【実話】限界小学校教諭の日常 勤続10年目 第一章 「憂鬱」
朝、目覚まし時計が鳴り、重たい足取りで起床します。気持ちが落ち込んでいるため、朝の準備も気乗りしないものだ。朝ご飯も食べる気力がない、いやそもそも食べる時間がないくらいぎりぎりまで寝てしまう精神状態。学校までは小型バイクで20分程度。これもいかに仕事にかける時間を少なくするかを考えた結果である。校舎に到着すると、同僚たちとのコミュニケーションも最低限に自分の教室に向かう。
・ここで私のポジションの説明をしておこう。小学校といっても受け持つクラスや仕事は様々で、想像されるのは