ずっと会いたかった景色
電車内で見かけたキャッチコピー、印象的です。
とりわけずっと会いたかったという言葉。
百貨店の広告だったのでなおさら新鮮でした。会いに行くというのは人に対して使う言葉ですから、意外な組み合わせです。
景色という言葉は他の言葉だったかもしれません。ずっと会いたかったという言葉に引っ張れられてうるおぼえです。
広告は悪いイメージでとらえられることも多いです。商業的で過剰でという性格がありますが、それに対してかなり素朴なキャッチコピーだなという印象です。
コロナ過で自由に行動できていない状況があるので、こうしたキャッチコピーが生まれるのでしょう。
私もどこかに出かけたいという気持ちがあります。それを踏まえても素朴で抽象的なキャッチコピーというのは、新鮮でした。
今後、自由に行動できるようになったら世の中はどうなるでしょうか。私としては、もちろん賑わいが戻ってきてほしいですが、その賑わいが以前よりも一人ひとりの体験に根差すようなよりマスでない、確かな賑わいを感じられる機会が増えるとよいです。
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