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レ・ミゼラブル

先日、漫画家みなもと太郎先生が亡くなられたことを知りました。
先生の代表作は「ホモホモ7」や「風雲児たち」ですが、私の大好きだったマンガは「レ・ミゼラブル」でした。

前回のつぶやきで書いた通り、学校帰りに本屋さんで立ち読みしていてこのタイトルを取り、面白そうだったのでちゃんと買いました(ォィ😆) 。
読み始めて男性と女性でなんでこんな絵柄が違うんだと思いつつ、そのストーリーにどんどん引き込まれていき、もうラストはボロ泣きでした。

このマンガの先生自身の後書きに「ラストが違う」という説明があり、じゃぁ原作はどうなんだろうと興味が湧き、なんと家に小説本があるじゃないかということで(なぜ家にあったかはナゾ)、せっかくだから読もうとしたんですが、後書きにも2500ページと説明がある通り、その長編小説に圧倒されつつ、毎夜7時から12時くらいまで5時間を2週間くらいかけて読んだ記憶があります。
さすがにもう細かいストーリーは覚えていませんが、マンガとラストは違いハッピーエンドという感じでもなく、やはり当時の時代背景もあって、静かにラストを迎えたという流れは妥当なのかなぁと思いました。

時は流れて2012年冬、なんと映画になるというテレビCMを見て映画館に行ったのですが、ミュージカル映画だったんですね。しかも最初から最後まで全編歌いっぱなし!
これにもハマり6回映画館に足を運びました。マンガにはほとんど出てこないエポニーヌが ただただ悲しかった です。にしても、泣きポイントが多すぎて帰りは大変でしたね。

そして今回、コミックはすでに手元になかったので、あらためて Kindle版 を買って読み返しましたが、やっぱりおもしろかったです。マリウスがギャグすぎる。。
原作とは違うラスト、先生の優しさからなんですよね。私もこのマンガのラストが大好きです。

みなもと太郎先生、とってもすてきな作品をありがとうございました。

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