革靴教室3日目report
ボナルーカフェ2回目。
今日はタコスを頼んだ。タコスはあまり食べる機会がない。テーブルにはフォークとスプーンがあったが、結局手で食べることに。とっても美味しかった。
アッパーに使う革の染めに苦戦しており、しばらく教室はお休みにしようと思ったが、その間に進められることも多かったようだ。
●木型作成の続き(ポッコリと削りすぎた穴を埋めてもらい、なだらかに修正→ほぼやってもらう)
●ライニング作成
ミシンの使い方を一度仮靴を作る時に教えてもらっていたが、少し忘れてしまっていた。
何度も触って見て覚えよう。
●アウトソールの縁に合わせソールをカットしていく作業。革は4ミリ厚くらい?のものを使用。
この作業、革をカットするだけだからすぐ終わりそう、という私の安易な考えはすぐに崩れ落ちてしまった。
だいぶんと苦戦していて、心が折れかけた。
そしたら先生から「初めてやねんから…」そうだよなぁ、刃物の使い方、手や腕の使い方、体全体の姿勢、全てご指導いただいた。
特に、銀ペンより前方部分は縁に対して垂直に刃物を入れていく、銀ペンより後方部分は少し内側に削っていく。
片足だけで1時間くらいかかったような気がする。
来週はもう片足。
今日、家に帰ってからリンゴを剥く作業をしていて、あっ、手の使い方ってこういうことかぁ…と革ではないが、リンゴの皮剥きで同じような作業に納得していた。
毎日、こんなに大変な作業に立ち向かっている人たち、どうしてひたむきな心で向き合っていけるのか、考えた。私が靴磨きの仕事をしていた時、常にお客様の顔が浮かんだ。目の前のお客さまに喜んでもらえるようにするにはどうすればいいのだろう、試行錯誤しながら、たくさん考えて自分なりに向き合っていた。技術を磨くためにたくさん手を動かした。「暇があったら手を動かしなさい。」私の元上司のお決まり文句でした。
あゝ、だから何もしていない時の自分はなぜか罪悪感を感じるのか…(よくない兆候)
その言葉を、木型の修正でやすり作業をしている時に思い出した。やすり作業が、靴のブラシを使うときととっても似ていて、あ、右腕の筋力落ちたな…めちゃくちゃ疲れるわ…そう考えながら、懐かしさと共に作業を進めた。
次回は、もう片足のアウトソールの縁をカットする作業と、中底の形成です。