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満月の夜が終わる前に 【詩】

そちらの空に、  
月は輝いていますか?  
こちらは雲が覆う夜、
その姿は今、見えません。  

けれど、心の奥深く、  
満月の光は変わらずに灯り、  
静かな輝きを放っています。  
遠く離れていても、  
その光はあなたに届くと信じています。  

雲が行き交い、  
時に隠れてしまっても、  
月はずっとそこにあるように、  
私の想いも変わりません。  

いつか雲が晴れたなら、  
あの光が再びあなたのもとへ、  
優しく降り注ぐことを願って。  
見えなくても、消えぬものが  
私たちの間にはあると信じています。


満月の夜に思ったことを詩にしたものでした。
読んでくださって、ありがとうございます。

満月の夜。  
曇り空に月の姿は見えませんでした。
それでも、私はただ静かに空を見上げていました。

どれだけ待っても月は姿を現しません。

けれど、心の中にはかつて見た満月の記憶がまだ鮮やかに残っています。  
その輝きは、たとえ遠く離れていても、大切なものへと私たちを導いてくれるような気がして…。

雲が流れ、時にはその光を隠してしまうこともあるけれど、月はいつもそこにあって私たちを見守っている。  
その光が、大切な人たちにも届いているようにと、願わずにはいられませんでした。

たとえ見えなくても、私たちの間には決して消えないものがあると信じているから。

そんなことを思っていた、夜。

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