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20個の質問で世界一周を振り返る🌎Part2
世界一周振り返り第2弾!(Part1はこちら)
まだまだ消化しきれていないものもあるのですが、
とにかく新鮮なうちに一度言葉に残しておきたく、
今回も10個の質問でサクサク振り返っていきます🌈
一部の内容は別記事で改めて深堀りします💭✍️
Q11. 旅に出てよかったと思うことは?
●小さな成功体験の積み重ねで、
自分に自信が持てるようになった。
実は旅に出る前の多忙期は
自分に全然自信が持てなくて、
足りないものを埋めるのにいつも必死でした。
でも旅先では自分を試すチャンスがたくさんあって、
勇気を出して地元の人に道を尋ねてみたり、
宿で相部屋の人を飲みに誘ってみたり、
1人でハイキングやキャンプにチャレンジしてみたり。

ナイトサファリの様子。
自分から話しかけたくせに
全然言葉が話せなくて意思疎通がうまくいかない……
とかの失敗ももちろんあったけど、
ちっちゃな成功体験たちが、
自分に勇気と自信を与えてくれたなって思います。
他の人にとってはハードルが低いことでも、
自分にとっては大きなチャレンジだな、
と思うことってありますよね。
●肩書きやステータスに捉われなくなった。
旅に出る前のわたしは、なんだかんだで
ものすごく「肩書き」に頼っていたなと思います。
でも旅先では、
誰もわたしの大学名も会社名も聞いてきません。
今目の前にいる" moe "として、
対話の中で関係を築いていきます。
だからこそ、褒められたときは
素の自分を認めてもらえた気がして嬉しくなったし、
今まで勝手に背負っていた
謎のストレスやプレッシャーから
解放されたような気持ちにもなりました。
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人を幸せにするアートと言われる。
帰国直後の今はアルバイトもしているのですが、
旅に出る前のわたしだったら
「30歳でアルバイト」なんて
正直、想像もできませんでした。
今は1ミリも恥ずかしくないし、堂々と楽しんでいます!
●これまでフタをされていた好奇心が溢れて、
毎日にワクワクを感じられる。
日本にいたときは周りの目を気にして
気づかぬ間にフタをしていた好奇心が、
旅をきっかけにどんどん溢れ出てきました。
旅が終わってからも、目に映るものに対して
「これは何だろう?」「どうして〜なんだろう?」
という興味や発見などが絶えず、
毎日小さなことにもワクワクを感じられています🌞
それに、旅をしたことで
やりたいことがどんどん増えて、
未来を生きるのがとても楽しみになりました🌈
財産や社会的ステータスは失っちゃったけど、
この「ワクワク感」が何よりも
人生を豊かにしてくれる気がしています。
Q12. 自分の旅を彩ってくれたと思うものは?
●英語やスペイン語の勉強
言葉がわからなくても旅はできるけど、
言葉がわからないとたくさんのことを
諦めることになると思います。
基本的には翻訳機でどうにかなりますが、
人との交流も楽しみたい!という人は
ぜひ英語やスペイン語(長く滞在予定の国の言葉など)
を勉強してみてください🫶
わたしはスペイン語は
メキシコで学校に通って勉強しましたが、
異国の地で異国の言語を異国の仲間と学ぶ、
という過程そのものも最高に楽しかったです。
中南米はフレンドリーな人が多いので、
少しでもスペイン語がわかると
より人の温かさに触れられるはずです🌵💞
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クラスメイトたち。
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休憩時間はここでみんなでおしゃべり。
●オフライン>オンラインで情報を得ること。
今はネットで調べれば大抵の情報は手に入ります。
でも、旅の途中からは
極力現地の人に聞くことをメインにしていました。
この近くでWifiがあるカフェ知ってる?
安くておいしい地元料理のお店教えて!
フィンランドサウナの楽しみ方は?
などなど。
そうすると、ネットにはない
意外な情報にたどり着けたり、
どんどん話が膨らんで仲良くなれたり、
もっと知りたい!と好奇心が湧いたり。
最低限のことだけネットで調べたら、
あとは現地で出会った人に尋ね回るのも楽しいです🫶
●好きな服を着ること。
バックパッカーと聞くと、
真っ黒でスポーティな格好をイメージする人も
多いのではないでしょうか?
