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早期退職後、もう一度ビジネスの最前線へ。62歳の社員が語る「エイジレスな挑戦」とは

エイジレスな会社にエイジレスな僕がいて、成長中の会社で今までの経験を少しでも活かせたらな、と考えました。

エイジレスは、「年齢のしがらみをなくす」をコンセプトに、多様な世代が活躍できる社会を目指すスタートアップ企業です。

33年間の大手企業勤務・起業・大学での教員経験を経て、今はフリーランスマッチング事業のメンバーとして活躍しているのがエイジレスで働く望月雅之です。

62歳にして新たなキャリアにチャレンジし、若手社員と肩を並べて働く望月。豊富な経験と若々しい情熱を兼ね備えた彼に、エイジレス社と描く未来像についてじっくりと話を聞きました。

望月 雅之 | フリーランスマッチング事業部 
富士ゼロックスを早期退職し、障害者就労支援とeスポーツをテーマに起業。産業能率大学大学院卒(MBA)。横浜国立大学で非常勤教員として大学発ベンチャーの支援を経験。エイジレスのコンセプトに共鳴して2024年7月にジョイン。

33年のキャリアを捨てて新天地へ

───エイジレス社に入社するまでの経歴を教えてください。
私は元々大手企業に33年間勤務しました。そこで様々な経験を積ませていただき、最後は早期退職制度を利用して新たなキャリアをスタートさせました。

実は、会社員時代からずっと起業に興味がありました。
当時、大学院のMBAに通っていて、いろいろな講義を受けて起業してみたいという思いがあったんです。そんなときにちょうど早期退職の募集があって「これは絶好のチャンスだ!」って思って、思い切って手を挙げました。

───退職後はすぐに起業されたんですか?
そうですね、退職後すぐに起業しました。
障害者の就労支援や外国人の人材支援など、社会課題の解決に取り組むビジネスを始めました。長年の会社員生活で培った経験を活かしながら、社会に貢献できる事業を模索していました。

でも…正直に言うと、思うようにはいきませんでした。ただこの経験が今に繋がっています。
起業から少し経った頃、思わぬ転機が訪れました。起業経験のおかげで横浜国立大学から声をかけていただいて、大学の非常勤教員として働くことになりました。

仕事としては、主にベンチャー企業支援を担当しました。学内のビジネスアイディアコンテストを主宰したり、起業を目指す学生や教職員の方々に伴走支援をしたりと、とてもやりがいのある仕事でした。
この経験は本当に貴重でしたね。若い学生たちの斬新なアイデアに触れ、彼らの成長を間近で見守ることができました。自分自身も学ぶことが多かったです。特に、世代を超えたコミュニケーションの重要性を実感しました。これが後にエイジレスでの仕事に活きてくることになりました。

───エイジレスとの出会いはどのようなものだったのでしょうか?


大学での仕事は充実していたんですが、3年経った頃、もう一度ビジネスの最前線に立ちたいという思いが強くなってきたんです。「週2勤務ではなく、もっと働きたいな」とか「もう1回ビジネスの世界でチャレンジすることないかな」って考えていたときに、エージェントに登録したんです。そこでエイジレス社のことを知りました。

経営陣の方とも入社前にお会いする機会があって、経営理念やエイジレスというコンセプトに深く共鳴するものがありました。60歳を過ぎてITの世界で再チャレンジしたいと思っていたところに、機会を与えていただきました。
エイジレスな会社にエイジレスな僕がいて、成長中の会社で今までの経験を少しでも活かせたらな、と考えました。

───エイジレスに対して、どのような印象を持たれましたか?
人材紹介という会社の仕組みの中でエイジレスというキーワードで、特にシニア・ミドルの人に注目して、かつIT業界でというところで、目のつけどころはすごくいいなと思いました。

実は今でも時々、友人がやっている人材紹介会社で外国人の方の就労支援を手伝っているんですが、需要と供給のタイミングが合わず、仕事があっても人材がみつからないとか、逆に人材が余剰の時に仕事がないとか、そういうことになりがちなんです。

でも、エイジレスが参入した市場は人手がすごく少ないし、有効求人倍率が10何倍もあります。年をとっても活躍できるところはすごくいいなと思いました。

それに、社会貢献的なイメージもありました。お金儲けるというのだけが目標じゃなくて、そういう社会を作りたいっていうビジョンに共鳴する部分がありまして。

エイジレス社のコンセプトは、単に高齢者の雇用を増やすというだけでなく、年齢に関係なく能力を発揮できる社会を作るという、より大きなビジョンを持っているように感じました。これは僕自身の価値観とも合っていて、非常に魅力的だと感じたんです。

非活性化ユーザーの顧客化業務とは?

───現在のお仕事内容について教えてください。
現在、僕はフリーランスマッチング事業部で働いています。エージェントの方が求職者と各企業からの人材要望のマッチングをしているんですが、私は他の人たちとちょっと違う役割を担っています。

平たくいうと、非活性化ユーザーの顧客化みたいなミッションを持っています。一度名刺交換とかメールでやり取りをした記録が会社のメールのログにガーッと残っています。それを担当者が頻繁に接触している方以外の担当者の名前やアドレスを調べて、その人たちに興味を持っていただけるようにマーケティング施策、主にメールマーケティングを仕掛けるのが僕のミッションになっています。

この役割は主に私一人で担当していますが、マネージャーの方と二人三脚でやっているような感じです。年齢や経験を活かして、新しい価値を生み出す仕事に挑戦しています。

───エイジレスで働く中で、特にやりがいを感じる点はありますか?
やはり、年齢に関係なく能力を発揮できる環境があることですね。エイジレスでは本当に年齢のしがらみがないんです。

