イライラが止まらない人へ
猫「お前らそんなもんかぁぁぁああああ!センター!センターー!」
かかってこいやあああああああ!!!
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以前 感情が先出来事が後 という記事を書きましたか?←自問
仕事に行くと特定の人の言動が気になって気になって
それはもう気になって仕方なく
直接言いたい 言ってしまいそうだ 明日同じことが起きたら俺はお前を
お前を こ〇〇・・・
わかる
そいつが悪い
そいつが仕事遅いから俺の業務も遅れるんだわ
そいつが仕事しないから俺が何倍もの業務をこなさなきゃいけないし
そいつの変なこだわりを持ったやり方のせいで俺の仕事が面倒になる
そいつがあんなこと言わなければ俺の一日はもう少し穏やかなはずだ
そいつが別の部署に異動にさえなれば
そいつさえいなければ
そいつ そい・・
そいつが全部悪いよ
全部そいつのせいだ
あんたが絶対的に正しい
怒るのも当然 そいつが悪い
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「(心が)怒っている ➡ 怒る(行動する)」
なんでこんなシンプルなことをしてはいけないと
我々は思うのでしょうね
でるだけ冷静に 沈着に
感情を乱す姿を見せることなく スマートに
いつからかそれが”大人である”と私たちは教えられました
確かに そうなのかもしれない
でもそれは 子供の頃にしっかりと怒りや悲しみを吐き出してきた人が
感情を出し切って冷静に対応できるようになる
それを「大人」と呼ぶのであって
感情をそのまま出すのが当たり前の子供時代に
それを抑えて生きた人が 外に出すことをすっ飛ばして
大人になんてなれるわけがない
湧いてきた「感情」は 自然に消えることはありません
出さないと体に蓄積されていきます
あなたが今 誰かに怒りを覚えるのなら
その「怒り」という感情が あなたの中に先にあって
外に出たい 出さなきゃいけないから
「怒り」を覚える出来事をわざわざ見つけに行っているのですね
今 怒りを感じた時にその場で
怒ることを自分に許して 相手に言いたいこと全部 言ってみて
そうしたら 涙が出てくるかもしれない
本当に怒っているのは その人に対してじゃないから
寂しさや悲しみを 怒りで隠してしまっているんですよね
その寂しさが出てくるかもしれない
だけれど
感情は 出すしかなくて
出して 出して 出し切ってしまえば
古い感情はちゃんと 成仏します
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私めっちゃ怒る人だったんですよって今もしょっちゅう怒ってますけど(笑)
物心ついた頃には既にエゴがあったのを覚えているほど
人形のような子供だったので
思春期になって 抑圧してきた寂しさだとか悲しみだとか恐怖だとか
そういったものが全部怒りとして出てきました
仕事に就くようになってからは本当毎日のようにスタッフに怒鳴ってた マルキューのギャル服屋で(笑)
疲れるんだわ怒鳴ると もゲッソリだったよ毎日
でも怒りたい わけだから 正当な理由で怒れるヤツを引き寄せるし
無意識に荒探しもしてるんですよね
怒りを出して出して 出し切った時に気付いた
本当は両親に怒っていたのだということに
言えなかったことは体内に蓄積されます
出し終えたからといって 怒りがなくなるわけじゃないし
一生のうちに完全に出し終えることはできないかもしれないw
でもその多くが過去に対する怒りじゃなくなるから
怒ることに対して自己嫌悪になることもないし あれこれ考えなくなる
自分の怒りを正当化する必要がなくなるので
誰かの同意も不要になります
出したらすっきり それを繰り返す自然な流れというか
だからTwitterとかで怒りの長文を拡散するのは過去の怒り(個人的な観念に対する怒り)を浄化しようとしてるんよね
これを更に抑えたまま歳をとるじゃないですか
そうすると「老害」と呼ばれるものを起こすと思う
若い人達だって やめたいこと言いたいこと抑えてるでしょ
自分が我慢してきたこと 抜け抜けとやってる輩が隣にきたら腹立って
そいつにも同じ禁止をしたくなるのが人間
年寄り世代は我慢ばっかりしてきたんですよ
兄弟がいたら下の子に譲る 着る服はお兄ちゃんのおさがり
重役になるために上司の言うこと全てにYESと答える
そしてそれができない自分を責める
目立つな はみ出るなっていう そうゆう世の中だった
そして今制御できないほどに溜まった怒りを世界にぶつけてる
だから老害老害罵ってる人もいつかそうなるんだよって思います
そして世界は自分 なのですから
誰かに怒りを覚えた=それを自分に言っているということにもなります
そこをまず自問してください 何に苛立っているのか
例えばあなたに無理を強いる上司に苛立っているなら
例えばあなたが一人で子育てと家事をしていて旦那が手伝ってくれないことに腹を立てているのなら
あなたはそれを 頑張ってこなしているのですよね 黙って
体壊しながら 自分のやりたいこと我慢しながら
ひとりで頑張っているんですよ 誰も助けてくれないから
そしてそれを わかってほしいんです
お母さんに(お父さんに)
わたし頑張ってるんだ
辛いけど頑張ってる いっぱい我慢もしてる
でもお母さんも大変だもんね
わたし お姉ちゃんだもん
だから文句言わないよ 平気だよ
そうしたらその子に言ってあげなきゃいけない
「よく頑張ったね ちゃんと知ってるよ」
誰かに怒りを覚えた=その誰かになんて言いたい?
仕事しろ!手伝え!そうゆうの全部吐き出したら最後に出てきます
「わかってほしい」
あなたの中の小さな子供が わかって!!!と言っている
その子がしっかりと自分を見てもらえたと感じた時には
その怒りは 終わりを迎えて
”誰かに認めてほしい!!!”という強烈な想いがすこしずつ 薄れていくのです
認めてほしがっているのは
あなたの中にいるあなた つまり本音です
See you next psychology.
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