることにしました。
それぞれが潜在的に持っているはずの
動きや機能を引き出し、それを信頼できるようにすること。
姿勢や呼吸を見つめなおして、意識をもたらすこと。
するとカラダにもココロにもゆとりが生まれてきて、それがセラピー、癒しにも繋がっていくはず。
動きを改善したり、姿カタチを変えるというインストラクターに留まらず、出会う方々のそれぞれの素晴らしさを引き出したり、癒やしを与えたりできたら本望。
そんな人との出会い、気づきを通して私自身の進化、成長につなげさせてもらいながら。
ムーブメントを切り口に、癒しに繋げて行けるようなセラピストになれるよう、引き続きさまざまなな角度から深めて行きたいと思います。
今後ともムーブメントセラピスト高橋萌夏をよろしくお願いします♡