例えば、フリーランスマッチング事業部にいるリーダーの一人は、インターンから上がってきてリーダーになっています。大きい会社だとリーダーになったり部下を持ったりするのに10年、15年とか普通にかかっちゃったりするんですが、ここでは若いうちから責任ある立場を任せてもらえます。

僕自身、62歳でこの会社に入って若い人たちと一緒に仕事をしています。エイジレスというコンセプトが、上の方だけでなく下の方でも実現できているんじゃないかな。これは本当にすごいことだと思います。

それに、久しぶりに「数字を追いかける」みたいなことをしています。プレッシャーとなりつつも結構面白いなと感じています。何かしらのKPI(具体的な目標や成果指標)を達成したり、チームの目標に向かってみんなで頑張るのは、それなりのやりがいや達成感がありますね。

前職では典型的な総合職として育てられて、最初は営業で入って、次が人事、子会社出向を経て戻ってきたら新規事業開拓やマーケティング事業企画など、様々な経験をしました。

今のエイジレス社での仕事も、そういった経験を活かしながら新しいチャレンジができるので、日々学ぶことがたくさんあります。そういう意味では、成長の機会は大いにあると思いますね。会社に来るのが楽しいです。

───前職との関連性や違いは感じますか?
エイジレスはマーケティングの面でも新しい挑戦ができて楽しいですね。以前勤めていた会社は、長い歴史と安定した収益を持つ大企業で、マーケティング活動にもたくさんの予算をかけることができました。そこでは、大規模なキャンペーンや広告活動など、様々な取り組みを経験させてもらいました。

一方、エイジレス社は新しいスタートアップ企業です。以前は製品を作って販売する会社だったのに対し、エイジレスは人材サービスを提供する会社です。この全く異なる環境に身を置くことで、毎日新しいことを学んでいます。

大企業とスタートアップ企業、それぞれの良さを知ることができて、新しい視点を得られているんです。こういった意味で、僕自身もまだまだ成長できる機会がたくさんあると感じています。

20代も60代も平等に活躍できる職場

───望月さんから見て、エイジレスの強みはどこにあると思いますか?
まず、新卒にも年収500万円ぐらいのオファーをしているところですね。自分の給与面を考えても年齢問わず公平、エイジレスというものを体現しているポイントです。

それと、若い人たちにも早くから責任ある仕事を任せているところです。事業を任せたり、リーダーポジションを任せられたりと、かなり若い年齢のうちから機会を与えられています。

また、コミュニケーションがしやすいところも強みだと思います。
経営陣がすごくそういうことに気を使っていて、例えば月に1回、「部門をまたがってランチを会社のお金で取りましょう」など、「経費の一部を補助するから皆で飲みに行ってきて」のようなことをすごく一生懸命やっています。

単純に素晴らしいなと感じています。

───お知り合いやご家族にエイジレスの仕事をどうやって説明していますか?
家族に「何の仕事してるの?」と聞かれたら、「まあ、人材紹介の仕事だよ」としか話していません。笑

一方で、昔の仕事の仲間とか先輩後輩に「何してんの?」って言われたら、そのエイジレスっていう年齢のしがらみないところで働いているということと、そのコンセプトみたいなものをちらっと話したりしています。Facebookに投稿したりもしていて、それに「いいね」みたいな反応をもらったりしています。

まあ、そういうコンセプトを説明して、ネガティブに捉える人というのはほとんどいなかったと思います。エイジレスというコンセプトは、説明すると多くの人が良い反応を示してくれるんですよね。

エイジレスで描く理想のセカンドキャリア

───望月さんの今後の目標や展望を教えてください。
そうですね、具体的には今やっているような新しいマーケティング手法を確立して、かつ日々の業績に貢献していきたいと思っています。今、僕に課せられているのは、それを実現するために何かベターな手段を見つけ出して、仕組み化・システム化することだと考えています。

今やっているメールマーケティングの手法を、まずはスケジュール化とか仕組み化すること。そして、そこから毎月毎月見込み客が出てくるぐらいのところまで精度を上げるというのが、今やるべきことかなというふうに思います。

一方で、本当にベンチャーならではで人手がめちゃくちゃ足りないし、優先順位がすぐに変わったりすることもあるので、日々の仕事にも柔軟に対応していく必要がありますね。

───最後に、これから社会に出る学生へのメッセージをお願いします。
エイジレスは本当に年齢に関わらず、機会を提供していただけるんです。例えば、大学新卒で入ってきても、嘘偽りなく責任のある仕事を任せられるかもしれないし、成果が上げればすぐリーダーになるかもしれません。
その意味で、成長機会を求めるのであれば、大企業で大事に育てられるよりも、よっぽど刺激的な経験ができると思います。

また、将来起業したいと考えている方にもおすすめです。終身雇用は皆さん信じていないと思うから、自分のスキルアップを目指したい、将来は起業したいと思っているのであれば、エイジレスは実力を見込んだ給与と仕事を与えてくれるので、すごくいい環境だと思います。

それに、ITで稼げるスキルを持っている方は、60歳を過ぎても年収1000万、2000万円なんていう人がゴロゴロいるんです。我々が日々接しているITで固有のスキルを持っていて月100万、150万、200万取る人は、単純にすごいなと思いますし、その方達が働ける限り働きたいって思うのはある意味当然かなと思います。

ですから、若いうちからITスキルを磨いて、長く活躍できる土台を作ることは大切です。エイジレス社はそういった長期的な視点でのキャリア形成をサポートしてくれる環境が整っていると思います。

エイジレスで一緒に働きましょう!

エイジレスは文字通り社内もエイジレスな環境です。ぜひ弊社のミッション、ビジョンに共感いただける方をお待ちしております!

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