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20個の質問で世界一周を振り返る🌎Part1
世界一周ひとり旅、
ついにGOALしました〜〜!!!
5年間働いた会社を辞め、23年の10月にスタート。
中南米→中東→ヨーロッパ→アフリカと
1年ちょっとで25カ国を周遊したBIG TRIP🐘🌞
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荷物はぜんぶで25kg( ^ω^ )
移動距離もさることながら、
わたしにとって最も印象深かったのは
各地での人との出会いでした。
それは数の意味でも、
バリエーション的な意味においても、
これまで生きてきた28年間での出会いを
はるかに上回っていたなあと思います。
忘れたくないたくさんのことを、
記憶が新しいうちにここに残しておきます✍️
Part1, 2に分けているのですが、
Part2の最後の質問に近づくほど
総括的な内容になっていきます🌎💭
Q1. とくに印象に残っている思い出は?
メキシコのSan Miguel De Allendeという街にある、
宿のオーナー兼シェフ、SAMとの出会い。
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今回が初めてのひとり旅だったわたしは、
2カ国目のメキシコではまだまだビビっていて、
人との交流も楽しめずにいました。
(ちょっと移動する時でさえ、
下着の中にクレカを隠してたくらい警戒してた。笑)
それをこじ開けてくれたのが、SAM。
「メキシコ人」を象徴したかのような、
ポジティブで愉快なSAMに感化されて
メキシコが大好きになったし、
もっとメキシコ人と
コミュニケーションがとれるようになりたい!!
そんな想いから、
その街でスペイン語学校にも通いました。
人との交流がわたしの旅のメインになったのは、
ここからだったなあと思います🌈
※ SAMと、彼が営む宿についてはこちらの記事に書いてます。
Q2. とくにお気に入りの場所は?
どハマりして4ヶ月も滞在したMexico🇲🇽笑
ひとり旅でも孤独を感じた日がないくらい、
どの街でもアットホームな雰囲気を感じました。
人の陽気さや優しさ、カラフルな街並み&雑貨、
タコスを始めとするおいしいご飯、……などなど
好きなところはたっくさんあるのですが!
わたしが特に感銘を受けたのが、
「今この瞬間」を大切に生きる
メキシコ人のHAPPYマインドなんです🫶
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当初のわたしには刺激的な考え方だったので、
骨の髄までブッ刺さりました。
詳しくはまた別の記事に書きますが、
メキシコ人のHAPPYマインドについては、
この動画にも載せています🌵
Q3. とくにハードだった経験は?
アフリカ諸国での、人々との向き合い方。
道を歩けば物売りや物乞いに次々に声をかけられて、
お土産屋さんに行けば、
「Buy this!」ではなく「Help me!」と言われる。
物乞いにはお菓子や水を渡していたけど
それにも限界があって。
特に子供のお願いを断るときは心が痛みました。
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エトーシャ国立公園。
また、「純粋な友達」にはなかなかなれない、
という現実を目の当たりにしたのも苦しかったです。
街で仲良くなったかと思った相手が
最終的にはツアーの勧誘をしてきたり、
最後にtipを要求してきたり。(一緒にお散歩した代、みたいな)
アフリカでは、ある程度裕福な人としか
純粋な友達にはなれないのかな…?
と悲しくなりました。
これもまた別の記事で詳しく書きます。
Q4. とくにGAPを感じた経験は?
アフリカでのライフスタイル。
一昔前の時代にタイムスリップしたかのようでした。
肉や魚は常温でハエがたかった状態で
朝から晩まで屋外に並べられている。
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常温で売られる魚たち。
ほぼ毎日停電が起こる。長い時は6時間以上。
トイレや建物がない無法地帯も多く、
性別問わず「野ション(茂みでトイレ)」が普通。
舗装されていない道が多く、
バスの車内は飛び跳ねるほど揺れる。
(現地の人にはアフリカンマッサージだよ、と言われた笑)
水の入手が容易ではなく、
洗濯するための水ですら
買いにいかなければならない。
国や地域によって差はあれど、
全体的に日本の生活とのGAPを感じる場面が多すぎました。
Q5. とくに印象に残っている出会いは?
メキシコのSan Miguel De Allendeの宿での、
SAM、Caity、Carlosとの出会いです🫶
Q1とも重なるのでSAMについては省きますが、
Caityはニュージーランド出身で同い年の旅人。
Carlosはアメリカ出身で60代の旅人。
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2人とも周りの意見や常識に流されず、
" Focus on myself "な生き方を体現しているところが
とってもかっこよくて。
2人はスマホをだらだら眺める代わりに、
毎朝ノートに日記を書いていました✍️
2人から、どうしてmoeは " have to " と言うの?
ぜんぶ " want to " でいいじゃん!と言われて
ハッとしたのも覚えています。
旅を始めてからも
何だかんだで周囲の声に左右されがちでしたが、
2人に出会ってからは
「わたしの心に従ってわたしだけの旅を描こう」
そう強く思えるようになったんです🌈
Q6. 戻れるならやり直したいことは?
実は悔いは本当になくて、
最高に楽しかったしやり切ったなと思っています。
もう1周できるとしたら?で考えると、
中南米をじっくり回りたい!!というのが1番です🌵
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初めてのひとり旅を
治安が心配な中南米からスタートしたので、
序盤は人との交流がやや控えめだったんです。
今の状態で
人がフレンドリーな中南米に行ったら、
街中の人と友達になれるんじゃないかってくらい
あの時の何倍も楽しめる自信があります🌈🌞
メキシコに4ヶ月費やしたがために
スキップした国も多いので、
また改めて中南米を回りたいです🌎
Q7. とくに悔しかったことは?
