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さんぽ、とカメラ

最近カメラを購入しました。
CanonのEOS50という名前の一眼レフのもので、カメラ初心者に売れ筋の商品らしいです。

このカメラを購入したいと思ったきっかけは、これまた最近人気爆発だというinstax miniというチェキを手に入れたことでした。
シャッターを押すと、すぐに写真が出てきます。色彩や輪郭がぼやけていますが、そこがいわゆる「エモい」というやつなのでしょう。味があってなかなか良い写真が撮れます。

そこで、「もっといろんな効果を駆使して写真を撮りたい!カメラ女子になりたい!」という思いが先走り、去年の誕生日に本格的なカメラを購入する次第となりました。

カメラを求めて大きな電気屋さんに出向いた際、わたしがイメージしていたのは、昔父親が使っていたデジカメでした。手のひらからすこしはみでるくらいのサイズ感で、手軽に写真が撮れるものを探していました。

しかし、店員さんにきいてみてびっくり。なんと、スマホのカメラ機能が発達したため、スマホと同程度の撮影能力が搭載されたデジカメはとうに売られなくなっており、最安値でも10万円前後のものからしかなかったのです。

世の中のカメラ女子は、このような価格帯のものを手に入れているのか…と衝撃がはしりました。
しかし、せっかくの機会です。気に入ったものを買おう!と奮発して、先ほどのEOSちゃんを購入することとなりました。なかなか大きい買い物で、今のところ我が家で「最も高価なもの」として丁重に扱われています。

すでに述べたように、スマホのカメラの技術は進歩し続けており、かなり画質の良い写真が撮れるうえに、撮影モードや効果も選択できます。持ち運びもしやすいので、こだわりがない限りはスマホのカメラで充分です。
ただ、初心者代表のようなわたしでも、「カメラで撮る」ことのメリットが撮影していくうちに徐々にわかってきました。
次に挙げているのは、去年の秋に訪れた「六甲ミーツアート」で撮影した写真です。


六甲ミーツアート「風の教会」にて
「風の教会」に続く階段
六甲ミーツアートの屋外作品


なんというか、スマホのカメラに+α してその場の「空気」のようなものまで表現されているように感じます。

ちなみに、このEOSちゃんには「シーンインテリジェントオート」なる機能があります。カメラがすべての設定を自動で決めてくれるという大変ありがたいもので、わたしは今のところもっぱらその機能に頼って撮影しています。少しずつ慣れてきたら、他のモードでも工夫してみたいな~。

散歩中、初めて訪れた駅の近くで


夜の商店街


フランスへ向かう飛行機の中


フランスにて、サモトラケのニケ


こうやって改めてカメラで撮った写真を見返すと、光、温度、手触りなど「目に見えない、でもたしかにそこにあったもの」まで含めて撮影できているような気がするのです。

わたしのカメラ生活はまだ始まったばかりですが、今後も積極的に撮影していって、より良い写真を追求していきたいです。

もしカメラのデメリットを一つ挙げるとすれば、持ち運びの際にかさばる&重いという点です。
わたしは出かけるときに荷物を極力少なくしていきたいので、遠方に行く際にこのカメラを携えているとわずらわしく感じます。また、高価なものなのでちょっと緊張します。
とは言っても、何かをする際に多少の犠牲は発生するものなので、今後慣れていけば大丈夫でしょう。

この記事を読まれている方の中で、もしカメラの購入を検討されている方がいらっしゃれば、少なくともわたしは「買ってよかった!」と思っていますので、何かの参考になれば幸いです。





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