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ワープワープツアー_セルフライナーノーツ
ピクトニカというバンドでベースを弾いています。
主な活動拠点としていたのは札幌なのですが、現在メンバーの居住地が関東と札幌とで分かれているので、リモートで曲を作ったりしています。
みみこ(Vo.Samp) きしり(Vo.Gt) もへ(Ba.) みずうち(Dr.)
なんだかたのしいかんじのツインボーカルポップバンド
左から、きしり→みみこ→もへ→みずうちです。
チャットモンチーラスト武道館のあと撮ったアー写!かなりお気に入り。
ライヴで大号泣したあとだったのでサングラスありがたかったな…
目を開けて、かついい表情を全員がするのって結構難しいので、サングラスめっちゃ楽!!!ってなった。
ざっくりメンバー紹介
きしり:メロディーメイカーとしての才能がすごい。独特の節回しか声質由来なのか、懐かしさと哀愁が出やすい。
みみこ:しっとり系の曲の歌詞がとくにすき。奔放さを感じる声質がめちゃいい。ライヴではサンプラー*叩きつつ歌っててすごい。
みずうち:先生。ジャケットデザインとかシンセ含むアレンジとか、ピアノも弾けるし、だいたいなんでもできる。
*サンプラー:複数のボタンにそれぞれ音の素材をセットしておける機材
私以外の3人がみな曲を作れる、クリエイティビティにあふれたチームです。
ピクトニカってこんなバンドだよ
惑星ごっこが人間スタートなら、ピクトニカはコンセプトスタート。
メンバーで何したいかが先行したのと、こんなことやりたいよね~が先行したのかの違いがあるような気がする。
自分自身の立ち位置でいうと、ベースのひとなのは同じだけど、コーラスもやんないしライヴのときもしゃべらないし、気楽に気ままにやらせてもらっているな〜
6時間かけて撮った実写PV。めちゃめちゃクッキー食べた。
惑星ごっことおなじく、めちゃくちゃにお世話になった札幌のライヴハウスに恩返しすべく、LIVE HOUSE AID In SAPPOROに参加しました!
どんどん曲が追加されるし、box*というクラウドストレージで共有されるので、ストリーミング視聴・ダウンロードもできます。
*DropboxやGoogle Driveのようなものです。
札幌のバンドシーン入門編としてもかなりおすすめできる内容です。なんと1000円!!!どこまで曲数増えるかわかってないのですが、どんどん増えてます!!
ここからはぜひ"ワープワープツアー”を聴きながら読んでね。
ピクトニカのメンバーでこの作品についてワイワイしゃべったものから引用しつつ進めるスタイルを取ってみます。
ワープワープツアーとは
ピクトニカの4番目くらいにできた曲。2015年の夏に作ってました。
大学院1年生のときだ。
徹夜明けのみみこが朝8時にドラムとメロをピクトニカLINEに投稿してきたところから、2ヶ月くらいでガッと作った曲です。
08:00 みみこ:仮タイトルうみ。夏とかドライブのための曲にしたい
15:00 みずうち:コードつけてみた
仕事が早すぎる。スピード感やばい。
ここでちょっぴり聴けるよ。
歌詞について
はじめて&唯一歌詞を書いたのがワープワープツアー。
歌詞は別のnoteにしました。
みずうち先生がコード譜も作ってくれたので必見です。
仮タイトルが”うみ”だったので、海に憧れる街のひと、街に憧れる海のひと、情景描写で組み立てていった記憶。
深海にひっそりとひそむなにかとの出会い、変わりゆく季節への期待感がつまったイメージです。
北海道の夏って短くてあっという間。だからこそすごくすきな季節。
それと同じように、めちゃめちゃたのしいと感じるいまこの瞬間も永遠に続くわけではない(けどこの気持ちをぎゅっと閉じ込めておきたい)みたいなことを考えていた記憶があります。
いつか忘れてしまうなら この瞬間も
四角い 泡に閉じ込めて
気だるい午後は全部ほらスキップして
もっと深いところまで
”四角い泡”っぽい音をみずうち先生が作ってくれてうれしかったな〜〜
歌詞書くのはまたやってみたいなーー
(余談)ノリで書いた文章が歌詞っぽいと言われて嬉しかった。
夏がすきなんだとおもう。
百万回リツイートしたい!
