三井不動産から転職。YouTubeをきっかけにスタートアップに入社した26歳社員が語るエイジレスの面白さ
株式会社エイジレスは「年齢によるしがらみをなくす」をコンセプトに、誰もが何歳でも挑戦・何歳でも活躍できる社会を目指すスタートアップ企業です。
エイジレスで、人材紹介事業経験を経て、採用担当として活躍しているのが橋本元樹です。
大企業でのキャリアを捨て、YouTubeでの偶然の出会いをきっかけにエイジレスの門を叩いた橋本。
組織の急成長と共に自身のキャリアも加速度的に伸ばしてきた橋本の原動力と、エイジレスが描く未来像について、じっくりと話を聞きました。
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YouTubeがきっかけでスタートアップの世界へ
───入社のきっかけを教えてください。
名古屋大学の建築学科を卒業後、不動産業界に興味を持ち、新卒は三井不動産株式会社に入社しました。
大学時代から将来は独立したいという思いがありました。そのため、新卒で入社した会社でも、常に「この経験は将来の独立にどう活かせるか」と考えながら働いていました。
三井不動産では、非常に魅力的な仕事をさせていただいたり、新卒にここまで任せるのかというほど、仕事を任せていただいたりとアグレッシブに働かせていただきました。
一方、自分の求めるスピード感やビジネスの手触り感が得られないと感じる部分もありました。そんな時、YouTubeで代表の小出のインタビュー動画を偶然見つけたんです。
エイジレスという会社の将来像や、小出の考え方に興味を持ち、思い切ってInstagramでDMを送ってみたところ「ぜひ話しましょう」と返事をいただき、そこをきっかけに入社させていただく形になりました。
自分とは全く違うタイプの経営陣に惹かれた
───エイジレスを選んだ理由は何ですか?
主に2つあります。
ひとつは創業フェーズに近い若い会社だったこと。
経営陣の人たちから直接知識を吸収できる環境に魅力を感じました。当時のメンバーは3、4人でしたが、自分で起業して会社を成功させた経験があったり、上場企業で取締役経験のある方だったり。
もうひとつは、代表の小出の人柄です。
自分とは全く違うタイプの人間だと感じました。僕はどちらかというと右脳派で感覚的な思考を持ちがちですが、小出は常にロジカルに考え、合理的な判断を下すタイプ。そういう人が作る組織で働いたら、自分も違った角度で成長できるのではないかと思いました。
年齢の常識を覆すやりがいと難しさ
───現在の仕事内容と、やりがいを感じる瞬間を教えてください。
2024年8月からは採用グループへ異動し、新卒、中途採用を主に担当しております。
採用については立ち上げフェーズであり、さらに自身も採用未経験のため日々勉強しております。
以前は人材紹介事業部に所属し、主に二つの仕事を担当していました。
ひとつは転職候補者との面談を行い、適切な求人を紹介するキャリアアドバイザー業務。
もうひとつは、転職候補者の集客に関わるディレクション業務です。
やりがいを感じる瞬間は、企業の常識を覆した時ですかね。
例えば、定年が60歳の企業に59、60歳の方を紹介して採用いただいた時とか。最近は定年が60歳の会社に61歳の方を紹介したら、社内制度を見直し、正社員での採用になりました。このような「ゲームチェンジ」を起こすことに、大きな達成感を感じます。
───仕事の難しさはどんなところにありますか?
転職検討者と雇用側の会社への啓蒙活動が必要な点です。
世の中の動きとしては定年後も働く流れになってきていますが、特に40代後半から50代前半の人は「今の会社にいれば大丈夫」と思っている方が多いなと。でも実際はそうではなく、60歳以降の働き口確保は簡単ではありません。また、同時に企業側も人手不足に悩む中でシニアの採用を積極的に検討していく必要があると考えております。
───そんな中で活かせていると感じるご自分の強みはなんですか?
