過去の私の作品⑱

時々、自分が何にもがいているのかわからないままでも、そこに佇むしかない時がある…。
ふと気付くと私が埋もれているのは、言葉になる前のバラバラの切れ端たち…。
あとからあとから舞い落ちる言葉の粒はやがて重みを持ち、深みを増し、言葉となって流れてく。
「これだ」と思える言葉をとどめておくには、心に書き留めておくことしかない。
そうしなければ、あっという間に流れ、忘れてしまうのだ…。
時の経つのを忘れて、言葉集めをしなくては…。
自分の中に留めておこう。忘れてしまう前に、
見失わないうちに…。


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