fumikistrider
能楽を、謡、仕舞、笛の稽古を通した目線でつづる
笛の稽古を始めることにした。能の囃子に使われる能管とよばれる和楽器を使う。これまでは謡(うたい)の声を使う稽古と、仕舞(しまい)の身体を使った稽古を続けてきた。 笛は鼓や太鼓と共に囃子をするが、謡や舞と合わせたり、合わせられたりしながら能の曲を演じていく。笛が受け持つのは囃子の中ではメロディーの役割のように思えつつも、舞にとってはリズムを担うようにもなる。音を出しているようでいて、謡のように声を語っているようにも演奏する。 メロディーであり、リズムでもあり、音のようでいて
私の体重が増えて明らかにオーバーウェイトになっているときに、面と向かって太り過ぎであると罵倒してくれた、信頼のおける人がいる。私とその女性は共に自分自身のフィジカルに対して毅然とした態度を持つことで共通の感覚を持っていると感じる。 私が「エスノグラフィ入門」という本を読んでいると、なぜその本を読んでいるのかと聞かれた。私は研究の参考資料として読んでいると言うと、その女性は私に「この本は面白い」と言って紹介をしてくれた。 これは社会学研究者である著者が、自ら暴走族の仲間にな
観劇の感想をまとめたものである。 ソノノチ2020『たちまちの流(ながれ)』 http://sononochi.com/category/2020year/2020_tachimachi/ [画像はウェブサイトより転載] 今回、観劇前に関係者から話を聞くことができた。これは風景演劇だ、ということを観劇前に聞くことができた。そのおかげで特に心配をせずに会場へ行くことができた。 私は観劇前に、聞くことができる機会があれば、かならず「どのような話と内容なのか」を聞くようにし