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FRJ2025オンデマンド視聴レポート #40
FRJ2025のオンデマンドセッションを視聴しての感想を、ネタバレしない程度にレポートします。
FRJ2025とは?
FRJ2025は、NPO/NGOはじめ、企業、大学、行政、財団などで社会課題解決に立ち向かうプレイヤーが1000人規模で集う、日本最大のファンドレイジングカンファレンスです。国内外の寄付やインパクト投資のトレンドや実務にすぐに役立つファンドレイジングの最新事例を学ぶことができます。
(公式サイトより)
2025年1月18日開催の対面イベントと、2024年12月20日から開催のオンラインイベントのハイブリッドのイベントです。私は、対面イベントのボランティアとして参加するので、オンラインだけエントリーしました。
今回のレポートは、
遺贈寄付をはじめる第一歩の準備 です
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講師は、全国レガシーギフト協会の山北 洋二さんです。
遺贈寄付の受入を検討される非営利組織、公益財団などが、どのような準備をしたらいいのか、何に気をつけるべきなのか、どこから始めるべきなのか、といった疑問に対する基礎知識を学べるセッションでした。
遺贈寄付を受け入れるための基礎知識
遺贈寄付は受入側が計画して発生する寄付ではなく、突然やってくる性質のものなので、まずは受け入れの準備をしっかりとしておきましょうというお話がありました。現金だけであれば特に大きな問題は無いですが、不動産など資産価値がわかりにくいものを遺贈された場合にどうするのか?といった方針を決めておくことや、相談できる専門家とのネットワークを作っておくことが大事だということでした。遺贈は故人の意思を尊重する側面や遺族の気持ちにも配慮する必要があるので、団体内でチームを組んでチームで対応することが必要だと思いました。
感想・学び
私は昨年、日本承継寄付協会の承継寄付診断士の研修を受講しました。その際に遺贈について基礎的なことは学んでいたので、復習の位置付けで改めて知識を確認することができました。遺贈はドナーピラミッドの頂点にある重要な寄付であるものの、なかなか直面する機会がないので、せっかく学んだことが忘れてしまいがちです。その点でも、今回のセッションを視聴できてよかったです。