治安の悪い地域で目立たないように
地味な色を纏うこともありますが、
わたしは自分が好きな服を着ることがほとんどでした💛
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シェフシャウエン。
やっぱり好きな服を着ていた方が気分が上がるし、
個性が滲み出るからか、
より現地の人からも声をかけられやすかった
ように思います🌈
●気に入った場所に長居すること。
旅のスタイルは人それぞれですが、
わたしは気に入った場所にはとことん長居しました🍵
特に長かったのは4ヶ月滞在したメキシコと、
1ヶ月滞在したアルゼンチン、タンザニアです。
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Purmamarca。
カラフルな山々に囲まれている🌈
今振り返ってみても、
特に心が大きく揺れ動いた思い出があるのって
やっぱり長居した場所なんですよね。
数日の滞在では知り得ない文化に触れられるし、
現地の人ともたくさん関われるし、
1箇所でも好きな場所に
少し長めに滞在してみるのもおすすめです🏠
●「自分」が写った写真もたくさん撮ること。
旅先では絶景写真を撮ることが多いと思うのですが、
「自分」がその絶景と共にある姿を残すのも
とっても素敵だと思います✨
その瞬間限りの自分の表情や装いは
後から見返すと感慨深いものです。
自分も写してあげることで、
その景色を見た時の自分の気持ちにも立ち返れます。
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Rose Valley。
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ナミブ砂漠のDune45。
わたしはひとり旅だったので
前半は「景色のみ」の写真が多かったですが、
途中からは周囲の方と撮り合いっこしながら
必ず自分も写真に入れるようにしていました📷✌︎
●旅のお供にオリジナルステッカーを作ること。
旅に出る前に、
センスが素敵な友達にお願いをして
わたしのオリジナルステッカーを
デザインしてもらいました💛

2種類のオリジナルステッカー。
現地で友達になった人に渡したり、
観光地の看板に貼ったり。
日本にいる友達はお守り代わりに
持っていてくれたりもしました。

世界最南端の郵便局。
中央の営業時間下にステッカーをペタリ。
トルコのカッパドキアの宿スタッフは、
「このステッカーのせいで
moeのこと一生忘れられないよ。」
と言ってくれました。涙
このステッカーが引き寄せてくれた
素敵な出会いがたくさんあったなと思います🫶
●SNSで旅の記録をシェアすること。
わたしはInstagramのストーリーメインでしたが、
毎日旅の様子を動画or写真+言葉で残していました。
Instagramストーリーだと
サクサク気軽な気持ちでアップできるし、
後から細かく見返せるのが好きです。
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(@wakuwakumoe_tabinideru)
SNSという公共の場でシェアすることで
次第に自分だけの旅じゃなくなっていく感覚があり、
旅の発信を通じて多くの人と繋がれたのも嬉しかったです🌞
幸い(?)フィード投稿の方は
まだ2カ国目も終わっていないので笑、
これからも、旅先でのワクワクした体験を、
自分自身も見返したくなるような形で残していきます🌈

(@wakuwakumoe_tabinideru)
●人とたくさん対話すること。
現地の人はもちろん、
同じ宿にいる異国の旅人たちとの対話が、
何よりも旅を彩ってくれたなと思います。
美しい街並みや自然に飽きはくるかもしれないけど、
無限の個性がある「人」との出会いに
飽きがくることは一生ないと思いました。
今まで当たり前だと思っていた
日本人としての価値観をぶっ壊されるし、
自由に軽やかに生きているロールモデル的存在に
たくさん刺激をもらえるし、
何より、相手を通じて「自分」に対する理解が深まる。
これからも、どんな場所にいても
人との対話に重きを置いて生きていこうと思いました。
Q13. 旅を通じて見つけた自分の「好き」は?
ズバリ「洋服」です!!👚✨
各地の市場で洋服を見ている時間は、
時を忘れていつも夢中になっていました。
気がつけばInstagramのストーリーにも
洋服のことをたくさんアップしていて、
わたしってこんなに洋服好きだったんだ……!
