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FRJ2025オンデマンド視聴レポート #31

FRJ2025のオンデマンドセッションを視聴しての感想を、ネタバレしない程度にレポートします。

FRJ2025とは?
FRJ2025は、NPO/NGOはじめ、企業、大学、行政、財団などで社会課題解決に立ち向かうプレイヤーが1000人規模で集う、日本最大のファンドレイジングカンファレンスです。国内外の寄付やインパクト投資のトレンドや実務にすぐに役立つファンドレイジングの最新事例を学ぶことができます。
(公式サイトより)

2025年1月18日開催の対面イベントと、2024年12月20日から開催のオンラインイベントのハイブリッドのイベントです。私は、対面イベントのボランティアとして参加するので、オンラインだけエントリーしました。

今回のレポートは、
組織も事業も成長できる 助成金との上手なつきあい方を知ろう!  です

講師は、横山 沙織さん、森 玲子さん、小林 香織さんです。
このセッションは、助成金を出す側の視点を理解することによって、事業だけでなく組織を成長させるための機会を広げていくポイントを、座談会形式でお話いただけるセッションでした。

助成金申請のポイント
座談会のテーマとしては、申請書を書くときのポイントから助成を受けたあとの展開までの幅広い視点での内容でした。申請については、助成金を出す側の視点では、ルールから外れた申請によって不採択になるケースが多いとのこと。申請する団体のアピールはわかるものの、様式を外れた申請をされるとダメだということです。団体の活動、申請対象の事業内容について、なぜ今取り組むのか?なぜ自団体が取り組めるのか?助成プログラムの目的と合致しているか?という点で客観的に見られるのと、多数の申請がある中での審査なので様式を守り端的に書くことは最低限、気をつけるべきことだと思いました。

助成元との関係を構築する
助成を受けたあとの助成元との関係性についてもお話がありました。たとえば申請時と実行時で環境の変化があった際に、助成金を有効に使える方向に相談するなども良いというようなお話もありました。助成元との信頼関係を構築するためのコミュニケーションも重要だと思いました。このあたりは、トラストベースのお話に通じるものもあると感じました。

感想・学び
助成金を出す側からの貴重なお話を聞けるセッションでした。助成元の立場を考えた時に、端的に説明できるようにすること、それは申請書を書く行為がトレーニングになるということ。また、助成を受けた後は逆に信頼関係を構築すべく、コミュニケーションを図っていくことが重要だと感じました。私自身はまだ助成金申請までの経験しかないので、採択されたあとについては特に参考になりました。

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