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革靴教室 7日目

革靴作りの教室は早くも7日目。4月から通って、6ヶ月目だ。

この日のお昼ご飯は、須磨海岸でサクッとすました。夏休み中のみの営業だった海の家は解体作業がすすみ、海で泳ぐ人々も残暑だからか少なく、のんびりとした真っ昼間だった。暑い。

▼先芯を入れる作業からスタート。

ライニングの革を覆う。

ライニングの革を餃子の革のように軽く軽く吊り込んでいく。可愛い。
アッパーの革を大きくめくってライニングの革の上に十分に濡らした先芯をラックボンドで貼り合わせる。


ドライヤーで乾かしたら釘を抜く
吊り込む時には、釘の位置や数が重要ではなくて、角の線付近に凸があればそれを無くすような感覚で吊り込みを行う。


先生「金槌で革と木型の隙間を無くして「角」を出す。」

釘を倒している最中。釘を倒す作業は案外、自分の思った方向に倒れてくれず、そっちじゃない…と何度か修正した。少しコツがいる。そして何ともお見苦しい。


足の踏まず部分は、特に注意しておいた方が良いかもしれない(一枚革だから?)。1番シェイプがかかっているので、革と木型の隙間ができやすい。

また、チャンなどで作る縫い糸も、蝋引き作業がうまくいかなくて、感慨深い。あれはチャンっていうんだ…と何故か頭の中が犬のチャウチャウでいっぱいになった。

糸作りは後の縫い工程に大きく響いてくるので、慎重に、感覚を研ぎ澄ませる必要がある。
撚りを解くまではできたのだが、それらを薄くする作業なんて、プロの技ではないか…薄くするどころか、短くなった。(ため息)難しいことこそ、要訓練。


一応、糸作りは完成。
あとはすくい縫い作業。

今回の縫い作業が最もパワーのいる作業だと思う(ちゃんとロウが引けていない場合)そして先生が最初から口を酸っぱくして言っていた、「ハンドソーンは難しいぞ」という言葉がこの工程で痛いほどよくわかった。糸作りが後の縫い作業に大きな影響を与える…

家ですくい縫いの課題です。
苦行となりそうですが、頑張ります。

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こうべくつ家
通っている革靴教室です。

https://www.kutsuya-koubou.com/index.html

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