ずっとできること

誰に頼まれるわけでもなく

日がな一日楽しくひとりでできること。

わたしの場合、料理と手紙を書くことかも。

って今日思った。

今朝、布団の中で読み返していたのは「ウニヒピリのおしゃべり」

サブタイトルは「ほんとうの自分を生きるってどんなこと？」

吉本ばななさんと平良アイリーンさんの対談本。

読み返してみたら、大事にしたいこと、再確認できてほっとした。

表紙と裏表紙のタム君の絵が可愛くて、それも気に入っている。

この本はフラのレッスンに行き始めたばかりの頃に本屋さんで買ったんだ。

今朝読んでいた章は「自分らしい仕事・生き方」

ほんとうにやりたいことがあるときは、あれこれ口で言う前にもうすでにやっている、みたいなことが書いてあって、わたしにとってそれってなんだろうなぁって、ぼんやり布団の中で考えていた。

そうして布団から抜け出して、台所に立ってあれこれ作り始めた。

今夜は唐揚げにしようと決めていたから、えりちゃんにシェアしてもらったレシピで唐揚げの下味をつけておいた。

ちょうどtiny peace kitchenが唐揚げ定食のレシピを掲載してくれていたから、それを参考に根菜の塩麹ピクルスも作った。
家にあった牛蒡・かぶ・ラディッシュで。

なんだか時々咳が出るし、レモンがしなびかけていたから、薄切りにしてハチミツ漬けにしてみたり。

唐揚げにはお味噌汁がいいなぁと思ったから、かつおだしをとっておいた。

でも、昼ごはんにはパンが食べたい。

となるとスープがいいなと思って、じゃがいものポタージュを作った。

レシピをinstagramにメモ的に載せてみたら、作ってみたよ！とか、今度これ作ってみる！なんてコメントをくれたお友達がいてうれしかった。

おいしいものはみんなとシェアするのが楽しい。

チーズバゲットと一緒にたべたら相性ばっちりだった。

午後はあちこちに手紙を書きながら、昨晩の新生音楽（シンライブ）を聴いていた。

雨が降っていたけれど、郵便局に発送用のレターパックを買い足しに行きたかったし、書いた手紙も早くポストに投函したかったから、傘をさして外へ出た。

商店街で少し買い物もした。

和菓子屋のみよしさんでお気に入りの抹茶クリーム大福（夕方にはだいたい売り切れてる）をゲットして、ホクホクとした気持ちで豆腐の武蔵屋さんへ。

冷たい雨が降ってるねーなんて話しかけてくれるおばちゃんは今日も可愛い。木綿豆腐をお味噌汁用に買って帰った。

夕方、しばらく冷蔵庫の奥で眠っていた台湾土産の揚げ湯葉（豆皮と呼んだりするみたい）を調理してみることに。

茹でで油抜きして、ひじきとピーマンと一緒に梅醤油で炒めたらおいしかった。白ごまも散らして。

食感は油揚げのようで、くにゅくにゅとしている。

煮物なんかにもいいらしい。

つきひほしの二人が買ってきてくれたのに、しばらく手をつけてなかったのだけど、こんなに使い勝手のいい食材だったなんて。

台湾、また行きたいなぁ。高校生の頃行って以来だけど。

袋の底に細くなってたまっていた豆皮をひき肉っぽくなにかおかずになるものにできないかな、と思って実験。

出汁をとったあとの鰹節、菊芋、ねぎ、にんにく、生姜を細く切って、ごま油で炒め合わせて、酒、みりん、ひしおの糀で味付け。

美味！

見た目がすごく地味だけど、ごはんのお供にぴったりなものができあがった。

台所は実験室だな。

時間に追われることもなく、あるものであれこれ作ってみるのがすごく楽しい。

（左が豆皮といろいろを炒め合わせたもの、右がひじきと炒めたの）

こうして一日が過ぎていって、またおなかがすいてきて、今晩の唐揚げを揚げるわけだ。

ほぼ台所にいて、寒い一日だったし、ずっと火のそばにいるのが居心地良かった。