と本当に驚きました。
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メキシコシティ最大の市場。
特にメキシコやペルー、モロッコ、スペインの
カラフルな洋服や雑貨がお気に入り🌈
日本にいた時は何となく
シンプルで暗めなカラーを選びがちでしたが、
「何歳になっても好きな色をまとっていたい!」
そう思わされる機会がものすごく多かったですね🫶
あと、よくよく振り返ってみたら、
小さい頃から人へのプレゼントを考えるのが大好きで。
旅先で市場を回っているときも、
この服●●にめっちゃ似合いそう!
この服の青色ver.があったら●●にプレゼントしたい!
など、常にだれかのことを連想しながら
見ていたように思います💞
だれかのために「選ぶ」ことも
わたしの「好き」の一つなんじゃないかと思います。
そんな自分の「好き」をモチベーションに、
海外服の日本での買付販売がしてみたいなと構想中です!
Q14. 旅を通して気付いたことは?
●どんな人にもきらめく個性と愛情がある。
一見冷たそうに見える人、
自分にしか興味がなさそうに見える人、……
この1年で本当に多種多様な人と対話をしました。
でも、どんな相手でも
深く対話してみないと本当のところはわからなくて。
例えばヨーロッパのアルバニアという国では、
かなり硬派でこだわりが強くて
物知りな50代のイギリス人男性に出会いました。
一緒にいたもう一人の台湾人の子は
すぐにそのイギリス人を毛嫌いしていました。笑
知識人だからか、誰かの発言に違和感を覚えると
すぐに真剣に指摘をしてきたり、
私たちの話へのリアクションは少ないけど
自分の話は虎視眈々とたくさん話したり。
さらにはそれがイギリス英語なので、
とにかく早くて訛りもあって聞き取りが困難。泣
わたしも最初は仲良くなれないだろうなと思っていました。
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千の窓を持つ街と言われる。
でもひょんなことから
1日一緒に街を散策しながら話していたら、
本が大好きでとても好奇心が強い人だとわかったり、
50カ国以上旅をしていて
マイナーな旅先の話で共感し合える点が多々あったり、
大好きなティラミスを前にすると
ニコニコ笑顔になったり。
最終的には、
「あなたの笑顔が見たいときは
ティラミス買ってくればいいのね。笑」
といじれるくらいの関係になったし、
苦手意識が強かったイギリス英語も、
そのことを包み隠さず相手に伝えて
都度容赦なく全て聞き返すようにしたら
コミュニケーションがかな〜〜りスムーズになりました。
宿で挨拶した時の印象とは180度変わって、
「決めつけること」は絶対にやめよう、と思いました。
深く対話してみると、
どんな人にもその人にしかない光る個性があって、
心の奥底にはいろんな形の愛情がある。
それをこの旅で何度も何度も痛感しました。
●「今この瞬間」が何よりも尊くて、大切。
メキシコには死者の日に代表されるように、
memento mori(メメントモリ)
というマインドが浸透しています。
これは「死を思え」「死を忘れるな」の意味で、
人はいつ死を迎えるかわからないのだから、
「今」という時を大切に生きよう、という考えです。
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メキシコの祭壇(オフレンダ)。
メキシコでホームステイさせてくれたFidelも、
「あと数年どころか、
あと数秒後に何が起こるかだって誰にもわからない。
確かなのは今この瞬間だけなんだよ。
だから私たちは、悔いのないように
今目の前にいる人に惜しみなく愛を伝えるし、
わからない未来のことで悩むことはしないんだよ。」と。
"You only live once(人生一度きり)"は
日本でもよく耳にする言葉ですが、
この考え方って本当にめちゃくちゃ大事。
わたしもmemento moriのマインドで
毎日を大切に生きていきたいです🌈
●死ぬこと以外、Hakuna Matata!
