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2023年DIYアーティストのプロモーション振り返りと、2024年の展望
あけましておめでとうございます。
どうもマットです。
年始早々から胸を締め付けられるような事が起き、精神的になかなか記事を書くまで心を持っていけませんでした。
私自身7年前に熊本地震にて被災し、全国の皆様から助けていただきました。その経験を元に、微力ですが必要だと思われる形の支援を行っていきます。一日も早く、被災された方が日常を取り戻せますように。
というわけで今日は、2023年の振り返りと2024年の展望について書いていきたいと思います。
2023年のアーティストプロモーションの振り返り
まず最初に、以前の記事でも紹介しましたPRスポンサーをさせて頂いてるラッパーhoodiee君のMVに、こんなコメントが付きました。
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こんないい曲あったんかよ
学生時代は、テレビには出ないような自分の好きになった音楽を周りの友達に聴かせまくってました。
大抵の人は流行ってる音楽以外興味がないので、否定されたりバカにされたりしましたが
そんな中、ある友人が「こんなカッコいい音楽があるんだね!教えてくれてありがとう!」と喜んでくれて。
あの時は嬉しかったなぁ。。
MVのコメント見た時に、何やっても器用にやれなくて劣等感の塊だった自分が、初めて人に感謝されたあの日を思い出しました。
レーベルにしても広告運用代行にしても、あの日自分の心を救ってくれた成功体験を根底で求めててずっと同じことやってるんだな俺は。と、気付き不器用な自分すら愛おしくてなんか笑えてきましたね。笑
2023年は前年度の倍以上の楽曲プロモーションに関わらせて頂きました。
改めて、こんな凄い才能が埋もれていたのかと驚いたし、そんなアーティストさん達に関われる事が本当に嬉しいです。
関わらせて頂く楽曲が多くなってくると、上手くいく事も、思ったような結果に至らない事も増えるわけで
何度も挑戦するも思ったような成果が出ない状況が続くと、アーティストさんが一番辛いのですが、こちらとしても自分がやってる事は意味あるのか?などと考えてメンタル落ちたりもしました。
第一線で活躍するアーティストさんやプロデューサーさんでも、当て感はあれど狙ってヒットさせるのが難しいと言われるように、何が多くの人の心を掴むのかは分かりません。
ただ、Youtubeやサブスクにおいて何もしていないのに伸びている曲や、公式プレイリストに選ばれる曲は広告でも伸ばせる可能性があるなという印象です。
また逆に、アーティスト同士の仲間内で評価が高い曲でも、リスナーには反響薄かったりするので本当に分からないですね。多分作り手側とリスナー側で刺さるポイントが違うのかな。
そんな感じで何が正解なのか分からないものですが、それでもあなたの音楽が誰かに届き、心を震わせる出逢いを生むお手伝いを、常にアップデートしながら2024年も全力サポートさせて頂きます!
2024年の展望
昨年の年始に、これからのDIYアーティストは音楽レーベル以外の企業ともタッグを組んで資金調達を行いWinWinの関係を作れるのではないかと書いたんですが、2023年はまさに色々なタッグを組むアーティストさんが増えたと思う1年でした。
例えば、個人でされてるアパレルブランドが出資してアーティストをブランドの顔として広めたり
作曲家・ボカロPと歌い手、ビートメーカーとラッパーが共同出資してリスクヘッジしたり
なるほどと思ったのが、ビデオグラファー(MV撮る人)とアーティストの共同出資。ビデオグラファーさんもMVが広まって自分の名が広まれば撮影依頼が増えるので、出資妙味はあるなと。
最初は大きな資金を捻出できなくとも、楽曲を広めてみて反響高ければ様々な形で話を持っていく事も可能だと思うので、そこら辺のご提案もしていきたいと思います。
あとは、新たにレーベルを始めました。
日本語でも海外で楽曲が聴かれて収益を得る事が出来るようになってきましたが、あらゆるジャンルで再現出来るように実験を着々と行っております。
10年後、20年後を見据えて今の内から準備しておきたい。
今後は海外向けの施策実験のデータも公開していきます。
それと並行して、元レコ屋のバイヤーさん、ライブイベント関係者、ライブハウス、キュレーターなどのアーティストに近い方々とも何かやりたいねと話しているので面白い事を始めるかもしれません。
そんな感じで全てがアーティストさんの活動サポートに繋がるようなことを行っていこうと思っておりますので、本年もよろしくお願い致します。