東京エクストリームウォーク100を完歩してみて(24秋)
東京エクストリームウォーク100を完歩!
2024年10/19-20にかけて行われた大会に参加し、無事に完歩出来ました。
今回の大会をどのように完歩したのか、事前準備も含めて紹介します。
大会参加は5回目。100km完歩は4回目。
この大会は毎年、春と秋に行われています。
私は2022年の大会から参加しています。
2022春 ビギナーコース完歩
2022秋 100km 完歩
2023春 台風で中止
2023秋 100km完歩 24時間切り
2024春 100km完歩 自己ベスト
2024秋 100km完歩
2022年は1人で参加しました。秋に100km完歩してもう参加しない!と心に誓ったのですが、目標だった24時間を切れずモヤっとしていた気持ちに加え、初めて参加したいというお仲間の方々に出会い自分の経験が役に立つならと思って2023年、再チャレンジしました。その後も新しいお仲間が増え、じゃあ自分の経験が役に立つなら…を繰り返し毎回参加しています。結果、初挑戦の皆さんも一緒に完歩できて嬉しい体験をさせていただいています。
事前の準備(練習)
前回までは、20kmや30km を歩く練習を何本か行って脚を作ってきました。なるべく本番のコースの一部を歩くようにしていました。歩いたことがあるというだけで、本番でも安心して臨めます。今回については、天候が悪かったりして長距離を歩く練習があまりできなかったですが、月に100kmを歩くか走るかしていました。
事前の準備(リサーチ)
コースを知っておくというのは本当に大事です。小田原から東京までを国道を歩くイメージなのでコンビニもたくさんあり、食べ物や飲み物、トイレには基本的には困りません。ただ、湘南海岸を歩く区間は、日差しを遮るものがなく晴れると汗が止まらない。水分補給したくてもコンビニがない。最初に参加した時にこの地獄のような環境に晒され、大変な思いをしました。コースの下見ができればベストですが、Google Mapでコンビニの場所を例えば10km間隔で知っておくと安心です。今回も湘南海岸に入る最後のコンビニを調べておいて、水分調達をして30℃近くの湘南海岸パートを乗り切りました。
事前の準備(持ち物)
持ち物については特に着るものに悩みました。
1週間前から天気予報を見て、一緒に参加する方々と情報交換できたので、雨具はポンチョ。上着は重ね着できるシャツを2枚として臨みました。あと手袋。結果、夜は強い風が吹き明け方には気温が低下という天候でしたが、風を防げる上着と手袋が助かりました。手が冷えると辛いので手袋があって良かったです。
あと、サコッシュを持っていったのは良かったです。携帯充電器や間食類など入れておくといちいちリュックを開ける手間が省けました。
歩いてみての感想
結局は準備をしっかりしたことがよかったです。今回は初めて挑戦する方が多いチームでしたので、26時間以内を目標に歩きました。どのくらいのペースで歩けば良いかも事前準備のおかげでだいたい予想がつき、慌てずに歩き一緒に参加した方にも負担なくゴールを目指せたかなと思います。このコースはとにかく信号で止まる時間が長く、特に終盤で挽回するのが難しいので、信号待ちが少ない区間で稼ぐのがポイントかと思いました。スタートから江ノ島までの30kmと戸塚からみなとみらいへ向かうあたりは比較的、信号待ちがなく歩けました。
ゴールして
チームでゴールを目指し全員完歩できたのは本当に格別な体験でした。
また、1回目に完歩した時、歩き切ったあとは自宅に帰る気力も体力も残ってませんでしたが、今回は余力を残してゴール出来ました。おかげで、ゴール後にみんなで祝杯をあげることも出来ました。完歩することは目標ですが、自宅に帰れる状態で完歩できるようにすることが大事だなと思います。そして、家に帰ってからのケアも。アイシングとタンパク質の補給が大事と教えていただいたことがあり、その効果か翌日のダメージがほとんどなかったです。これも1回目の時は起き上がれなかったのと比べて全く違う体験でした。
100km歩くというと特別なことのように感じる方のほうが多いと思います。準備をしっかりすれば、大丈夫です。ゴールした時の達成感は格別です。人生に一度はチャレンジしてみてほしいなぁと思います。