Hakuna Matataは、アフリカのスワヒリ語で
”No problem(問題ない)"の意味。
ライオンキングの映画にも出てくる言葉です🦁
ありきたりだけど、
生きてるってそれだけで尊い。
特にアフリカでは
毎日を必死に生きる人にたくさん出会ったし、
わたし自身も何度か死と隣り合わせな
ヒヤッとする経験をしました。
常に悩みは尽きないけど、生きてる限り
大抵のことは乗り越えられる。
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世界一美しい民族と言われる。
旅を終えてからも、日常の小さなことから
キャリアなどの大きい悩みまで、
不安が押し寄せた時はこの言葉を心の中で唱えています。
これから先どんなに辛いことがあっても、
言い訳したりクヨクヨしたりせずに
ポジティブに笑っていたいなと心から思います🌞
●"I'm HAPPY" は伝染する。
日本にいた頃は、誰かの期待に応えることが
何よりも大事だと思っていました。
自分を犠牲にしてでも、人の役に立たなきゃ。
それが正義だ、と。
でも中南米に行ったときに、
"I'm HAPPY"に生きる人にたくさん出会いました。
飲食店で働く人は、歌ったり踊ったり、
時には飲んじゃったり。
お客さん以上に楽しそうに見えました。
日本だと「自己中」とか言われるかもしれないけど、
"I'm HAPPY"って伝染するんですよね。

ウロス島のお家に訪問。
誰かを幸せにする仕事をしているなら、
まず誰よりも自分が幸せであることが大事。
残業に追われてため息をつきながら作った企画と、
ワクワクした気持ちで前のめりに作った企画、
そのどちらが結果をもたらすかを考えても一目瞭然です。
周りの人を笑顔にするためにも、
"Are you HAPPY?"に常に"I'm HAPPY"
と即答できる人でありたいです。
●この世界は想像以上に美しくて、
たくさんの愛で溢れている。
世界ではまだまだ争いが絶えないし、
近づけないくらい凶悪な都市があるのは事実です。
でも、やっぱり世界は想像以上に美しかった。
「絶景」と言われる場所は、写真で見るよりも
はるかにスケールが大きくて震えが止まらなかった。

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プラネタリウムのように、
360度星で埋め尽くされる💫
それにどんなに治安が悪いと言われる街でも、
体感で9割の人はとっても温かかったです。
スマホはしまっておきなさい、と注意してくれたり、
一人は危ないから、と
バス停まで一緒に歩いてくれたり、
味方になってくれる人がほとんどでした。
それに気付いたら最後、
世界への好奇心は止まることを知りません。
もっと色んな世界を見たくなったし、
異国で起こっている出来事も
ものすごく自分事に感じるようになりました。
自分の目で見て肌で触れてみることで、
世界中への興味と愛着がどんどん増していくはずです🌎
Q15. 旅を通して変わったことは?
●人とのコミュニケーションに、前のめりになった。
旅に出る前のわたしは、実は結構人見知りでした。
その場で難なく話すことはできても、
自分をさらけ出すのに時間がかかる、という感じ。
それに、話しかけたいと思う人がいても、
自信がなくて声をかけれなかったんです。
今でも自信モリモリなわけではないけど、
「自信がない」は脱したので、
ピュアな好奇心で人に絡めるようになりました🌈
ちょっと怖いけど勇気出してみよう……!
の連続でたくさんの成功体験を得たことで、
「不安」よりも「人と話したい!」が
勝つようになったんだと思います✨
●"Focus on myself"な考え方ができるようになった。
周りと自分を比べるのではなく、
自分が幸せになれるか?の軸で
選択できるようになったなと思います。
さっきも書いたことですが、
結果的にはそれが周りの人を幸せにすることにも
繋がると信じています🫶
Q16. この先、どんな人になりたい?
●"I"m HAPPY"と胸を張って言える人を増やせる人。
自分自身も常にそれを体現し続けたいし、
だれかが「自分の幸せ」に気付くお手伝いがしたいな
と思っています。
●愛を膨らませられる人。
私自身、この旅を通じて
世界中の人からたくさんの愛をもらいました。
そして、愛だけはリミットがなくて、
使えば使うほど膨らんでいくものだということも
痛感しました。
memento moriの精神を忘れずに、
周りの人に惜しみなく愛を表現する人でありたいです🫶
●ワクワクを「おすそわけ」できる人。
これはInstagramのテーマにしている言葉でもあるのですが、
一緒にいるとワクワクできる人でありたいです🌈
「おすそわけ」という言葉を使っているのは、
一方的に誰かをワクワクさせるのではなく、
自分の中で溢れたワクワクを周りにも分けたい、
という想いからです。
なので自分がワクワクし続けることを
まず何よりも大事にしたいです🌞
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Q17. この先、どんな生き方がしたい?
