短歌投稿68


冷水を
浴びせる如く
わが思ひ
時に言ふなり
老いたる父に


情けない
父と息子の
もたれ合ひ
亡き母が夢に
現れて責む


親戚と
疎遠になりて
ゆく我か
清しと思ひ
寂しと思ふ


他人に叱られることに今も慣れない。
卑屈になるか、尊大になるかの二択。
すぐ人格を否定されていると感じる。
山月記の主人公の様な繊細さを持つ。
誰も指摘してくれない自分の等身大。
今日も自分を甘やかしながら生きる。

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