その宣伝に、響く人はいるのか。
「小劇場の人たちみんな同じようなツイートしてるよね。観に来てください、頑張ってます!的な。だから、見慣れすぎて、全部おんなじに見える」
最近、演劇人じゃない友人にどうしたらもう少し外の方にも12月に私が企画している『はら、はらり』という作品が届くのかを相談している時に言われた言葉↑
(実際はもっと丁寧な言葉で言ってくれてましたが要約するとこんな感じかと)
決して、disってるわけではなくて、
ただ、ただ、素直な感想なんだと思います。
・何日に公演あります
・本番まであと何日です
・今日、お稽古でした
140文字という短いツイートでは
中々、表現も難しいのだろうけど、
知名度のある所謂ファンを持ってる人以外で
SNSのツイートだけ見て、もし、来てくれる人がいたとしたら、どんな言葉に惹かれて、興味を持ってくれるんだろう。
人は物語(ストーリー)に共感する
ただ、ストーリーだけでは“購入”までは
直結しない。
皆さんに質問です。
▷皆さんが、その役者さんを応援したいと思ったきっかけはどんな事からですか?
▷また、所謂、『推し』がいるわけではないけれど、舞台に足を運んだ事があるとしたら、その理由が知りたいです。
どうしたら、作品の魅力や面白さが届くだろう。自分ごとに少しでも作品を感じて貰えるのだろう。
毎日、そんな事を考えながら、色んな方に話を聞いたりしている中で、これも冒頭に出した友人から貰ったアドバイスの一つで、
キラーワード
があると良いよねって。
その作品をあらわす言葉で、万人にじゃなくてもよいから、
深く、強く、誰かに刺さる言葉
その作品は、私が観る必要があるんじゃないかって思わせてくれる言葉。
そういうのを、色々試しながら
SNSでも言葉を探してみるとよいのでは?と。
12月に私が主催する【はら、はらり】という舞台は表面上だと
着物、遊郭、吉原、華やか、美しい、女、壮大、愛、時代劇
などといった印象が多いのかもしれません。
むしろ、第一印象もみんなに聴きたい。
時代劇が凄く好き!という方も勿論いるとは思うけど、なんか難しいのかなぁ、と思われる方も居ると思う。
キラーワード、まだこれ!とは中々ならないんだけど、↑上が表のキーワードだとすると、内在的なキーワードだなぁと原案者の私が思うのは
生々しさ、人間の生きる力、業、本当の自分と出逢う、昇華
かなぁ。。
綺麗なだけの物語ではなくて
難しい物語でもなくて
肚にドスンと響くような
細胞の一つ一つが震えるような
そんな物語を届けたいし、脚本の時点では既にそうなってる絵が見える作品です。
女性の肉声に近いと言われる中国の楽器・二胡の生演奏と、中川えりかさんの天地を轟かす唄声と
8人の踊り手によるオンナ達のムーブメント
綺麗なだけの物語じゃない。
フライヤー公開されました。
誰も観たことのない吉原遊廓がここにー
🥀チケット予約開始は10/3(土)
🥀はら、はらり公式サイト
https://http://nettencom.xsrv.jp/haraharari/
もし記事を読んで「応援したい」と思って頂けたらご支援をお願い致します…!頂いたサポートは舞台『はら、はらり』の製作費とその為の活動資金として大切につかわせて頂きます。