●規模は小さくても、
自分の想いが100%反映できることで生計を立てたい。
ビジネスを大きくする、となると、
どうしても莫大な利益を出し続けることが必要になります。
それには終わらない競争が不可欠だし、
関わる人も、制約も、どんどん増えていくでしょう。
規模の大きいビジネスの方が
より多くの人に影響を与えることはできるけど、
わたしの性格上は、
それでは幸せを感じにくいなと思います。
それに、競争することにはもう疲れてしまいました。
思えば子供の頃から、テスト、部活、受験、
そして大人になってからも
営業やマーケティングによる競合企業との戦い、など
常に競争がつきまとう人生でした。
誰よりも早く、多く、強く、頑張る!みたいな考えではなく、
自分がしたい生き方を叶える、なりたい人間になる、
そういう生き方にシフトしていきたいんです。
「お金持ちになりたい」「有名になりたい」
という想いはなくて、
それよりも自分なりのやり方で、人を幸せにしたい。
影響範囲が少ないとしても、儲けが少なくても、
人の心が動く姿を目の前で見て、
直接「ありがとう」がもらえることをしたい。
旅を通じて改めてそう思いました。
一つでは生計が立てられなくても、
2~3個の仕事を両立して
この生き方にチャレンジしたいと思っています⛅️
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●自分の名前で仕事ができるようになりたい。
自分の価値観や世界観に共感してくれる人と
繋がっていきたいなという想いがあります。
「やっていること」だけではなく、
「moe」として選んでいただき
だれかの役に立つことができたら、
これ以上嬉しいことはありません。
生き方、じゃないけど
自分の本を出版することも絶対に叶えたい夢の一つです🌈
Q18. 旅の良いなと思うところは?
人生から「あたりまえ」「つまらない」が減り、
何事にも感謝を覚えられるようになること。
例えばアルゼンチンのメンドーサという街で
自転車でワイナリー巡りをしていた時、
20分足らずでお尻に激痛が走り驚きました。笑
そこで、いかに日本の自転車のサドルが
乗る人のことを考えて設計されているのか
ということに気付いたんです。

ワイナリーで試飲体験🍷
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3,000以上ものワイナリーが集う。
自転車でワイナリー巡りが
できることでも有名🚴
アフリカのナミビアにいた時は、
割と低い場所から落ちたヨーグルトの容器が
大破損している光景を目の当たりにしました。笑
スーパーのお肉の容器も、
穴が開いていないことの方が珍しかったです。
この類のことは挙げたらキリがないですが、
異国で不便な暮らしを体験することで、
小さな物事一つひとつの意味や心遣いに
気付けるように感じます。
Q19. 旅の悪いなと思うところは?
ずっと目的もなく続けていると、
沼から抜け出せなくなってしまうこと。
旅を始める時点で目的やテーマがないのは
全然良いと思うし、
もはや旅が「逃げ」であってもいいと思うんです。
でも、旅先には本当に数えきれないほどの
出会いや経験が溢れているので、
自分の軸がないとかえって
道に迷ってしまうかもしれません。
途中からでも少しずつ
自分なりの旅でのゴールを考えられると、
より充実した時間になるんじゃないかと思います🌈
Q20. 世界と比べて日本に対して感じることは?
