大雨の中のコンクール🐌
梅雨のファイナルステージですね。
線状降水帯が発生して、福岡も未明から大きな轟きとともに雷雨が続いています。
昨日は娘がはじめてバイオリンのコンクールに参加しました。大雨の中、隣の県のホールまで家族で足を運びました。近くに住む祖父母も駆けつけてくれました。
バイオリンを始めて2年半。はじまりは、いとこの一歳の誕生祝いの時の「選び取り」ゲーム。便乗参加し迷わず「バイオリン」の絵札を取りにいった当時2歳の娘。その後も何かにつけ興味を示していたので、近所に教室があることを知って体験に行ったのが7歳の誕生日の頃でした。
バイオリンは姿勢を取るのも、なかなか難しい。左肩に乗せて弾くのですが、うまくハマらないと肩が痛くなるし、弓を弾くにも、弦を押さえるにも、普段使わない無理な姿勢が求められます。譜読みも慣れるまでは時間がかかり、最初の1年間はなかなか乗っかれず、痛い、などと文句を言いながらも言い出した手前なんとか続けてる、という雰囲気でした。
優しい先生への不遜な態度も目に余り、やりたくないなら辞めようか、という話が家族内で出始めた頃、先生が担当変更を提案してくださいました。育休明けの奥さまへの変更でした。指導は、少し厳しめで、出来ない箇所の宿題もしっかり出されます。口調もハキハキ話されるので、どうかな?と思っていましたが、娘にはハマったようで、段々と練習にも身が入るようになってきました。とはいえ、何度もお尻叩かれて重い腰を上げる練習風景が日常なのは相変わらずですが😅
普段は個人レッスンなのですが、年一回の発表会ではアンサンブルにも参加します。子どもから大人まで、きらきらぼしからエトピリカ、メヌエットなどなど、数回の予行練習をして本番に臨みます。娘はアンサンブルの方が好きなようで、普段より張り切って練習するし、毎回とても楽しんでいます。
今年の発表会では、中級の合奏にも参加し、よくがんばっているからと、初めてのチャレンジコンクールに声をかけて頂きました。
曲目は、リュリのガヴォット(スズキメソード2巻)。正確な音程を弾くこと、リズムを一定に弾くこと、スタッカートとそうでない箇所を確実に暗譜すること、などなどに気をつけながら3か月近く練習しました。
入選するかどうか、のコンクール出場に、発表会ではほとんど緊張を見せない娘もそわそわ。前日、前々日の練習ではこれまで弾けていた箇所に躓き、はじめてのスランプ到来?!同じ教室の子達と本番前のドキドキも共有しながら、みんな実際のステージでは堂々と練習どおりに演奏し、全員無事に予選通過しました👏🏻👏🏻👏🏻
同じ課題曲を弾くので、個性の違いがわかってそれぞれの課題もより明確になります。個評では、もう少しボーイングの力を抜くと、かろやかさを出すことが出来るよ、拍子を意識して身体を使って弾くともっと良くなるよ、とコメントをいただきました。人前で弾くこと、聴いてもらうこと、他の先生の意見も聞けてよい体験でした。
教室の先生も審査員で参加されてましたが、いつも応援してくださって本当にありがたいです。
継続は力なり、の教室で、先生方の気さくで明るく楽しい雰囲気や、音楽推進のパワーと情熱にいつも救われています。
音楽に触れ、聴く力も少しずつ身についてきて、成功体験も失敗体験も糧にして、楽しみながら続けていってくれたらいいなぁと思います。
最近「青のオーケストラ」に、勉強になる〜とハマっている娘です。
願わくば、早く自主練できるようになってほしいな〜。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?