やり切る力、ですね。
基本的に企業にシニアの候補者の方を紹介すると、まず断られます。そこからが勝負で、じゃあ他の策はないのか、やり切れているのかっていうのは日々見られますね。僕はそういう力を今まで大切にして生きてきたので、強みとして活きていると思っています。
フラットな組織文化が生む多様性と成長
───社内の雰囲気はどうですか?
エイジレスの組織文化は「フラット」という言葉で表現できます。
僕は20代後半ですが、チームには30代前半から40代前半の方がいます。でも、年齢に関係なくフラットに接することができます。
この環境は、僕自身の成長にも大きく寄与しています。
前職の大企業ではそこまで意識することはありませんでしたが、ここでは日々の自分の行動が会社の経営にどうインパクトを与えるのかを日々明確に把握することができます。
これは経営的な視点を持ち、アクションを起こせるという意味で、非常によい成長環境だと思います。
未来を見据えたキャリアビジョン
───今後のキャリアビジョンを教えてください。
将来的には起業し、自らが無理だと言われている社会課題に切り込み、ゲームチェンジを起こしてみたいです。
領域は正直起業するタイミングで市場環境も変わっているでしょうから今は特に定めてません。ただ、メガトレンドである少子高齢化をとらえたビジネスをエイジレスで学び、同じメガトレンドを抑えた中で別領域で挑戦することも面白いと考えてます。
(年齢に関係なく挑戦できる社会を実現することは僕の人生でのメインテーマでもあるので、、、。)
とにかくまずはエイジレスでしっかりとビジネス経験を積みたいと考えています。
エイジレスの理念は「自分事」
───エイジレスの理念をどのように自分の経験と結びつけていますか?
身近な例で言うと、父が小さい頃から「何歳になっても挑戦できる人はかっこいい」と言っていたんです。でも、父が50代半ばになった今、「もういいかな」という感じになってきているんですよね。
小さい頃から挑戦を大事にしていた父が、「定年60歳で引退」という線引きで諦めてしまうのを見て、これは社会構造上の問題だと感じています。
この意味のない線引きをなくせば、みんなもっと挑戦し続けられるはずです。そんな思いで日々の仕事に取り組んでいます。
───この問題に対してどのようなアプローチを考えていますか?
一つは、民間企業がシニアの雇用を促進し、当たり前に70代まで同賃金以上で働ける環境を整えること。
政府主導では限界があるでしょうから、エイジレスのような民間企業が様々な企業へ啓蒙活動をすることは非常に価値があることだと考えています。
もう一つはシニアの方の意識改革をすること。
45〜50代に直接働きかけるだけではなく、20代、30代の方々にもアプローチすることが大切だと思っています。若年世代から両親に伝えてもらうことで、世代を超えた意識改革ができるんじゃないかなと。
新卒採用で求める人材像
─── 新卒採用ではどのような人材を求めていますか?
「これは課題ですね」って言うだけじゃなくて、「どんな解決策があるか」「どんなアクションを起こせるか」を考えて動ける人を求めています。
スタートアップの環境では、そういった主体性が非常に重要だと感じています。新卒でもそういったマインドを持った人材は十分にいると信じています。
エイジレスで働く魅力
───エイジレスで働く魅力はどのようなところにありますか?
社会で当たり前だと思われていることへの違和感を解消していくことに、大きなやりがいを感じています。
例えば、定年60歳という慣習。これって単に昔の平均寿命がそれくらいだったから決められたものなんですよ。今は平均寿命が20年も伸びているのに、なぜそのままなのか。そういった「当たり前」に切り込んでいくのが私たちの仕事だと思っています。それがすごく面白いんです。
───最後に、就活生をはじめとする学生へのメッセージをお願いします。
社会変革に興味がある人は、ぜひエイジレスを検討してみてください。
新卒採用だけでなくインターン採用も随時行なっております。
単なる企業としての成長だけでなく、社会全体の在り方を変えていくという大きなビジョンを持っています。
そんな環境で、一緒に挑戦していける仲間をお待ちしております!
エイジレスでは25〜27卒新卒採用を行っています
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