これだけジャンルが違う気がしたので、
<番外編>として最後に置いておきます。
最後だけど、この記事のまとめ的な内容では全くありません。笑
日本の素晴らしさはあちこちで語られているので、
ここでは課題に感じた部分に絞って書きます💭
●完璧主義になりがち。
転職するなら、次の仕事がちゃんと
見つかってからじゃないと……
ミスがあったら絶対に許されないから、
残業してでも早く完璧に仕上げないと……
良くも悪くも、気付かぬ間に
完璧を追い求めている人が多い気がします。
わたしも旅に出る前は、
会社を辞めることをかなり躊躇していました。
「やりたいこと(仕事)」がちゃんと
決まってからじゃないと動き出しちゃいけないよな……
と思い込んでいたんです。
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作りに行った時の様子。
でもいざ世界に出てみたら、
明確な目的もなく旅をひたすら楽しんでいる人や、
お金はなくても知恵を振り絞って旅してる人などに
(宿でボランティアして無料で泊めてもらう等)
たっっっくさん出会いました。
大人になると、
物事のリスクや細かな部分まで計算できる分、
一歩踏み出すハードルが
どんどん重くなっていくように感じます。
でも、子供のように
好奇心に従って手を動かしていくことから
スタートするのも素敵ですよね✨
日本でも、自分を追い込みすぎずに
良い意味で「気楽」に生きられる人が増えたらいいなあ。
●周りと比べる→自信を喪失→コミュニケーションが苦手に。
日本に帰ってきて1番感じているのは、
日本人はコミュニケーションへの苦手意識が
世界的にもかなり高いのでは……ということです。
そしてその原因は、周りと自分を比べること、
それによって自分に自信が持てなくなること
にあるのではと思います。
アメリカやメキシコに行けば
体の大きな方が「好きなように食べて死にたいのよ😋」
とニコニコ笑顔で過ごしていますが、
日本で体の大きな方を見かけると、
塞ぎ込んでしまっていることが多いように思います。
コミュニケーションって
相手への純粋な好奇心から
くるものなんじゃないかと思うのですが、
自信のなさが好奇心にフタをしてしまっていることが、
日本人のコミュニケーション意欲を下げている気がするんです。
●ハッキリと自分の意見が言えず、
愚痴を吐いたり溜め込んだりする。
この間日本の銭湯に行ったのですが、
更衣室の床が濡れていることに対して
文句を言っている2人組の女性を見かけました。
濡れている原因は明らかにすぐそばにいた別の女性。
体や髪を拭かずに歩き回っていました。笑
その女性を横目でチラチラみながら、
2人組の女性はぐちぐちと文句を言っていたのです。
その光景を見て、なんだかすごく悲しくなりましたし、
海外の人に絶対見せたくない光景だと思ってしまいました。
わたしが旅した国々では、
日本ほど意見が言えない国はありませんでした。
嫌なことは嫌と伝えるし、
逆に良いと思ったらそれもとことん褒める。
周りを気遣えるのも日本人の良さですが、
逆に周りの目を気にしすぎて自分の気持ちが伝えきれない、
というのはとてももったいなく感じます。
それが、結果的に負の感情を溜め込んで
ストレスやプレッシャーを抱えることにも
つながってしまう気がします。
●どこもかしこも情報過多!
日本(特に東京)の街中を歩いていて、驚きました。
広告があまりにも多すぎる!!!
自分が求めていなくても受動的に
膨大な情報が入ってきて疲れるなと感じました。
サウナって本来リフレッシュする場所だと思うのですが、
そのサウナですら、中にTVが設置されていたり、
更衣室に大量のポスターが貼ってあったり。
サウナの本場フィンランドでは
あり得なかった光景です。
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サウナ後はそのまま湖にダイブ。
電車やホームドアのスクリーンでも
間断なくCMが流れているし、
区役所でもらった封筒にすら、
片面に3つずつ広告が入っている……!
ここまで情報過多な環境で暮らしていたら、
人々も常に何かの情報に触れていないと
不安になっちゃうんじゃない?という気がしてきます。
スマホを見ずにぼーっと自分に向き合って過ごす、
みたいなことは、特に日本人にとっては
かなりハードルが高いことなのではないでしょうか。
日本に生まれたからといって、必ずしも
日本の文化が自分に合っているとは限らないですよね。
日本に生きづらさや違和感を感じる人は、
中長期で他の国で過ごしてみると
自分が居心地良いと思える場所に出会えるかもしれません🫶
これにて、一旦は
自分が残しておきたい今の気持ちを
書き残すことができました💭✍️
全部読んでくださった方がもしいたら、
本当にありがとうございます🌈
これからも旅先で感じたことなど書いていきますし、
2025年も旅に出る予定なので
よかったらぜひぜひ覗きに来てください🌎
それではまた!
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