冬の長野で、私の好きな景色を見つけた日々
冬の長野は厳しい。
まず気温がとても低い。特に朝と夜は、氷点下に行くほどの寒さで、道路も車の窓ガラスも草も凍っている。
そして、積雪の多い地域では、通行止めの規制がかかる。冬になれば、行けなくなる場所も多い。
だけど、
冬の空気は澄んでいる気がする。
気持ちのいい、よどみのない、きれいな空気。
凍てつくような冷たい空気の中、長野の美しい瞬間がいくつもあった。
雪を被った北アルプスと松本城
真っ暗の中で光り輝く「油屋」
グラデーションに染った夕焼け空
昔ながらのレトロな喫茶店のオムライス
温泉×本という不思議な空間
ブックカフェの壁一面の本棚
古民家カフェの可愛くて美味しいタルト
暗闇の中で輝く松本城のプロジェクションマッピング
この冬に美しかった、長野の景色をまとめてみました。
日本中、世界中、どこにいても同じ空の下。
だけど、なんでこんなに長野の空は綺麗だと思うのだろう…と、埼玉に戻って考えていた。
東京も埼玉も、澄んだ青い空、淡い色の夕焼け空もある。
でも、電柱と電線、広告の看板、高層ビル…、遮るものが多すぎる。
みんな片手にスマホ、手元ばかりを見つめ、空を見ることすらない。
私は、空の美しさに気づける人でいたい。
長野で撮った綺麗な写真を振り返って、そう思った。
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