一つは詐欺にあったこと。
タンザニアのザンジバル島にて、
ツアーの直前に営業担当の兄ちゃんと
ボートの運転手が消え去ってしまい、
ビーチにひとり置き去りにされました。笑
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Prison Island。
被害額は5,000円ほどでしたが、
金品そのものよりも、悔しさで泣きそうになりました。
前日に街を歩きながら
たくさんおしゃべりした相手だったので、
信じていた人に裏切られた、
という事実がズドーンと胸に刺さりました。
二つ目は、言葉の壁。
旅を始めた当初は英語も久しぶりだったので、
友達と飲んでいる時などに
「伝えたいことはこんなにたくさんあるのに、
その数%しか表現できない…...」
というのがものすごく悔しかったです。
英語以外も同様で、メキシコに着いた途端、
たくさんの現地の方が話しかけてくれたのに
スペイン語がわからなくて全く意思疎通が図れず。
これまためちゃくちゃ悔しい思いをしました。
英語もスペイン語も、
旅前よりも自分なりに上達できたのは、
そんな悔しい実体験のおかげに他なりません🫶🏻
Q8. とくに嬉しかったことは?
アルゼンチンのHumahuacaという街の宿で、
ラテンメンバーたちとスペイン語で会話を楽しめたこと。
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ワインとお肉でパーティ。
この宿にいたのは
アルゼンチン人とブラジル人のみで、
ここでの会話は基本スペイン語。
(ブラジルの公用語はポルトガル語だけど、
この2つの言語は似ているので
スペイン語を話せるブラジル人も多い。)
中南米旅を始めて5ヶ月目のタイミングだったので、
みんなが話しているスペイン語が
ほとんど理解できてめちゃくちゃ嬉しくなりました🌈
アルゼンチン、ブラジル、日本それぞれの
恋愛観などについても語り合えて、
うわ〜〜言葉がわかるとやっぱり楽しい!
これがわたしが勉強するモチベーションだな!
と痛感できました。
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お手紙とステッカーをプレゼント。
Q9. とくに許せなかったことは?
友達になった(と思っていた)タンザニア人から、
「携帯が壊れたから買って欲しい。」
と言われたこと。
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ティンガティンガアート工房。
彼とは東アフリカにあるタンザニアの田舎街、
Maji Ya Chaiの道端で知り合いました。
日本についてすごく興味があるそうで、
出会えて嬉しい!友達になりたい!と
笑顔で声をかけてくれました。
30分くらい会話した後、連絡先を交換。
問題はそこからでした。
「日本人の友達がいるって、周りに言っていいよね?」
と何度も送ってきて、しまいには
「携帯が壊れてしまったから買って欲しい。
僕たち友達だよね?君は日本人だもんね!ありがとう!」
という謎のメッセージが。
この人はわたしのことを何だと思ってるんだろう。
「日本人」と友達になれば、
お金や物を送ってもらえる。
そんな期待があったのだろうか……?
その時は猛烈に頭にきましたが、
今思うとそれは仕方がないことなのかもしれません。
金銭的にもVISA的にも、
海外に行けるタンザニア人はほんの一握り。
先進国からやって来た人に出会ったら、
必然的にこういう反応になってしまうのかもしれません。
社会的背景が違いすぎるからこそ、他の大陸以上に
自分のこれまでの価値観が通用しない。
ネガティブなことが起こっても
結局は誰を責めることもできない。
それが、アフリカで度々感じたモヤモヤの源泉でした。
Q10. 身の危険を感じたことは?
直接的には無いのですが、
大きなヒヤリハットは2つあります。
一つはメキシコの宿にいた時、
その宿の前で銃撃事件が起こったこと。
21:00ごろ、
宿の共用スペースでメキシコ人と映画を観ていたら、
突然、誰かが宿のドアを
ハンマーで殴っているかのような
騒音が鳴り響きました。
急いでテラスに駆け上がって様子を見てみると、
血だらけの男性が宿の前で倒れていました。
観光客ではなく、特定の一人が狙われた
麻薬に関わる事件だったようです。
それが起こったのは、
「治安が良い」と言われる
観光客からも大人気の街。
もし、わたしがその時間に宿の前を通っていたら……?
人通りが少ない場所は、夜は絶対に出歩かない。
そのマイルールを例外なく守ることの大切さを
改めて思い知りました。
※悪い話だけが一人歩きしたら悲しいので、
具体的な所在地については言及しません。
もう一つはアフリカのザンビアにて、
数日後に宿泊する予定だった宿前で
観光客を狙った強盗事件が発生したこと。
宿の前で待ち伏せしている集団が
ひとり旅の観光客を車に押し込んで、
所持品を全て奪うというものでした。
アフリカは他の大陸に比べて
観光地でも宿(特にバックパッカー向け)が少ないので、
現地の人に知れ渡っていることが多いんです。
なので強盗に限らず、
宿の周辺をうろつく物売りなんかも結構います。
数年前から同じような事件が起こっていると
事前に日本の友達から聞いていたこともあり、
直近のこの事件の話をうけてすぐに予定を変更。
その街自体をスキップすることにしました。
被害に遭ったのは男性だったそうですが、
アフリカではレイプ関連の事件もあります。
強盗以外のリスクも考えて判断しました。
SNSを通じて他の旅人さんから最新情報を得ること、
命が最優先、という軸を絶対にぶらさずに
柔軟に予定を変更すること。
これらの重要性を実感しました。
Part2に続く……
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