『フィンランドで実現したい100のこと』#002
#002 リングレイルラインの静けさを感じる
こんにちは。
フィンランド大好き、moeです。
今日は、フィンランドで実現したい100のこと
2つ目のお話です。
空の玄関口、ヴァンター空港からヘルシンキへ。
私はいつも、リングレイルラインという
鉄道を使います。
リングレイルラインは、
ヴァンター空港と、ヘルシンキ中央駅を
一本で結んでいます。
フィンランドへ到着してからすぐに、
30分にも満たない、短い鉄道の旅が、始まります。
フィンランドの地を踏んだ喜びと、
空港の活気の余韻に、
気持ちは、ソワソワ、ワクワク。
白い大きな電車に、乗り込みます。
どの席も、スーツケースと一緒に着席できるほど、
ゆったりとしています。
そして、大きな窓
窓側の席に腰かけて、一息。
車内を見渡して、気づくのは
広告がないことです
釣り広告、ポスター、ステッカー、CMモニター
なにもありません。
車内アナウンスでさえ、聞こえてくるのは
駅の名前、だけ。
足元にご注意、とか
ご乗車ありがとうございます、とか
何も言わない。
落ち着いた女性の声で、駅名だけです。
だから自然と、視線は大きな窓の景色へ。
流れる白樺、広大な田園景色を眺めながら、
静かに思考の世界に入っていく。
今回の旅で、楽しみにしていることを、思い浮かべます。
ホテルの朝食の、真っ白なヨーグルト
街の、雑踏の音
ストックマンデパートの、地下へ降りる階段
エスプラナーディ公園の、豊かな緑
初めての体験への、期待感
思い浮かべながら、
楽しみだね
嬉しいね
また来れたね
ぽつりぽつり、夫との会話が始まります。
リングレイルラインの静けさは、
感じる力を、研ぎ澄ましてくれます。
リングレイルラインの静けさを感じたい
その先に、自然に湧き出てくる、ワクワクを感じたい
大切な人と、共に感じたい
もちろん一人でだって、心地良い
今日も、私のワクワクにお付き合いくださって、ありがとうございました。
moe
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?