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【モラトリアム期間の終焉】

先日、いまのアパートに引っ越してきて3回目の更新手続きをした。

早いもので12月からは、ここでの生活もとうとう7年目に突入していくことになる。

正直、こんなに長くここに住むつもりはなかった。

そもそも最初から、このアパートには住みたくなかった。

ただまぁ諸々事情があり(まぁいちばんの決め手は、なんといっても家賃が激安なこと)イヤイヤながら住み始め、6年弱住んだいまも、住めば都なんて言葉とはいっさい無縁の状況である。

なぜそんな状況なのに今回も更新手続きをすることにしたのかといえば、まぁいちばんの理由は想定外に家賃が据え置きだったことだ。

その代わりに、昨今流行りのナンタラ安心サポートやらに強制加入になったので、実質1,100円の値上げと同等だけれど、まぁわたしのなかでは想定していた範囲の金額なので、許容することにしたのである。

と、こういうといかにも尤もらしく聞こえるが、今回の更新は、わたし自身が現実逃避をしてきた結果だ。

もちろん、この6年弱がムダな時間だったというわけではない。

相続を機に投資の世界に足を踏み入れ、初っ端からコロナショックや原油大暴落で相場の大洗礼を受け、それでもめげることなく相場と向き合い、着実に歩みを進めてきた時間でもある。

それはこの先、わたしが死ぬまで続ける本職でもあり、そうした軸が自分のなかにようやく生まれた時間なのだ。

そんな時間が、けっしてムダなわけはない。

けれども、自分自身の人生については、キチンと向き合って考えてはこなかった。

まぁそこまで自分に余裕がなかったというのが正解なのだが、とにかく自分の人生は二の次で、とにかく投資家としてやっていける目処を立てることに必死だったのだ。

そしてようやく、とりあえず自分の本業はコレだな、と思える軸が生まれ、あとはこれからも日々の努力を継続して、経験と結果を積み重ねていくだけだ、と思えるようになった。

つまり、ようやく自分の人生について目を向ける余裕が生まれてきたのである。

わたしは10年以上前から、石井ゆかりさんの星占いを非常に参考にしているのだが、2017年に彼女の著書から「2025年からは家や地域における責任が、ここから重みを増してゆく」という言葉を目にしたとき、正直まったくピンとこなかった、

まぁ8年後の自分のことなんて、ピンとこなくて当たり前なのだが、本当に何のことを言っているのかわからず、またそれよりも前にクリアすべき目の前の課題が山積みで、そんなことすら忘れていた。

そんなすっかり忘れていた課題に、とうとう本気で向き合わなければならないトキがきたのである。



余談ではあるが、わたしは星のパワーを、わりとダイレクトに心身で感じる方なので、あとから星の動きを知り「なるほどな」と合点がいくことが多い。

なので今回も「いよいよ自分の最終的な居場所について、本気で向き合わなければならないトキがきたのか」という想いを、星の動きを再確認することで、自分の次の課題がいよいよ見えてきたのである。

それはココ10年ほど、後回しにし続けてきた課題でもある。

先にも述べたように、自分の生きる道を模索することに必死で、それどころじゃなかったから仕方がないのだけれど、とうとうずっと先延ばしにしてきた【居場所問題】について、キチンと向き合わなければならないときが来たのである。

ちなみに星の動き的には、2025〜2028年の間に大地にしっかり根を下ろす動きは完了するようだ。

いますぐ慌ててバタバタ動くことはなさそうだけれど、さりとてそうのんびりもしていられない。

プライベートな世界で生きる道筋を見つけ、安住の地を得るためには事前に準備も必要だ。

そのためには、ずっと先延ばしにしてきた現実の課題と、わたしは向き合わなければならない。

それはココ10年ほど漂い続けてきた、モラトリアム期間の終わりを意味するものである。

自分のなかにようやく生まれた軸を持って、新たな自分が生きていく場所を決めるために。

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