西安の思い出
歴史雑記109
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※ヘッダ画像中央の山が始皇帝陵。
はじめに
海外旅行に行くことが難しくなってから、もうずいぶん経つ。
僕は年に1回か2回だが、それでも計2週間くらいは海外に滞在することを愉しみに生きていたところが少なからずあって、いまの状況はなかなか苦しいものがある。
最後に訪問したのはベトナムだったが、思い返すと懐かしいのはもう10年ほども前になるが、中国の西安である。
今回はただ一度だけ行った西安の思い出を綴ろう。
西安は中国の奈良・京都
告白しておくと、僕はいまだにトランジット以外で北京に行ったことがない。
中国古代史を勉強している僕にとって、北京は現在の首都ではあっても、どうしてもじっくり滞在するとなると優先順位が下がるのだ。
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