— 廣瀨雄太@縫う人 (@tameiki_tw) May 22, 2020
歌詞みたいなすてきなシチュエーションの数々、、! https://t.co/vGCEzaYOlN
ベースについて
サビでなみのりっぽさが出したくてがんばった結果、めちゃめちゃ大変だった。ノリを出すのがいちばん難しいかもしれん。夏の浮かれたにぎやかな感じが出せてよかったなあと思う。
2サビ後の間奏が特にお気に入りです。打ち込みの音の重なりも含めてめっちゃすき!
メジャーコードに短3度(マイナーコードを規定する音)を乗っけてます。
ここは水底を進む強い何かのイメージ。
文字通り”みんなで作った”曲
ピクトニカメンバーでLINE通話してる時に、みずうちせんせいがこんなものをしれっと提示してきてビビった。
歌詞/メロディ/コード/リズムの四つの要素を作ったのが誰かを表した図。
※数字はできた順番、メンバーカラー
まずこれ作ろうと考えるのもすごいし、どの部分が誰起因なのかがちゃんとわかってるのがすごい...
そしてこれ見るとピンク(もへ)以外の入り混じり方がすごい。
みみこが持ってきたワンコーラス分のメロにみずうちがコードつけてAメロきしりが全とっかえして…みたいな軌跡がまとまってます。すごい。
ちなみに13のピンクのところは、リズムが一瞬倍になってるところ。
ドラマチックでお気に入り。
Vo.Samp みみこより
仮タイトル"うみ"の通り、
これからの季節にぴったりの爽やかな潮の香りがする曲です!
あなたの想像力次第では、海こえ、山こえ、果ては宇宙までもワープ出来るかも。。
是非この夏に行きたいところを思い浮かべて聴いてください💫
―みみこ
Gt.vo きしりより
担当箇所の入り乱れ方がすごい・・・
振り返ると紆余曲折ありましたが、夏っぽく爽やかながらもエモみのある曲に仕上がったなと思います。
好きなポイントはサビ後半のコーラスが追いかけるところです!
普段インドアな僕も、この曲を弾いている時はなんだか外に飛び出したくなってきます。
皆さんもこの曲とともにまだ見ぬ旅路に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。
―きしり
Dr. みずうちより
ピクトニカの楽曲の中でも、とりわけ4人のセンスがまんべんなく散りばめられた意欲作になっています。
当時は(今もだけど)色々と手探りでやっていたので、Cメロからサビに繋げるコード進行がとても難産だった記憶があります。
この機会にぜひ曲を聴き込んでみてほしいです!
―みずうち
まとめ
たとえ家から出られるようになっても、あっというまに元どおり!とはいかないのがきっと現実。
わたしたちやライブハウスを取り巻く状況はめまぐるしく変化しています。
それでも想像することはいつだって自由なまま。
おうちにいながらどこかに飛んでいけるようなそんな曲、ワープワープツアー。ぜひ聴いてみてください。
ピクトニカについて文章をがっつり書いたのは実ははじめてなんだけど、これはこれで面白いな..
折に触れてまた書いてみたいです。
お知らせ
ピクトニカの1st mini album ”prism”が各サービスで配信開始!
大体のストリーミング系のサービスにあるので、ほかの曲もぜひ聴いてみてください!
惑星ごっことはちがうアプローチでベース弾いてたり、作り込みの方向性もぜんぜんちがうので比べてみるのもおもしろいです。
(このジャケットもめっちゃすき)
まったくといっていいほど(宣材以外の)写真がないので、C.C.C.のMV撮影時のツイートでおわかれです!それでは!
これからクッキーパーティーします😎🍪🎉 pic.twitter.com/P8mmjmV3I3
— ピクトニカ (@pictonica_) August 2, 2016
クッキーパーティー終わりましたーー!たのしかったーー!🍦🍩🍫🍪🍭🍮🍬(AM5:15) pic.twitter.com/dQuJbSsdr9
— ピクトニカ (@pictonica_) August 2, 2016
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