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死ぬまでにオアハカで体感すべし「死者の日」祭り🇲🇽
最も「メキシコ」が感じられる街として知られるオアハカ。首都であるメキシコシティからバスで南に約7時間。
未だ先住民比率が約40%であるというこの街でこそ味わえる「死者の日」祭りについて、2023年に参加した私の体験談をもとにご紹介します。
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オアハカは、メキシコ最大の「死者の日」祭りの名所です。
「死者の日」とは、”故人の魂がこの世に戻ってくる”とされる、1年に1度の大切な日。(例年11月1~2日)
日本でいうところのお盆と同じイメージです。
メキシコには、古くから「死とは生の延長であり、その一部である」という考えがあり、死を受け入れ生を存分に楽しむ、という死生観があるそうです。
そのためこの時期は、街全体が明るい雰囲気に包み込まれます。
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各家庭やレストランなどに設置されます。
「死者の日」文化が特に色濃く残っているオアハカでは、実際に墓地を訪れて、その様子を直接味わうこともできます。
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観光地化されている墓地「ホホコトラン」に訪れてみたところ、とあるご家族がビールを差し出し、招き入れてくれました。
墓地を囲むご家族に暗い表情は一切なく、歌ったり踊ったり、終始陽気な姿がとても印象的でした。
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まさに、メキシコの死生観を肌で感じることができた貴重な体験でした。
日本のお墓参りとは全く異なる雰囲気ですよね。
私は正直、メキシコのようなスタイルがいいな、と思ってしまいました。笑
死者の日シーズン(例年10月末〜11月上旬ごろ)は、街の中心地で毎日のようにパレードが開かれています。
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ガイコツメイクを体験できる場所もたくさん。
メイクをすることでより現地の文化に溶け込めたような気分にもなり、色んな方と写真を撮ったりお話したりするきっかけにもなるのでおすすめです!
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以上、オアハカにおける「死者の日」祭りについてでした。
私から言えることはただ一つ。
「一生に一度は体験する価値のあるお祭りだよ!!」ということです。
メキシコ人の、陽気で、家族を大切にする国民性やその独特な死生観は、オアハカでこそ体感できるものだと思います。
ぜひ、来年のハロウィンはオアハカで「死者の日」を味わってみては?